ロサンゼルスのウエストサイドエリアで食べたい人気のファストフード

画像出典:Olga Nayashkova

ロサンゼルスのウエストサイドエリアで食べたい人気のファストフード

ロサンゼルスのウエストサイド方面で有名な町といえばハリウッド。ハリウッド・ブルーバード(Hollywood Boulevard)と呼ばれる大通りは、ハリウッドを象徴する場所のひとつです。映画俳優の名前が書かれた赤い星が歩道に埋め込まれていて、ついつい下を向いて歩いてしまいます。他にも青い海が美しいリゾート、サンタモニカも外せません。

非日常的な空間が楽しめるウエストサイドで、アメリカの日常を感じることのできるファストフードを味わってみませんか?今回紹介するファストフード店は3店がチェーンですが、どれも日本未進出で試してみる価値ありです。

目次

ロサンゼルスのウエストサイドエリアで食べたい人気のファストフード

1. ハリウッド定番のファストフード「Hollywood Burger」

目抜き通りのハリウッド・ブルーバードを東に進むと見えるHollywood Burger(ハリウッドバーガー)は、スタイリッシュなスポーツバーといった趣き。オリジナルグッズも販売しているカウンターで注文と会計が済むとベルが渡されます。席に座って待っていれば、ものの数分でベルが鳴り出来立ての商品を受け取りに行くことができます。

Hollywood Classic Burger はスタンダードな一品。パテに使われている牛肉は地元のものを使い、冷凍保存はしていません。レッドオニオン、トマト、レタスと 味の決め手になるソース"Hollywood Secret Sauce" が入っています。熱々ジューシーなパテと新鮮な野菜をふわふわの柔らかいバンズが優しくまとめます。

The Vip Bacon Cheeseburger は、VIPとつくだけあってお値段もちょっとお高め。Hollywood Classic Burger の具材にとろとろのチーズとリンゴの木でスモークしたベーコンが加わり、ボリューム満点です。バーガー自体の大きさはそこまで大きくないので、女性でも安心して食べられます。

サイドメニューの Tater Tots も名物の一つ。Tater Tots はアメリカではメジャーな存在で、すりおろしたジャガイモを小さく丸めて揚げたものです。Hollywood Classic Burgerでは、四角い紙の器に山盛りにして提供され、チリソースとチーズをトッピングするのが(Tater Tots with Chili and Cheese)おすすめです。カリカリの香ばしいジャガイモにピリッと辛いソースとチーズの旨味がよく合って病みつきになります。

2. 野菜が摂れるファストフードなら「Jersey Mike’s Subs」(ハリウッド)

1956年創業のファストフード店Jersey Mike's Subs(ジャージー・マイクス・サブス)はニュージャージー州でマイクさんが始めたサンドイッチ店。ハリウッドにも店を構え、店内は古き良きアメリカの趣です。日本だと「サブウェイ」で食べられる「サブマリンサンドイッチ」を提供していて、細長いふかふかのパンに具材をたっぷりと挟むスタイルが基本です。

Jersey Mike's Subsでは、各店舗で毎日パンを焼くという手の込みよう。ローストビーフはアンガス牛を使用してお店で手作りしています。毎朝届く新鮮野菜がカウンターに用意されていて、山盛りのトマトは色鮮やか。更に嬉しいのは、チーズやハムは客の目の前でスライスしてパンに挟んでくれること。

パンの大きさはMini/Regular/Giantの3種類。日本人女性ならRegularでも大きいかもしれません。MiniはRegularの半分サイズです。

メニューは、火を通さないサンドイッチ「Cold Subs」 が14種類。パンに具材を挟んでから火を通す「Hot Subs」が13種類あります。Cold Subsのひとつ「#3 The American Classic」には薄切りのアメリカ産ハムとチーズがあふれ出んばかりに挟まれています。薄切りトマト、玉ねぎ、千切りレタスもたっぷりで、野菜の食感もしっかり楽しめます。Hot Subsなら「#31 California Chicken Cheese steak」が◎。加熱してとろけたチーズとマヨネーズがチキンをまろやかに包み込みます。

3. おしゃれに楽しむファストフード 「Mod Pizza」(ノースハリウッド)

2008年シアトルで創業したファストフード店Mod Pizza。そのチェーン店がノース ハリウッドにあります。ハリウッドから北へ離れたこの地域は「the Noho arts district」と呼ばれ、今注目のアートなスポットです。そんな雰囲気に溶け込んだ、Mod Pizzaノースハリウッド店はBGMにこだわっていて、ホームページのプレイリストで聞くことも可能です。

店内には香ばしいピザの香りが漂い、壁に目をやれば洒落た写真がたくさん。ピザ店ですが様相はまるでカフェです。

肝心のピザですが、サイズは3種類で標準は「Mod - 11" Pizza」という直径約28cmのもの。驚きは30種類以上のトッピングで、どれだけ選んでもお値段が変わらないというシステムです。チーズだけでも6種類あり、モッツアレラやゴルゴンゾーラ等のナチュラルチーズから、「dairy-free」という乳成分を含まないチーズまであります。野菜は16種類。日本ではなかなか見ないアーティチョークや、香り高い生ローズマリーなど、どれを選ぶか迷います。

ピザ生地は大きなガスオーブンで加熱するため、ものの数分で焼きあがります。クリスピータイプの生地は表面がサクサク&中もっちり。具材によって加熱時間を調整するので火が入りすぎず、例えば鶏肉はジューシーに仕上がります。

4. 日本人が手掛けたファストフード「Japadog」(サンタモニカ)

ウエストサイド、サンタモニカの埠頭で気持ちの良い海風を感じながら頬張る和風ホットドッグはいかがですか?お店と言ってもタイヤのついた小さな移動式の店舗ですが、このユニークなホットドッグを求めて人が集まってきます。

2008年にバンクーバーで日本人夫婦が始めたこのファストフード店は、少しずつ拠点を増やしアメリカ、カリフォルニアにも進出しました。店員は日の丸を思わせる赤いユニフォームに身を包み、せっせとホットドッグをこしらえていきます。

ラインナップを見るとTerimayo/Oroshi/Okonomi といったローマ字読みで分かる商品がラインナップ。Terimayo はホットドッグに照り焼きソースとマヨネーズ、刻み海苔のトッピングしたシンプルなものです。甘辛いソースに香る海苔の風味が大ぶりでジューシーなソーセージとぴったりで、アメリカ人の舌をうならせています。Oroshi のトッピングはもちろん大根おろしと薬味ネギに醤油で、Okonomi にはたっぷりのかつお節です。

日本由来の味付けが、アメリカ定番のホットドッグをより味わい深く仕立てあげています。ありそうでなかったこの組み合わせは日本人にとっても新鮮です。美味しい驚きをサンタモニカの海辺のファストフード店で食べてみましょう。日本では味わえない日本の味です。

◎まとめ

ロサンゼルスのウエストサイド方面でおすすめのファストフードを紹介しました。ハンバーガー/サンドイッチ/ピザ/ホットドッグと、アメリカらしいメニューが揃っていますが、意外と野菜もたくさん摂れそうなメニューもあります。どのお店も素材にこだわっているので、ファストフードだからとあなどってはいけませんよ。ハリウッドやサンタモニカを訪れた際には、グルメなジャンクフードを口いっぱいに頬張ってみてください。

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