ハワイ島の24時間救急病院。もしハワイ島でケガや病気になった時のために

世界各国の天文台があるマウナケア山や噴火活動が活発なキラウエア火山など、魅力的な観光スポット満載のハワイ島。でも、もしハワイ島滞在中にケガや病気に見舞われたらどうしますか？ハワイ島には日本人スタッフが常駐する医療機関はありませんが、日本語支援サポートダイヤルのある総合病院があり、24時間対応可能な救急診療体制が整っています。そこで今回は、急なケガや具合が悪くなったときにありがたい日本語サポートのある総合病院と、日本語の通訳を依頼できる診療所などを中心にご紹介します。

【重要】海外旅行保険に入っておきましょう！

ハワイなど海外へ旅行する前に忘れてはならない重要なことの1つが、海外旅行保険に加入することです。特にハワイ州はアメリカのなかでも医療費が高く、もちろん救急車も有料！もし海外旅行保険未加入で病院へ行くと、驚くような治療費を負担しなければなりません。

クレジットカードに付帯されている保険を利用する場合には、事前に条件や補償内容を確認しておくことが大切。足りない補償のみを補てんする保険もありますので、不測の事態に備えて準備しておきましょう。

海外旅行保険には緊急ダイヤルが用意されていて、もしもの時に電話で相談できるので安心ですよ。宿泊ホテルに相談するのもおすすめです。

1. ヒロ・メディカルセンター

「ヒロ・メディカルセンター」は、毎年4万人以上というハワイ州で2番目に多い救急患者を受け入れている総合病院。24時間体制で、外傷はもちろん、脳卒中、心臓発作、妊産婦ケアなどほとんどの疾病に対応可能。手術や入院もできて、高度な熟練スタッフに治療してもらえます。

ヒロはハワイ島東部に位置するハワイ郡の郡庁所在地。ヒロ国際空港からも近いヒロ・メディカルセンターは、ほかの病院からの移送も受け入れているハワイ島を代表する総合病院です。

※日本語支援サポート電話　（808）932-3000

２. コハラ・アージェント・ケア（ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ内）

「コハラ・アージェント・ケア」は、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ内にある診療所。診察時には日本語の通訳を依頼することができます。体調を崩しやすい年配の方や小さな子どもがいる場合には、診療所があるホテルに滞在すると安心ですね。

緊急時の場合は24時間対応が可能。入院することもできますが、リゾート施設内にある診療所なので緊急手術が必要な重度の病気には対応できません。

3. コナ・コミュニティー・ホスピタル

「コナ・コミュニティー・ホスピタル」は、内科や外科、メンタルヘルスまでそろったハワイ島西部ケアラケクアにある総合病院です。緊急時は24時間対応で、MRIなど医療設備が充実。入院も可能です。外国人にも差別なく対応してくれるので、安心して治療を受けることができます。

公式サイトはさまざまな言語に対応しており、日本語でも閲覧可能。日本人スタッフはいませんが、日本語支援サポートダイヤルをを利用できます。
※日本語支援サポート電話　808-322-9311

4.ノースハワイ・コミュニティー・ホスピタル

名前の通りハワイ島北部にある「ノースハワイ・コミュニティー・ホスピタル」は、1996年創立の総合病院。中庭などが綺麗に整備され、清潔感と解放感があります。日本語は通じませんが、片言でも英語が話せる方や翻訳アプリなどでも対処できるでしょう。

一般診察のほか、感染症や糖尿病、ガンやトラウマ疾患のケアなどにも対応可能。緊急時には24時間診察してもらえて、入院もできます。ワイメア周辺でケガや病気をされた場合は、ノースハワイ・コミュニティーホスピタルを利用してください。

5. カウ病院

ハワイ島南部のパハラにある「カウ病院」は、カウ地区の唯一の入院医療施設。24時間体制の緊急医療を受けることができますが、より高度なケアを必要とする場合には、ヒロ・メディカルセンターやコナ・コミュニティー・ホスピタルと連携しています。

※日本語支援サポート電話　（808）932-4200

◎まとめ

海外旅行中は寝不足や疲れがどうしても重なるもの。ケガや病気、事故などの緊急時に備えて事前に診療所を確認して電話番号をメモしておいたり、英語に不安のある方は英語翻訳アプリをダウンロードするなど準備しておくことをおすすめします。いくら気をつけていても、旅行先では何が起こるかわかりません。備えあれば憂いなし！お守りだと思って海外旅行保険に加入し、ハワイ旅行を元気に目いっぱい楽しんできてくださいね。

ハワイ島の24時間救急病院。もしハワイ島でケガや病気になった時のために