名称:矢岳高原
住所:宮崎県えびの市西川北
公式・関連サイトURL:http://www.city.ebino.lg.jp/display.php?cont=100911105906
宮崎県の南西部に位置するえびの市。南部には霧島連山やえびの高原、北部には矢岳高原などがあり、自然豊かな場所です。また神話のふるさとと呼ばれる宮崎らしく、神秘的な伝説が残るスポットも目立ちます。宮崎といえば高千穂峡や青島などが観光客に人気ですが、えびの市もそれらに負けないくらい、魅力あふれる観光地。また宮崎の有名な観光地に比べ穴場感のあるスポットが多いため、比較的のんびりと観光を楽しむことができます。今回は、そんなえびの市のおすすめ観光スポットを12ヶ所をご紹介!雄大な自然から、神秘的なパワースポット、さらには疲れを癒してくれる温泉までご紹介します。
目次
宮崎県で穴場といえばここ!えびの市のおすすめ観光スポット12選
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1. 矢岳高原
まずご紹介するのは、えびの市の北西部に位置する「矢岳高原」です。標高約739mの矢岳山付近に広がる高原で、宮崎の県立公園にも指定されています。平均標高は約700mなので、爽やかな風を感じながら観光ができますよ。
特におすすめの観光スポットは、霧島連山や桜島、そしてえびの市の田園風景が見渡せる展望台。秋の気象条件が整った日には、幻想的で美しい雲海を眺めることもできます。展望台へは、矢岳高原ベルトンオートキャンプ場付近から行くことが可能。またJR肥薩線の列車の窓からも矢岳高原を眺めることができ、この景観は日本三大車窓のひとつに数えられています。
2. えびの高原
次にご紹介するのは、えびの市の南部に広がる「えびの高原」です。韓国岳や白鳥山、甑岳などに囲まれた標高1,200mの高原で、日本初の国立公園である「霧島錦江湾国立公園」の北部に位置しています。さまざまな火口湖やキャンプ場、アイススケート場、ミュージアムセンターなどが集まっており、えびの市の中でも特に人気のある観光スポット。
また高原の景観も非常に美しく、春は天然記念物のノカイドウやミヤマキリシマの花が、秋はススキや紅葉が楽しめます。また「森林浴の森100選」にも選定されており、夏の爽やかな緑も魅力的。一年を通して多くの観光客が集まります。
名称:えびの高原
住所:宮崎県えびの市
公式・関連サイトURL:http://www.city.ebino.lg.jp/display.php?cont=120511083456
3. 韓国岳
えびの市の南部に位置する霧島連山の最高峰、「韓国岳(からくにだけ)」。えびの市のほか、宮崎県小林市と鹿児島霧島市の境界にまたがっています。遠く離れた韓国まで見渡せるほど高い山である、という意味でこの名前が付けられました。
標高は約1,700mで、頂上には直径約900m、深さ約300mの火口があります。この火口は雨が降ると美しいブルーの池になるため、観光客に人気。また気軽にトレッキングができるスポットでもあり、90分程度で山頂まで登ることができますよ。宮崎の自然を気軽に感じたい方に、おすすめの観光スポットです。
名称:韓国岳
住所:宮崎県えびの市末永
公式・関連サイトURL:http://www.kanko-miyazaki.jp/ebino/kanko/11208.html
4. 六観音御池
えびの高原の北部に位置する「六観音御池」。六観音池、または御池と呼ばれる場合もあります。直径約400m、周囲約1,500m、水深約14mの酸性湖であり、水面がコバルトブルーに輝き神秘的。霧島火山湖の中でも最も美しい湖だといわれており、多くの観光客が写真撮影に集まります。
また池のほとりには「六観音堂」や屋久杉を移植したといわれる「六観音杉」などもあり、神秘的な雰囲気です。そんな六観音御池を観光するのに特におすすめの季節は、湖畔の木々が色鮮やかに染まる秋。ナラやカエデ、アカマツなどが混生する森に囲まれているため、紅葉が湖面に映り込み美しい風景を見られます。
