ロサンゼルスはアイスホッケーが熱かった！強豪チームを応援しに行こう。

「氷上の格闘技」という異名を持つアイスホッケー。他のスポーツを圧倒するスピード、迫力ある激突、その興奮たるや生で観るに越したことはありません。NHLはアメリカとカナダの二カ国で全30チーム、シーズンは10月から翌年4月までの約半年間です。

そして、ある強豪チームがロサンゼルスを本拠地にしています。その名も「ロサンゼルス・キングス」。近年優勝を飾り、ロサンゼルス市民を湧かせました。今回はそんなロサンゼルスにおけるアイスホッケー観戦の概要をお伝えします。

1.ロサンゼルスにおけるアイスホッケーの歴史

1960年以前にはロサンゼルスにアリーナが存在せず、NHLはロサンゼルスに進出ができませんでした。しかし、1967年にカナダの実業家が2百万ドルを投じ、ロサンゼルス・キングスを設立します。

設立当初より地区では善戦するものの、プレーオフで勝ち上がることが出来ませでした。1980年代中盤にNHL界の大スター、グレツキーを獲得。ユニフォームも黒と銀に一新、アメリカナンバーワンの人気ユニフォームになります。

近年は黄金時代が到来。2011～2012シーズンには、ウェスタン・カンファレンス優勝を果たすと、スタンレー・カップではチーム創設45年目にして初優勝を果たしました。翌シーズンも優勝、2連覇を成し遂げています。

2.ロサンゼルス・キングス

ロサンゼルスを本拠としている、NHL所属のプロアイスホッケーチーム。近年は優勝を果たすなど、ロサンゼルスはNBAだけではない！とその存在感を発揮しています。ここ数年のNHLでの強豪を挙げたときには、3本の指に入るでしょう。本拠地はステイプルズ・センター。ダウンタウンにあるNBAレイカーズのホームでもある屋内競技場です。

ロサンゼルス・キングスの特徴はセンターフォワードの人材が豊富なことです。有能な選手を各セットごとに交代できるため、多彩な攻撃を展開することができます。波に乗ると他のチームが手のつけられないほどの破壊力を発揮しますよ！

3.キングスの本拠地ステイプルズ・センター

1990年設立、年間250のイベント、収容人数2万人、毎年約400万人が訪れる多目的ホールです。場所はロサンゼルスのダウンタウン、メトロブルーライン、Pico駅目の前。この地域はロサンゼルスエンターテインメントの中心地、コンベンションセンターやノキアプラザなどが周辺にあります。駐車場はすぐに満車になるので、駐車場利用者は駐車場チケットを事前に購入しておくと便利かもしれません。

アメリカ史上、フロア張替作業が最も忙しい場所としても有名です。NBAとNHLのシーズンが重なるため、昼と夜に2つのイベントが行われることも少なくありません。NBAのコートを分解し氷の張付、その作業こそが一大イベントですよね！

4.観戦情報とチケット

チケットの販売サイトは複数あります。サイト間で料金も異なるので注意が必要です。もちろん、ツアー会社などにチケットを依頼することも可能、ただしチケットが多少割高かつシートの確保力が弱いのでご注意を。英語に不安がある方にはおすすめです。

料金は座席によって変わります。最安値の席は2階席のため最初はパックを目で追うのが大変、でも次第に目が慣れてきますよ！また会場はアイスリンクを張っているため冷えます。試合が開始されると会場は熱気に包まれますが、寒さ対策は必要かもしれません。

ステージ上のモニターにはホームを応援するための指示が出されます。拍手やブーイングなど分かりやすいため、一体感を楽しむことができます！

◎まとめ

ロサンゼルスでのアイスホッケー観戦について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。アイスホッケーというとカナダを中心とした大陸北部のスポーツというイメージがあるかもしれませんが、キングスは強豪チーム。その観戦にも熱が入りますよ。

チケットの入手も日本から可能、スタジアムもダウンタウンのど真ん中と観戦の条件は揃っています。一度ホッケーの醍醐味であるスピードとクラッシュを目の当たりにしてみてはいかがですか？アドレナリンが出ること間違いないでしょう。

ロサンゼルスはアイスホッケーが熱かった！強豪チームを応援しに行こう。