台湾南部に位置する高雄は高速鉄道の開通で台北からも一日で行ける場所となりました。台北からの高速鉄道は時間帯によっては、5分間隔で発車するので、とても便利です。より高雄への旅行が便利になりましたね。
春の高雄は台湾の南部に位置するため、台北ともまた違った風土をしています。春にはコスモスが咲き、とても美しい場所です。また、空港によっては日本から高雄への直行便もあるので、有効に使いましょう。
なお、高雄は春に様々なイベントを行っています。せっかくならイベントにも参加したいですね。それでは、高雄の春のイベントを紹介していきます!
目次
愛河や六合夜市で知られる高雄の春ならではのイベントを紹介!
1. 美濃花海(1、2月)
春の美濃コスモスの花が絨毯のようなロマンチックな色彩を紡ぎ出し、春の風が高雄の野原に吹き、花の上を通り過ぎます。高雄・美濃ではレンタサイクルを楽しむことができ、休耕田(春)に花を植えを地元の農家を活性化させています。
開催期間:毎年旧正月の前後(農暦のため年によって変わりますがおおよそ1月末から2月初旬)
場所:高雄市美濃区
2. 内門宋江陣(3、4月)
高雄内門の芸術文化は豊かで、質も高いです。台湾随一の宋江窟です。昔の内門は交通が不便で奥地にあるため、しばしば盗賊の被害に遭いました。当時の政府が人々を守ることができなかったため、地元住民が自衛団を組織して、侵略に対抗するため武道を習い始めました。時代の進化とともに、体力の強化、祖国防衛のため、自衛団は重要な活動となりました。
春に開催される高雄の内門宋江陣の歴史は刷新して、台湾民俗祭のシンボルとなりました。台湾の五大祭りにも数えられるほどで、台湾観光の国際的なイベントでもあります。毎年農暦2月の旧正月に始まり、各文武団が活動を開始します。活気にあふれ、内門が最も賑やかになる時期です。春を代表するイベントといっても過言ではないでしょう。
さらに全国の大学や専門学校の学生が宋江陣に参加し、台湾市民の人生を豊かに演じます。高齢者は伝え、若者が支えます。内門陣頭は春の高雄を代表するお祭りで、台湾の誇りでもあります。
開催期間:毎年3月-4月
場所:高雄市内門区
3. 燈会芸術節(2月)
高雄の燈会は、台湾の燈会、台北の燈会と並ぶ台湾の三大ランタンフェスティバルです。毎年、春に愛河周辺で行われ、2kmから3kmのランタンといろいろな屋台が並びます。春の高雄独特の景色と合わさって、きれいな花火大会も行われます。
各地から観光客が訪れ、旗山燈区、岡山燈地区、仏光山燈区の異なる地域の風情を楽しめます。市民が一丸となって幸福を願い、観光したり、食事や買い物をします。高雄の燈会芸術節は他とは違う体験ができます。春の高雄の雄大な景色を見ながら、ランタンフェスティバルで幸せをつかみましょう。
開催期間:毎年旧暦1月15日前後(元宵節)
場所:高雄市愛河周辺
4. 大港開唱(3月)
高雄の桟橋で行われる春のインディーズロック音楽イベントです。独自の音楽イベントで多くの音楽グループが春の高雄に会します。まさに春のインディーズロックファンの巡礼地とも言える場所です。会場は高雄港の第3ドックの倉庫街を再利用した施設で、たくさんのアーティスや芸術家が集まるエリアです。また、駁二アニメ・漫画祭りも毎年、駁二芸術特区で開催されています。
開催期間:毎年3月
場所:高雄市駁二芸術特区
◎まとめ
音楽イベントや高雄のランタンフェスティバルなど台湾の春に開催されるイベントを4つ紹介しました。興味のあるイベントがあれば、時期を見計らって台湾の高雄を訪問するといいでしょう。台湾では旧暦の正月(毎年1月から2月)を過ぎると春となります。2月に台湾を訪れる場合は日本との気温差が大きいので、体調管理に気をつけるといいでしょう。それでは、よい旅行を!