名称:六観音御池
住所:宮崎県えびの市末永
公式・関連サイトURL:http://www.kanko-miyazaki.jp/ebino/kanko/11333.html
5. 不動池
えびの高原の北東部に位置する「不動池」。直径約210m、水深約9mの霧島火山湖の中でも最も小さな湖ですが、景観が美しいため人気の高い観光スポット。県道1号線沿いにあるため、車の中からでも眺めることができますよ。
不動池も火山の影響で酸性度が高く、水面が神秘的なコバルトブルーに輝くのが特徴。天気によって色合いが微妙に変化するので、その違いを楽しみながら観光するのも面白いですね。周囲は高さ約20mの急斜面に囲まれているため、地面にぽっかりと穴があいたような印象です。晴れた日のブルーの水面はもちろん、少し霧のある風景も幻想的で素敵ですよ。
名称:不動池
住所:宮崎県えびの市末永
公式・関連サイトURL:http://www.kanko-miyazaki.jp/ebino/kanko/11317.html
6. 白紫池
えびの高原の北部で六観音御池の西に位置する「白紫池」。直径約250m、水深約1mの浅い火山湖で、かつては自然にできたアイススケート場として、多くの観光客に利用されていました。
現在は氷が薄くなったことからスケートはできませんが、冬になると美しく凍った水面を見ることができます。湖一面が白く凍った光景は、まさに圧巻。もちろん冬だけでなく、ブルーの水面と豊かな緑が楽しめる春夏、そして秋の紅葉もおすすめです。またこの白紫池と六観音御池、不動池の3つは、えびの高原池をめぐるコースとして、人気の観光スポット。途中には白鳥山などもありますが険しい道ではないので、えびの高原の大自然をゆったりと観光することができます。
名称:白紫池
住所:宮崎県えびの市末永
公式・関連サイトURL:http://www.kanko-miyazaki.jp/ebino/kanko/11301.html
7. 白鳥神社
えびの市の南部、白鳥山の中腹に位置する「白鳥神社」。霧島六社権現のひとつで、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祭神としています。平安時代後期の天徳3年(959年)に創建された由緒ある神社で、パワースポット好きの観光客に人気。
かつて、天台宗の僧である性空が白鳥山で法華経を唱えていました。すると日本武尊が出現し「私は白鳥となってこの山に住んでいる」と語ったと言い伝えがあります。そうして建てられたのが、こちらの神社。そのため白鳥神社周辺では、白鳥を殺すことが禁じられています。また、白鳥神社は島津藩主からの信仰も厚く、当時は戦に出る前にここで武運を祈願していました。
名称:白鳥神社
住所:宮崎県えびの市大字末永1479
公式・関連サイトURL:http://www.kanko-miyazaki.jp/ebino/kanko/11216.html
8. 白鳥温泉 上湯
えびの高原付近には、名の知れた温泉があります。そのうちのひとつが、「白鳥温泉 上湯」。こちらの温泉は、かつて西郷隆盛が訪れたという歴史ある場所。情緒ある木製の蒸し風呂や、内風呂、展望露店風呂で、観光後の疲れをゆっくりと癒すことができます。特にえびの市の加久藤盆地が目の前に広がる、展望露天風呂は絶景ですよ。
また白鳥温泉上湯では、入浴だけでなく宿泊も可能。絶景の露店風呂を、時間を気にせずたっぷりと楽しむことができます。さらに、プライベートな時間を過ごせる岩風呂つきの個室も用意されているので、時間に余裕のある方におすすめです。
名称:白鳥温泉 上湯
住所:宮崎県えびの市末永1470
公式・関連サイトURL:http://shiratori-onsen.com/wp/up/
9. 白鳥温泉 下湯
