ロサンゼルスで本場MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)を楽しもう!

画像出典:森天/PIXTA(ピクスタ)

ロサンゼルスで本場MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)を楽しもう!

ロサンゼルスにはアメリカの4大スポーツを代表するチームが多数あります。MLBにはロサンゼルス・ドジャースとロサンゼルス・エンジェルス・オブ・アナヘイムの二つのチームがあり、共にロサンゼルスを本拠地にしています。ここでは日本人にも馴染み深く、人気が高い両チームを紹介します。

目次

ロサンゼルスで本場MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)を楽しもう!

1. ロサンゼルス・ドジャース

ドジャー・スタジアムを本拠地としているロサンゼルス・ドジャースは、ナショナルリーグの西地区に所属していて、ワールドシリーズ優勝6回、リーグ優勝21回と、毎年優勝争いを繰り広げるMLBの強豪チームです。かつてはメジャーリーガーのパイオニアとなった野茂英雄投手をはじめ石井一久投手、黒田博樹投手、現在は前田健太投手など数多くの日本人プレーヤーが活躍し、日本には非常に馴染み深い球団でした。現在でも多くの日本人が観戦に訪れています。

2. ドジャー・スタジアム

出典: commons.wikimedia.org

ドジャー・スタジアムは、1962年にロサンゼルスのダウンタウンの高台にオープンしたロサンゼルス・ドジャースのホームスタジアムで、MLBの球場ではボストンのフェンウェイ・パーク(1912年)、シカゴのリグレー・フィールド(1914年)に次いで古いもの。最近のMLBの球場では珍しくなった、センターラインを中心にフィールドが左右対称になっている数少ないスタジアムの一つですよ。観客は56000人を収容することができ、MLB屈指の客席数を誇っています。バックネット以外にはネットがないので開放感があり、見やすいのも嬉しいですね。他のスタジアムより選手たちとの距離を近く感じることができ、臨場感あふれるプレーに心躍らせましょう。

スタジアムでは一日数回グラウンドに降りたり、ロッカールーム、ブルペンなどを見学することができるツアーが開催されています。ツアーは約90分ほどで普段は立ち入ることのできないスタジアムの裏側を観ることができ、ドジャーズファンならずとも試合観戦とは違った形で楽しむことができますよ。売店では様々な軽食が販売されていてメニューも充実しています。中でも「ドジャー・ドック」は人気の名物グルメで、パンからはみ出すほど大きなソーセージが魅力で食べごたえのあるホットドッグです。MLB全スタジアムで販売されているホットドッグの中でも一番販売数が多く、歴史も古く、最も有名なので、ドジャー・スタジアムを訪れた際には是非食べておきたい一品ですね。

3. ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム

「ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム」はアメリカンリーグの球団拡張によって1961年に誕生し、アメリカンリーグ西地区所属の球団です。プレーオフには進出するものの、なかなかリーグ優勝を手にすることができずにいましたが、2002年のプレーオフにワイルドカードで進出すると、勢いに乗って勝ち上がり悲願のワールドチャンピオンに。以降積極的な大型補強などを行い、リーグ屈指の強豪チームとなりました。古くは長谷川滋利投手、近年は晩年の松井秀喜選手や高橋尚成投手が在籍していて、日本ではロサンゼルス・エンゼルスとして名前が浸透している人気球団です。

4. エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム

「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」は、1966年にできた野球場でアメリカン リーグでは古い部類に入ります。この球場は左右非対称になっていて、左中間に比べて右中間が狭くなっていますが、ライトフェンスが非常に高くなっているため、左のホームランバッターには不利な球場といわれています。観客収容数は約45000人です。

バックネットは張られていますが、内野席にはフェンスがなく、選手の動きがよく観ることができます。エンゼルスの選手がホームランを打つと、センター後方の岩の滝から勢いよく炎が噴き上がり、花火も打ち上げて観客を盛り上げてくれます。6回以降、エンゼルスが同点か負けているときに「ラリーモンキー」という人気者のサルがスクリーンに映し出され、球場の雰囲気が一変します。かつてこのサルが登場すると、不思議と逆転勝利をすることから縁起を担ぐ意味もあり、現在は球場名物としてすっかり定着しました。

◎まとめ

鳴り物に合わせて応援歌を歌う日本のファンと違い、アメリカのファンは比較的静かに観戦を楽しみます。日本での試合観戦との雰囲気の違いを感じることができるでしょう。試合前の国歌斉唱や7回裏の前に観客みんなで歌う「Take Me Out to the Ball Game」は本場MLBを観戦していることを実感できる瞬間です。ボールパークに行けば地元のファンと一緒に日本のプロ野球とはひと味もふた味も違ったエキサイティングなボールゲームを堪能できます。ロサンゼルスに行った際は、スタジアムに足を運んで本場MLBを楽しみましょう。

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