世界有数の観光都市であるロサンゼルスには、ハリウッドやビバリーヒルズなどの観光スポットが充実しており、リゾート気分を味わうことができるロングビーチも人気スポットの一つ。
今回はそんなロングビーチとロサンゼルスの中心地であるダウンタウンを結ぶ交通機関、メトロレールのブルーラインをご紹介します。車社会でありながら、バスや電車などの公共交通機関が充実しているロサンゼルスで観光する際は、メトロレールは必須の移動手段となっているので、ぜひご参考ください。
目次
ロングビーチへのアクセスが便利！ロサンゼルスのブルーラインについて
1.ブルーラインについて
メトロラインの中では最も古い路線になるブルーラインは、1901年から運行されていた車体が赤く塗装された路面電車であるレッドカーが前身となっているメトロレールで、ロサンゼルスのダウンタウンとロングビーチを結ぶ路線となっています。
終点は近代的な地下鉄となっているダウンタウンの「7th St/Metro Center駅」となっており、レッドラインやパープルライン、エクスポライン、シルバーラインと接続できます。シルバーラインはメトロバスなので、地上に出てバス停で乗り換えになります。
なお、乗り換えをする際は路線ごとに料金がかかるため、乗車券であるtapカードをかざして通過する必要があります。ブルーラインはほとんどの部分を地上で、路面電車のようになっているところも多く、車道を走る際は警笛を鳴らしながらゆっくりと進みます。
2.ブルーラインの雰囲気
ブルーラインの駅のほとんどは、改札がない無人駅となっているため、のんびりとした雰囲気が漂っています。無人駅の場合はホームへの入り口のところに設置されている自動券売機でtapカードを購入またはチャージし、かざします。
駅には駅員もおらず、ブルーライン内でも車掌が頻繁に見回りに来るわけでもありませんので、無賃乗車ができそうな状況ですが、当然ながら無賃乗車は犯罪ですので絶対にやめましょう。もし無賃乗車が発覚してしまった場合は、罰金の他に無償で道路の清掃や草刈りなどのボランティアを課されるコミュニティーサービスをしなければいけません。
3.ブルーラインの停車駅について
ブルーラインは「7th St/Metro Cente駅」を出発し、南方の港湾都市「Long Beach駅」までを結ぶ路線となっています。ロサンゼルスのダウンタウン内にいくつも停車駅がありますので、ダウンタウン観光にもおすすめの路線です。なおロサンゼルスのダウンタウンからロングビーチまではブルーラインで約1時間程度の移動時間となっています。
「Long Beach駅」にはトランジット&ビジターインフォメーションがあり、ここでさまざまな情報を手に入れることができるため、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。接続するローカルのバスなどのチケットもここで購入することができます。
◎まとめ
いかがでしたか？ロサンゼルスの主要交通機関であるメトロレールの中でも、ダウンタウンからロングビーチまでを結んだブルーラインは観光客にも大変便利な路線となっています。地上の道路を路面電車のように走り、景観を楽しみながら移動することができるのも魅力的です。ぜひ、ロサンゼルス観光の際は、今回ご紹介した記事を参考にしてブルーラインを利用してみてくださいね。
