名称:ハレアカラ(Red Hill, Haleakala)
住所:Kula, ハワイ州 96790
公式・関連サイトURL:https://www.nps.gov/hale/index.htm
ハワイで2番目に大きい島、マウイ島。昔は2つの島だったのが、ハレアカラ火山の噴火で1つの大きな島になりました。マウイ島を訪れる日本からの観光客はまだ少なく、ほとんどがアメリカ本土やカナダからの観光客。それもそのはず、マウイはアメリカの旅行誌で20年もベストアイランドに選ばれているのです。
カメハメハ王朝がホノルルに都を移すまで栄えていていたラハイナを中心に、どこか懐かしい、古き良き時代のハワイを感じることができるところもマウイ島の魅力。「バレーアイランド」とも呼ばれるマウイ島には手付かずの自然が多く残されており、絶景ポイントが点在しています。では、ハナハイウェイやピイラニハイウェイなど海岸沿いの道路をドライブしながら、マウイの絶景ポイントへご案内しましょう。
目次
絶景マウイ島!海岸沿いのハナハイウェイで巡る絶景ポイント4選
1.ハレアカラのサンセット
ハレアカラ山は世界最大級の火山のひとつで、マウイ島の最高峰。標高3055mの山頂からは、360度のパノラマを一望できます。雲海が広がる光景には息をのむことでしょう。真っ白な雲が時間とともに様々な色に変化していく様は、まさにこの世のものとは思えない絶景!クライマックスは、真っ赤に染まった雲の海に、太陽がゆっくりと沈んでいく様子。時間が経つのも忘れてしまう感動の瞬間です。
運が良ければ、ハレアカラよりも高い、ハワイ島のマウナケア(標高4205m)を後方に見ることもできますよ。サンセットの後は、時間が許せばぜひ、そのまま星空観察をしてみてください。先ほどとは打って変わり、暗闇の世界に広がる満点の星空も感動間違いなしです。
2.オヘオの池
マウイ島の南東部、東西に長く伸びるハレアカラ国立公園の海側に位置する「オヘオの池」。川の浸食でできた7つの天然池が階段状に連なっており、その池から、いくつのも滝になって海へ目指して流れています。河口から上流に目を向けると、小さな滝をいくつも見ることができるまさに絶景!ここマウイが「バレーアイランド」であることを感じられる瞬間です。
ここオヘオの池は、古代ハワイアンたちのみそぎの地で神聖なる場所とされていましたが、現在は泳ぐこともできます。お天気の良い日は、トレッキングと合わせて出かけてみてはいかがでしょうか。
名称:オヘオの池(Seven Sacred Pools at Ohe'o)
住所:Hana, ハワイ州 96713
公式・関連サイト:https://www.gohawaii.com/islands/maui/regions/east-maui/pools-of-oheo
3.ワイユの丘
マウイ最南下にあり、パノラマミックヒルと呼ばれるその丘に降り立つと、目の前に広がる広大な景色に驚かされます。右手にはハレアカラから伸びるスロープがそのまま海へと続きます。左手には、遥か彼方まで伸びる海岸線を境に紺碧の海が広がっており、その景色はまさに絶景!
また、ここは四六時中突風が吹き荒れており、目の前の草原が風で波打つ様子は、もう1つの海原が存在するかのよう。目を閉じて耳を澄ますと、ハワイの自然を感じることができます。
名称:ワイユの丘(Waiyu hills)
住所:Piilani Hwy, Kula, HI 96713
4.マナワイヌイ渓谷
最後はマウイ島のリトルキャニオンと異名をもち、水のない溶岩でできた「マナワイヌイ渓谷」をご紹介します。火山活動と、雨や風による浸食によってできたもので、その絶景は80万年ともいわれる時間の経過を感じることができます。
ハレイワの裂け目ともよばれており、マウイ島のほかの景色とは全く違う雰囲気に驚きを隠せません。神秘的なパワーが渦巻いているのを感じ取ってみて下さい。
名称:マナワイヌイ渓谷(Manawainui Valley)
住所:Piilani Hwy, Kula, HI 96790
◎まとめ
あまり知られていないマウイ島の絶景は、ハナハイウェイとピイラニハイウェイ沿いに多くあります。海岸沿いの道路なのでカーブが多めですが、ドライブしながら絶景めぐりを楽しんでみてください。
常夏の楽園ハワイを定番のオアフで楽しむのもいいですが、ホノルルから飛行機で約40分。ちょっと足を延ばすと、そこには、数々の神話や伝説の残るマウイ島があなたを待っています。ドラマチックなオールドハワイの絶景ポイントを観光し、心に残る旅へでかけてみましょう。