ロサンゼルス市北部の観光で訪れたいスポット＆エリアを紹介

アメリカのロサンゼルスは訪れる人を存分に満足させる観光地。ダウンタウンやハリウッドが有名どころですが、ロサンゼルス市の北方エリアにも魅力的なスポットがあるのはご存知でしょうか？

市北部にある町、バンナイズの公園は季節折々の素敵な姿で訪れる人を迎えてくれます。ノース・ハリウッドと呼ばれる町もアメリカらしいシアターが充実した場所で手応えがある観光ができるでしょう。

観光エリアとしてロサンゼルス市北部はあまり日本人に知られていないと思います。そこで今回は、バンナイズやノース・ハリウッドで観光プランに組み込んでもらいたいスポットやエリアを紹介します。

1.Lake Balboa/Anthony C. Beilenson Park（バンナイズ）

バンナイズへ足を伸ばすなら Lake Balboa/Anthony C. Beilenson Park がおすすめ。美しい湖がある公園です。美しい湖と自然を横目に散歩すれば、野鳥やリスなどの小動物の営みも見ることができて、ホッコリした時間が過ごせます。

この公園の最大の見どころは春に咲く桜。ロサンゼルスの桜の名所としても有名なんです。日本の企業が桜を寄贈したことで誕生した桜の名所で、満開の季節は実に幻想的な光景が湖を囲みます。異国の地で見る桜というのもなかなか風流です。春にロサンゼルスへ旅行に行く方は、ロサンゼルス市北部のLake Balboa/Anthony C. Beilenson Parkでお花見を計画してみては？。ロサンゼルスの桜は３月下旬～４月上旬開花が目安です。

2.North Hollywood（ノース・ハリウッド）

ロサンゼルス市北部を観光するプランを考えるならノース・ハリウッドへ行きましょう。ダウンタウンからならユニオン駅発のメトロ、レッドラインで30分で着きます。

ノーホー（NoHo）と呼ばれるこの町のアート地区は、ロサンゼルスのブロードウェイとも言われていて、ユニークなショーを披露する劇場を観て回れます。劇場はベンチュラフリーウェイの北側に集中していて、徒歩でも見て回れる範囲なので、この辺を歩けると最高に楽しいと思います。ビンテージなブティックやお洒落なカフェもあってショッピングにも◎です。

観劇を楽しみたい方は「エル・ポータル・シアター」がおすすめ。この地域の中でも歴史ある劇場として多くのファンを集めています。演者は将来有望な卵から名高いスターが登場する場合もあり。将来のスター候補といぶし銀の名演技を期待してみてはいかが？

3.Idle Hour（NoHo アーツ・ディストリクト）

ロサンゼルス市北部のノース・ハリウッドを見て回るなら Idle Hour というカフェ・バーに立ち寄ってください。1940年代にオープンしたカフェ・バーで、その外観がとてもフォトジェニック。酒樽の形をしたユニークな建物で、NoHoのちょっとしたランドマーク的な存在でもあります。長らく閉まっていた時期もありましたが、2015年に復活しました。建物自体の歴史は1920年代からあるようで、ロサンゼルスの歴史文化財にも指定されてるんです。

建物のディテールや歴史ばかりに目が行きがちですが、カフェ・バー／レストランとしてもいいお店で楽しく食事ができます。アルコール類が充実しているのは当然として、ハンバーガーを始めとする定番のアメリカ料理が楽しめます。きちんと感のある小ぎれいなメニューが多いのが特徴です。日曜日以外の営業は15:00～26:00が基本なので、ティータイム（アルコールが多いですが……）やディナー、お酒を楽しむ目的で利用するといいでしょう。夜の観劇の後に訪れるのがいいかもしれませんね。

◎まとめ

ロサンゼルス市北部でもノースハリウッドやバンナイズの辺りは何かと観光に便利なエリア。ロサンゼルス観光で語られる機会が少ないエリアのなので、見て回れたら素敵な土産話がたくさんできると思います。ハリウッドやサンタモニカのようなベタな観光エリアではないので、通っぽい観光をしたい人におすすめです。

ロサンゼルス市北部の観光で訪れたいスポット＆エリアを紹介