ハワイ観光で活用できるバスを大きく分けると二つに分かれます。一つは観光地などに特化したトロリーバス。もう一つは現地の人にも生活の足として利用される公共バスです。個人で手配する場合はハワイで運行されているトロリーバスを利用することになりますが、日本の旅行会社や航空会社、ツアーを通して利用可能なトロリーバスもありますよ。ここではハワイ・ホノルルでのバスの種類と活用方法について紹介していきます。
目次
トロリーバスに乗ってハワイ観光!バスの種類と活用方法ついて
1.トロリーバスとは?
トロリーバスはハワイで運行する公共バスとは別に、観光に特化したバスという名称で親しまれています。現地で古くから運行されているワイキキトロリーをはじめ、日本の各国内ツアーや航空会社利用者専用のトロリーなどもあります。いずれも観光スポットごとに路線が色分けされていて、観光地を中心に運行しているのが特徴です。ここからはそれぞれの行先及び特徴を説明していきます。
2.ハワイ発の老舗トロリーバス
出典: Smart Destinations (CC BY-SA 2.0)
エノアコーポレーションによって1986年に2台のトロリーから開業した、トロリーバスの代表ともいえるワイキキの老舗トロリーです。このトロリーでカメハメハ王像やワイキキ水族館、イオラニ宮殿などの人気観光スポットに行くことができますよ。
各旅行会社(ツアー)や航空会社の運行するトロリーバスと違い、このトロリーのチケットは当日購入も可能です。ただ日本人スタッフが常駐しているわけではないため、旅行会社などが運行するトロリーバスよりも日本語が通じない時もあります。
パンフレットに関しては、日本語版もあるので安心してくださいね。チケットはそれぞれ1日、4日、7日の乗り放題チケットがあります。路線図は観光地ごとに色分けされいて見やすいです。旅行会社系などのトロリー乗り場と間違えないよう、ワイキキトロリー(WAIKIKI TROLLEY)と書かれている停留所の看板をきちんと確認しましょう。
ワイキキトロリー(WAIKIKI TROLLEY)
ワイキキトロリーのルートは以下の通りとなります。
<路線一覧>
ブルーライン(パノラマコーストラインツアー)
グリーンライン(ダイヤモンドヘッド観光コース)
パープルライン(パールハーバー観光コース)
レッドライン(ダウンタウン/ホノルル観光コース)
ピンクライン(ワイキキ・アラモアナショッピングコース)
3.旅行会社系、航空会社系のトロリーバス
このトロリーは、旅行会社や航空会社を利用したツアー参加者のみに限られているため、誰もが利用できるわけではありません。ツアー参加時に、どのトロリーに属するのか事前に把握しておきましょう。
オリオリウォーカートロリー
JTB系のトロリーバスです。ルートは以下の通りとなります。
<路線一覧>
アラモアナルート
ワード/ダウンタウンルート
ダイアモンドヘッドルート
カハラルート
KCCファーマーズマーケット便
ホノルルファーマーズマーケットルート便
イートザストリート便
レインボートロリー
JAL系のトロリーバスです。ルートは以下の通りとなります。
<路線一覧>
アラモアナルート
ダイアモンドヘッドルート
KCCスカイエキスプレス
ダウンタウンルート
カイムキ・カハラルート
イルミネーションルート
LeaLeaトロリー
HIS系のトロリーバスです。ルートは以下の通りとなります。
<路線一覧>
アラモアナ/ドンキライン
ウエストディナーライン
アラモアナエクスプレス
イーストディナーライン
ダイアモンドヘッドエクスプレス
ダウンタウンライン
KCCエクスプレス
ダイアモンドヘッド/カハラモールライン
4..公共バス(The Bus)
ハワイ観光の目的で公共バスに乗ることは、観光においてはおすすめできません。公共バスは安くて地域住民の足として大きな役割を果たしていますが、多くの停車があるため観光客にとっては貴重な時間を奪われてしまいます。それと同時に、現在地の把握はドライバーのアナウンスのみなので、英語力がない場合は今どこにいるのかさえ分からなくなってしまうでしょう。このことから公共バスの利用は、一般観光客にはあまりおすすめできません。
まとめ
ハワイでは観光スポットに特化したトロリーバスが便利です。いずれかの旅行会社系のトロリーバス乗り放題チケットが事前に付いていれば安心ですが、個人手配の場合は老舗トロリーバスのワイキキトロリーを利用するようにしましょう。観光スポットに特化したトロリーバス上手に活用して、ハワイ・ホノルル観光を大いに楽しんでください。