ハワイ島には歴史と自然がいっぱい!訪ねてほしい国立公園4選

ハワイ島には歴史と自然がいっぱい!訪ねてほしい国立公園4選

ハワイ諸島最大のハワイ島には、有名な公園がいくつもあります。公園といっても遊具やスポーツ施設などがあるわけではなく、もとからある自然や史跡を保護し、見学するための観光スポットといったほうが良いでしょう。

5つもの火山によって形成されたハワイ島には、ほかでは見られないような独特の自然公園がいっぱい!また、あのカメハメハ大王が生まれ育った島ということから、歴史公園も数多く存在するんですよ。それでは、そんなハワイ島の魅力的な公園の数々をご紹介しましょう。

目次

ハワイ島には歴史と自然がいっぱい!訪ねてほしい国立公園4選

1. プウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園

出典: commons.wikimedia.org

コナ空港から車で北に30分のところにあるのが、プウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園です。いかにもハワイらしい名前の公園には、丘(プウ)、クジラ(コホラ)、神殿(ヘイアウ)という3つの言葉が入っています。その名の通りクジラが泳ぐ海を見渡せる丘の公園です。

入口にはビジターセンターがあり、公園の見どころやハワイの歴史などに関する資料が展示されています。日本語の案内も用意されていますよ。ビジターセンターを出て最初に見えてくるのが、カメハメハ大王が築かせたという神殿跡です。石積みが復元されいて、その威容と神々しさに圧倒されますよ。公園内にはほかにもいくつかのヘイアウ跡があるので、ハワイの海を見渡しながらゆっくり散策しましょう。

2. プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園

公園名にもなっている「プウホヌア」は、聖域という意味と、もうひとつ逃れの地という意味があります。ハワイにはその昔、カプと呼ばれるタブーがあり、破った者は死罪とされていました。しかし、これを哀れに思った王族が、プウホヌアを作ります。プウホヌアにたどり着いた罪人は、儀式を受けることで罪を許されたそうです。

もともとここは王族の土地で、プウホヌアが作られた頃は王族も罪人と同じ場所に住んでいましたが、両者の居住区は石垣で仕切られていました。現在もその石垣が残っていて、ほかにも当時の生活を再現した作業場や住居を見学できます。23人のアリイ(酋長)の遺骨を納めた神殿ハレ・オ・ケアヴェ・ヘイアウやたくさんのフィアース・キイ(木製神像)なども見どころですよ。

3. カロコ・ホノコハウ国立歴史公園

出典: www.flickr.com

コナ空港のすぐ近くにあるカロコ・ホノコハウ国立歴史公園は、海岸沿いの見渡す限り岩だらけの公園です。ここは、ハワイの先住民の暮らしを再現した史跡公園。溶岩など火山噴出物で形成された岩だらけのハワイ島で、どのように人々が生活し、居住域を広げていったかをうかがい知ることのできるところです。海辺から山沿いまでの4つの集落モデル区域が設定されていて、ちょっとしたハイキングをしながらハワイの歴史を学ぶことができます。

カロコ・ホノコハウ国立歴史公園のもう1つの見どころは、ハワイの貴重な動物たち!ホヌ(ハワイアオウミガメ)や固有種の鳥たち、そして絶滅危惧種のアザラシ(ハワイアンモンクル)など、ハワイにしかない出会いが待っていますよ。ただし、運良く見つけられたとしても、決して触ったりおどかしたりしないように気をつけてくださいね。

4.ハワイ火山国立公園

出典: Cheeeese / PIXTA(ピクスタ)

ハワイ島といえば、地球上で最も活発な火山として知られるキラウエアがあることでも有名です。周囲は固まった溶岩で覆われていて、リゾートのイメージとはかけ離れた荒涼とした風景が広がっています。

タイミング次第では、間近で流れ出る溶岩を見学することもできます。ハワイ式と呼ばれるハワイ島の火山は、噴火に際して爆発を伴わないため、近付いても危険性は少ないといわれています。ただし、冷えて固まった溶岩でも、見学をする時は底のしっかりした歩きやすい靴を履いていくようにしましょう。そのほか、活火山であるということを忘れず、現地の指示に従って節度をもって見学してくださいね。

◎まとめ

ハワイ島には、自然を間近で感じられる魅力的な公園がたくさんあります。野生の生物や自然の大きさを感じられる場所ということもあり、観光客も数多くやって来ます。多くの歴史公園や自然公園には、休憩所や売店、トイレなども整備されているので、見学にそれほど不便さを感じないでしょう。

ハワイを観光するなら、リゾートだけでなく、ハワイ島の大自然や歴史にもぜひ触れてみてくださいね。

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