ホノルルの博物館5選をご紹介｜パールハーバーの地で歴史を学ぼう！

ホノルルには、いくつか博物館がありますが、訪れたことはありますか。ハワイは1941年12月8日に真珠湾攻撃を受けた場所であり、市内には真珠湾攻撃や太平洋戦争に関する歴史を伝える博物館がいくつもあります。ハワイの歴史を知れば、日本とハワイの秘められた歴史を知ることができるでしょう。

今回はいつかホノルルで訪れたい、戦争の歴史を伝える博物館を5選ご紹介します。

1.ビショップ・ミュージアム

ホノルルで、ハワイの歴史や文化を学ぶことができる博物館です。ビショップ・ミュージアムはホノルルにあるハワイ州最大の博物館で、1889年にチャールズ・リード・ビショップ氏によって設立されました。博物館には約200万点もの資料があり、ハワイ王朝やハワイに住む人達の歴史を学ぶことができます。他にもプラネタリウムでハワイの夜空を観察できたり、フラ教室でフラの体験ができるので、アミューズメント施設としても十分に楽しめますよ。

博物館には日本人向けの見学コースもあります。日本人スタッフの方が館内を案内してくれるので、博物館を訪れるときは是非利用してみてくださいね。

2.太平洋航空博物館パールハーバー

「太平洋航空博物館パールハーバー」はホノルルにある航空博物館で、当時の格納庫を改装して設立されました。館内には第二次世界大戦当時の航空機が展示されており、太平洋戦争時に活躍した零戦や東京空襲に使用されたB-25などを間近で見学することができます。

真珠湾攻撃を日米双方の視点から中立的にみて解説しているので、今まであまり知る機会のなかった太平洋戦争の側面を知ることができるでしょう。

ガタルカナル島上空戦の体験フライトシミュレーターは、子供も参加できる人気のアトラクション。純粋に航空機が好きな方も楽しめるので、機会があればホノルルの太平洋航空博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。

3.ハワイ・アメリカ陸軍博物館

ホノルルにあるアメリカ陸軍認可の博物館で、1911年にオアフ島南岸の防衛のために造られたランドルフ砲台の跡地に建設されました。博物館ではハワイの軍事史や、ハワイや太平洋におけるアメリカ陸軍の活動が記録されており、戦争時にアメリカが戦利品として持ち帰ったとされる日本人兵士の遺品も展示されています。

武器や戦車などの武器の展示物は、迫力があり、通りすがりの観光客もじっくり見ていきます。館内の展示物を詳しく知るには、英語と日本語のオーディオツアーで回るのがオススメ。ホノルルでアメリカ陸軍からみた、近代における戦争の歴史を学ぶことができる貴重な博物館です。

4.潜水艦ボーフィン号博物館

アメリカ軍で実際に活躍した潜水艦ボーフィン号の中を見学することができる「潜水艦ボーフィン号博物館」。1942年に進水したボーフィンは、第二次世界大戦中に敵国の潜水艦を何十隻も沈め多くの戦果を上げました。館内には潜水艦に関する戦時中の物が展示されており、ボーフィン号が進水した当時のアメリカの様子を知ることができます。

潜水艦内はテロ対策のため鞄の持ち込みを禁止しているので、見学する前にロッカーを借りておきましょう。艦内は30分間のオーディオツアーで回ることができます。パールハーバーで太平洋戦争に関する史実に興味を持った方は、ホノルルにあるこちらの博物館にも訪れてみてはいかがでしょうか。

5.アリイオラニハレ（ハワイ州最高裁判所

1874年にカメハメハ大王5世によって建設された建物で、現在はハワイ州の最高裁判所として使用されています。一階は法律博物館になっており、3つの展示室では昔の裁判所の風景や戦時下のハワイの様子を再現した展示物を見学することが可能。戦時下のハワイで日本人や日系人がどのような生活をしていたか詳しく知ることができます。

入館料は無料なので、ホノルル観光で法律博物館へ訪れてみてはどうでしょうか。ハワイ王国の君主政体の立法部と内閣の本陣があった場所でもあり、ハワイの建物の中でも歴史的に重要な意味があります。ホノルルを訪れる際は是非足を運んでみてください。

◎まとめ

太平洋航空博物館をはじめとしたホノルルの博物館は、真珠湾攻撃や太平洋戦争に関する史実を訪れた人たちに伝えています。日本人からすれば敗戦の苦い記憶かもしれませんが、日本が過去に行った戦争と正面から向き合う必要があります。

平和な世界であることがどれほど大切なことか実感するためにも、ホノルルの博物館を訪れて歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

ホノルルの博物館5選をご紹介｜パールハーバーの地で歴史を学ぼう！