えびの高原とえびの市街地の間にあるもうひとつの温泉が、「白鳥温泉 下湯」。森の中にあるアウトドア感あふれる温泉で、近くにはフィールドアスレチックもあります。こちらも宿泊が可能で、客室には木のぬくもりを感じられるケビンを使用。ちょっとしたキャンプ気分が味わえるので、家族連れの観光にもおすすめです。
浴室は庭園風露天風呂と、大きな内風呂、貸切風呂の3つ。森の中にある庭園風露天風呂では、温泉だけでなく森林浴も楽しめますよ。また白鳥温泉下湯にはかつて与謝野寛(鉄幹)、晶子夫婦が観光に訪れたこともあるそうで、歌集「霧嶋のうた」にこの温泉の歌が収められています。
名称:白鳥温泉 下湯
住所:宮崎県えびの市大字末永
公式・関連サイトURL:http://shiratori-onsen.com/wp/down/
10. クルソン峡
次にご紹介するのは、えびの市の北東に位置する約10 kmの峡谷「クルソン峡」。「狗留孫峡」と表記されることもあり、熊本県や宮崎県、鹿児島県を流れる川内川の上流にあります。巨大なクルソン岩がそそり立っているのが特徴。
この場所は、過去七仏の一人である「拘留孫(倶留孫仏)」が生まれた場所だとされています。過去七仏とは、お釈迦様になるまでに登場した7人の仏陀のこと。そのためクルソン峡は非常に神聖な場所とされ、約1,300年も前から多くの修行者が訪れました。さらに峡谷の奥には、日本で2番目に古い禅寺である「端山寺」の跡があります。神秘的な伝説が多く残るクルソン峡ですが、現在は川遊びや渓流釣りの名所として、多くの観光客に親しまれています。
名称:クルソン峡
住所:宮崎県えびの市大字大河平
公式・関連サイトURL:http://www.city.ebino.lg.jp/display.php?cont=100911110434
11. 毘沙門の滝
続いてご紹介するのは、えびの市北東のクルソン峡に向かう途中で観光できる「毘沙門の滝」。延宝年代(1673年~1681年)この場所にあった「毘沙門寺」から、この名前が付けられました。仏教における四天王の一人である、毘沙門天が住んでいた寺だといわれています。
深い緑と切り立った岩の隙間から勢いよく水が流れ、神秘的で美しい風景が楽しめますよ。またこのあたりはあまり観光客が多くないので、ゆっくりと観光をしたい方におすすめ。さらに滝の上には遊歩道が設けられていて、奇岩巨岩が多く重なり合っているミニ高千穂峡を望むことができます。
名称:毘沙門の滝
住所:宮崎県えびの市大河平
公式・関連サイトURL:http://www.city.ebino.lg.jp/display.php?cont=121030164732
12. グリーンパークえびの
最後にご紹介するのは、えびの市の中央、加久藤地区に位置する「グリーンパークえびの」。こちらはコカ・コーラウエスト社のえびの工場であり、工場見学やコカ・コーラのギャラリー、試飲などを楽しむことができます。
他にも自然とのふれあいもできるのがグリーンパークえびのの魅力。敷地内には東京ドーム1個分ほどの広大なフラワーガーデンがあり、秋になると約600万本ものコスモスが咲き誇ります。また散策エリアや芝生広場、池などがあり、自然の中でのんびりと過ごすことができますよ。さまざまな施設が整備された、大人も子供も楽しめる観光スポットです。
名称:グリーンパークえびの
住所:宮崎県えびの市大字東川北字有留1321-1
公式・関連サイトURL:http://www.minami-kyushu.ccbc.co.jp/ebino/index.php
◎まとめ
宮崎県えびの市は、えびの高原や矢岳高原を中心に、火山や森林、湖などの豊かな自然に囲まれた、魅力あふれる観光地です。また日本武尊や拘留孫に関する、神秘的な伝説も数多く残っています。えびの市は宮崎らしさがギュッと凝縮された、見どころ満載のスポット。宮崎を観光する際は、ぜひえびの市を訪れてみてくださいね。
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