アメリカ第2の都市、ロサンゼルス。西海岸における商業・金融の中心として発達した都市ですが、その一方でハリウッドやディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオなど多くの観光資源を有することから、観光客にも大変人気があります。そんなロサンゼルス空の玄関口が、ロサンゼルス国際空港。今回は初めてロサンゼルスに降り立つ人でも、安心して楽しく利用してもらえるようロサンゼルス国際空港をご紹介します。
目次
アメリカの西の玄関口！ロサンゼルス国際空港をご紹介します
1.ロサンゼルス国際空港の概要
航空旅客数では全米第3位、世界でも第6位にランクインするロサンゼルス国際空港。日本から米国本土への直行便でも、最も便数の多いのがこのロサンゼルス国際空港発着の便です。ターミナルが9つあり、各旅客ターミナルには1～8までの番号が付けられてU字型に配列されており、3と4の間に設置されている国際線専用のトムブラッドレー国際線ターミナルを加え、全部で9つとなります。また、各ターミナルとも、1階が到着ロビー（入国審査、荷物受取り等）、2階が出発ロビー（チェックイン等）に分かれているのは共通です。
2.主なターミナルと利用エアライン
出典： Alan Wilson (CC BY-SA 2.0)
ロサンゼルス国際空港では9つのターミナルにはそれぞれ決められた航空会社の便が発着しているので、自分の乗るフライトがどのターミナルに着くのかをあらかじめ知ることができます。ターミナル4～8まではアメリカの航空会社の専用ターミナルとなっています。
米系航空会社を利用して日本とロサンゼルス国際空港を往復する場合は、アメリカン航空ならターミナル4、デルタ航空ではターミナル5、ユナイテッド航空はターミナル6を使うことになります。トムブラッドレーターミナルは米系以外の国際線専用なので、ANAやJAL、あるいは日本からの直行便を運航するシンガポール航空などは全てこのターミナルから発着します。
3.ターミナル間の移動方法
出典： PerryPlanet (CC BY-SA 3.0)
日本からロサンゼルス国際空港を経由して乗り継ぎを行う場合は、ターミナル間を移動する必要があります。移動は徒歩でも可能ですが、9つもターミナルがあるロサンゼルス国際空港では最も離れたターミナル間を移動するには30分以上歩くので、無料のシャトルバスを利用するのが便利。
シャトルバスは、各到着ロビーの外にあるLAX Shuttle Airline Connectionsと書かれた青色の看板の下から乗ることができます。およそ10～15分間隔で24時間運行、約30分で空港内を一周します。但し、トムブラッドレー国際線ターミナルに到着して近くのターミナル3、4、5に移動するような場合は、徒歩で行く方が早くて便利です。
4.ロサンゼルス国際空港から市内への交通
出典： Frederick Dennstedt (CC BY-SA 2.0)
ロサンゼルス国際空港に到着して市内へ向かうには、タクシー、電車、フライアウェイ（リムジンバス）、乗り合いシャトルバンなどいくつかの方法があります。それぞれ一長一短があるので、各自の都合に合わせて選びましょう。但しこの中で電車だけは、運賃が安いと言う利点はあるもののロサンゼルス国際空港に直接乗り入れておらず、時間もかかるので余りお勧めできません。
最も早いのは、料金が一番高くつきますが、タクシー（市内まで約30分）。次は時間と料金のバランスが程よいフライアウェイ。ユニオン駅と空港間をノンストップで45分で結びます。少し離れたディズニーランド方面に行くには、乗り合いのシャトルバンを利用すると大変安く行くことが可能です。
◎まとめ
アメリカの西の玄関口とも言えるロサンゼルス国際空港をご紹介しましたが、いかがでしたか。年間5000万人以上が利用する巨大空港なので、ここで飛行機を乗り継ぐ場合、初めての人は事前に良く予習しておく事をお勧めします。又、日本からの場合は、必ず一旦荷物をピックアップする必要があるなど、乗り継ぎには時間を要することを頭に入れておきましょう。
