日本人と縁が深い町がここに!ロサンゼルス/サウスベイのガーデナを紹介

画像出典:kennejima

日本人と縁が深い町がここに!ロサンゼルス/サウスベイのガーデナを紹介

北米で一番日本人の割合が高いと言われるガーデナ。歴史的にも日本人が移り住み、現在に至るまで独自の風土を作ってきました。ロサンゼルスといえば、ハリウッドやダウンタウンなど太陽に照らされたアメリカを期待しますが、観光していると日本が懐かしくなることもありますよね。

そんなときにサウスベイ地区にあるこのガーデナを訪れば、ほっと落ち着くのではないのでしょうか。このたびはそんなガーデナの町をご紹介しますよ!

目次

日本人と縁が深い町がここに!ロサンゼルス/サウスベイのガーデナを紹介

1.サウスベイにあるカーデナってどんな町

出典: Yongho Kim

サウスベイ地区にあるガーデナは、第二次大戦前から日本人の割合が北米で一番多い都市です。19世紀末に鉄道が通ったことで不動産ブームが過熱。またイチゴ産業が盛んなため、現在でも毎年5月にイチゴの日パレードが行われています。

日系アメリカ人はガーデナの歴史のおいて大きな役割を果たし、結果として多くの日本企業が進出。今でも日清食品の工場があります。日本人駐在者も多数いることから、日系のお店が集まったモールもあるほどです。ブックオフやアジの開き、神戸牛が売っているスーパーもあり、日本人が住むには本当に便利な場所です。

2.ガーデナで開かれるお盆祭り

日本人にゆかりの深いガーデナ市では、90年前に開かれたお盆祭りが浄土真宗のお寺で盛大に開催されています。お寺の発表では、毎年2日間にわたって2万人近い来場者が来るとのこと。お寺の境内では、かき氷やお団子、スパムむすび、お寿司、ホットドックなどバラエティに富んだ屋台が並び、和太鼓の演奏やビンゴ大会も行われるなど盛況ですよ。もちろん現地のアメリカ人も大勢参加。子供たちは浴衣を着たりと毎年この大会を楽しみにしています。

会場となるお寺(ガーデナ仏教会)は1920年代に日本人移民の協力で創立。仏教は終戦後も信教の自由から、アメリカでも多くの信者を獲得しています。サウスベイ地区最大級のお祭りである本祭り、寺院周辺の通りを通行止めにするなどその見物客は年々増加傾向にあります。

3.ガーデナの日本人を支えるマルカイマーケット

アメリカで初の日系会員制スーパーマーケット。ロサンゼルスの日本人、日系人の生活を支えてきた老舗のスーパーです。会員制のため割安で日本の食材を提供しています。会員費は年10ドル、会員でない人も1ドルの支払いで買い物が可能。薄切り肉などアメリカでは見かけない食材もあるため、自炊する方には非常に便利です。

店内は所狭しと商品が陳列。化粧品や生活雑貨、象印など日本ブランドの家電まで充実しています。日本食のフードコートも完備。ラーメンやうどん、焼き鳥など持ち帰りも可能です。「天下とり」という唐揚げ屋さんの定食が好評です。ハンバーガーやホットドックに食傷気味という方はこちらがおすすめですよ。

4.ガーデナはサウスベイのラーメン激戦区!

日本人在住者が多いサウスベイ地区のなかで一番のラーメン激戦地といわれるガーデナ市。日本食のレベルの高さはラーメン屋のおかげ!といわれるほどの名店揃いです。博多ラーメンの「新撰組」やマルカイマーケットのなかにある「とらじ」、山盛りチャーシューが圧巻の次郎系「ラーメンシャック 匠家(※写真)」などバラエティも豊富。日本と遜色がありません。

もちろん、ラーメン以外の日本食も充実。回転寿司屋の「がってん寿司」は旬な素材にこだわり握りたての寿司をその場で堪能できます。サウスベイ地区で一番と名高いお寿司屋さんといえば「寿司の勘八」。本格的な寿司屋スタイルなので少し狭いですが、繊細な日本のお寿司を提供してくれます。予約をしたほうが良いかもしれません。

◎まとめ

ブックオフに唐揚げや本格的なお寿司、日系会員制スーパーなど、ガーデナにいれば、求める日本のものは大抵揃ってしまうのではないでしょうか。この他にも日系の歯医者さんや「てもみん」など緊急時やリラックスしたいときに便利なショップが満載です。長らく日本人が住みついただけに、そこにある空気もどこか安心できるものがあるかもしれませんよ。おいしいラーメン屋やスーパーなど、ふと恋しくなったら寄ってみてはいかがでしょうか。

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