名称:Merkato
住所:1036 1/2 S Fairfax Avenue, Los Angeles, CA 90019
公式・関連サイトURL:http://merkatorestaurant.com/
アメリカは「人種のるつぼ」や「人種のサラダボウル」といわれ、ロサンゼルスにも世界のさまざまな国から移民がやってきます。そして、多くの大都市にチャイナタウンやコリアンタウンなど各国のコミュニティーエリアが形成されていきます。
ロサンゼルスのウェストサイドにも多くのエスニックエリアがあります。今回はそのうちの1つ、「リトルエチオピア」をご紹介します。エチオピアというと、アフリカにあるのは知っているけど今ひとつイメージがわかないかもしれません。世界で最も古い独立国の1つとされ、公用語はアムハラ語です。
エチオピア料理は、インジェラと呼ばれるクレープ状の主食で、肉やスパイスをくるんで食べるスタイルが一般的。ほかにもクックル(エチオピア風スープ)やトゥプス(焼肉・炒め肉・干し肉)といった郷土料理が人気です。
場所はロサンゼルスのウェストサイド、ハリウッドの中心となるハリウッドブールバードから車で約15分ほどの、サウス・フェアファックス・アベニューにあります。約200mほどのサウス・フェアファックス・アベニューの両サイドに、エチオピア料理のレストランやエチオピア輸入店などが点在し、この通りだけアフリカのエキゾチックな空気が流れ、異国の雰囲気が漂っています。
それでは、リトルエチオピアの見どころをご紹介しましょう。
目次
ロサンゼルス観光でエチオピア料理を!ウェストサイドのリトルエチオピア
1. メルカト
リトルエチオピアのサウス・フェアファックス・アベニューの両側には多くのエチオピア料理店が立ち並んでいますが、なかでもとくにおすすめなのが「メルカト(Merkato)」です。
お皿代わりにインジェラを敷いて、その上にお肉や香辛料のソースなどがきれいに盛り付けされます。お肉はビーフかラム、またはチキン。海のない内陸国のエチオピアらしく、フライにした川魚を添えたものもありますよ。
夜遅くまで開いているのも嬉しいところ。ただし人気店なので、ピーク時に訪ねたいときは予約をしていくことをオススメします。
2. ロザリンズ
お店の雰囲気を重視するなら、メルカトの隣のロザリンズがおすすめ。テラス席やバーカウンターもある落ち着いたレストランで、ゆっくりとエチオピア料理を味わうことができます。かといって決してお堅いわけではなく、フレンドリーなエチオピアの人たちに囲まれて、楽しく食事が進みますよ。
メニューも豊富で、ベジタリアンからちょっと変わった肉料理にチャレンジしたい人まで、幅広く取りそろえられています。コストパフォーマンスや店員のサービスも良いと評判の、リトルエチオピアの名店の1つです。
名称:Rosalind's
住所:1044 S Fairfax Ave, Los Angeles, CA 90019
公式・関連サイトURL:http://rosalindsethiopianrestaurant.com/
3. ピーターソン自動車博物館
リトルエチオピア近くの観光スポットとしては、ピーターソン自動車博物館があります。世界最大級の自動車博物館の1つで、リトルエチオピアから一本道を5分ほど歩いたところにあります。
訪ねてみてまず目を引くのが、2015年にリニューアルされたばかりの建物。マーブル模様のようなステンレスの外套のすき間から真っ赤な本館外壁がのぞいていて、まるで冷え固まりつつある溶岩のような鈍い輝きを放っています。
館内はとても広々としていて、さまざまな時代や種類の自動車が勢ぞろいしています。クラシックカーやスポーツカーはもちろんのこと、『007』のボンドカーや『バットマン』のバットモービル、さらにはトヨタの2000GTなどもありますよ。自動車愛好家はもちろんのこと、小さな子供でも楽しく見学できるでしょう。
名称:Petersen Automotive Museum
住所:6060 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA 90036
公式・関連サイトURL:https://www.petersen.org/
4. リトルエチオピア文化・教育資源センター (LECRC)
リトルエチオピアの料理店やショップに囲まれた一角に、「リトルエチオピア文化・教育資源センター(LECRC)」があります。ここではエチオピアの公用語であるアムハラ語や民族舞踊、アート、エチオピア料理などのカルチャー教室が開かれています。
ほかにもさまざまなイベントや催しが行われていて、エチオピアの人たちとのコミュニケーションの場となっています。エチオピア移民の子供も、アメリカに住むことで母国語を話す機会が少なくなるため、このようなセンターでアムハラ語の読み書きなどを勉強しているそうです。
エチオピア料理を満喫する前や後に、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
名称:the Little Ethiopia Cultural & Resource Center (LECRC)
住所:1037 South Fairfax Blvd Los Angeles, CA 90019
公式・関連サイトURL: http://www.lecrc-la.com/
◎まとめ
ロサンゼルス・ウェストサイドの隠れた名店街リトルエチオピアをご紹介しました。リトルエチオピアの料理店はどこも人気なので、訪ねる時間が決まっているならぜひ予約を取っておきましょう。
ロサンゼルスにいながら、まるでアフリカにいるような気分になるリトルエチオピア。少し珍しく、そして、少し辛いエチオピア料理が楽しめ、エチオピア輸入品店では音楽Cやアムハラ語の本、スパイスなどが購入できますよ。