懐かしい日本を感じる美しい景観、金瓜石のおすすめ観光スポット4選!

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懐かしい日本を感じる美しい景観、金瓜石のおすすめ観光スポット4選!

スタジオジブリの作品千と千尋の神隠しのモデルにもなったと言われる九份からほど近い金瓜石。九份を含め金瓜石この辺り一帯はかつて、東北アジア第一の金山と言われ栄えていました。金瓜石がある新北市が九份、金瓜石、水湳洞、3つエリアを合わせて水金九と呼び、「驚艶水金九(驚くほどに美しい水金九)」を謳い観光に力を入れているスポットです。今回は金瓜石のおすすめ観光スポットを紹介します。

目次

懐かしい日本を感じる美しい景観、金瓜石のおすすめ観光スポット4選!

1. 新北市黃金博物館

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黄金博物館は室内展示の博物館だけではなく、エリア内すべてが見どころになっている「地域一体型博物館」の理念に基づいて設立された博物館です。室内展示の博物館の他、坑道体験や日本統治時代の神社跡、日本人職員宿舎や当時の皇太子、のちの昭和天皇を迎えるために建てられた建物などが保存されています。一部解放さているので見学可能です。

黄金館では黄金が展示され、実際に手で黄金に触れることができます。展示してある黄金の下にはその日のレートが表示されていて、その黄金の価値がわかるので思わず持って帰りたくなります!入口のサービスセンターで必要であれば無料で日本語音声ガイドが借りれますよ。また、20人以上の団体の場合は日本語ガイドの申請も可能です。

2. 黃金瀑布

出典: R'Balfe

黄金博物館から海に向かって山を下っていくと見えてくる滝です。黄金博物館のバス停からも1時間に1本海側に向かうバスが出ています。そのバスに乗ってもこの滝に来ることができます。一般的な滝は川や湖など、一部の段差から落下している場所を指して言いますが、こちらの滝は滝の前後に小川などはなく、地下から湧き出るような状態で水が落下しています。降水量によって滝は表情をかえ、大雨後の滝は壮大です。

雨が浸透し、黄鉄鉱や日本では珍しい硫砒銅鉱といった鉱物と雨水が接触し、滝の水は黄金のようなオレンジ色のような色に変化します。これをみたのちの人が、こちらの滝を「黄金瀑布」と名付けたそうです。

3. 祈堂老街

祈堂老街は金瓜石で金が発見された当時にとても栄えた町で、かつては「金瓜石銀座」と呼ばれていました。金瓜石が栄えていたころは黄金博物館のあたりに日本人が、この祈堂老街あたりに台湾人が暮らしていたそうです。

金瓜石でかつて賑わった九份と祈堂老街、九份はかつて栄えた風景から観光名所として変身しましたが、祈堂老街はかつての繁栄がわからないほどさびれた町となりました。しかし、そんな独特な情緒がかえって過ぎ去りし年月を思わせ、深い味わいを感じます。

見渡しの悪い階段や路地、路地を歩くたびに新たな発見があったり、古い建物をリノベーションしてできたカフェなどもあり、これからまた新たに発展しそうな面白い街です。週末は観客もぼちぼち見られますが、まだまだ観光客が少ないところなので、日によってはカフェなどが空いていない可能性もあります。

4. 山尖路觀光步道

出典: Rick Chung

九份から金瓜石、その先海側にあたる水湳洞までつながる古道です。かつて金鉱があったこの一帯の金を運ぶための通路として利用していていました。この道は現在この一帯の観光できる歩道になっています。途中、当時金を洗うため水を運んだ水道橋など歴史を感じさせるスポットがたくさんあります。

この道は基隆山の東側を通り下っていくと海が見渡せます。海の色も山から流れるミネラル成分により茶褐色に変化した部分と青い海の色と2色の海の色が楽しめます。海に出たころには写真の場所、「十三層遺址」かつて日本人が建てた製錬所あとにつきます。九份からこの水湳洞までの道のりは約2時間ほど。ハイキングがてら観光を楽しむのにおすすめの場所です。

◎まとめ

金瓜石は日本統治時代たくさんの日本人が暮らしていたところでもあり、懐かしい日本の景色も楽しめます。九份は日本人にとってとっても有名な観光スポットですが、少し足を延ばすだけで歴史、自然、文化を楽しめる観光スポットにたどり着けます!これを参考に金瓜石の観光を楽しんでください!

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