名称:タイ国政府観光庁
公式・関連サイトURL: http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=100
タイでは長距離バスも主な交通機関のひとつです。最近は格安航空会社の参入で飛行機で移動されるタイ人の方が増えましたが、まだまだ長距離バスの需要はあります。バンコクには、北・東・南と3か所の長距離バスターミナルがあり、目的地によりバスターミナルが違いますので、もし、バンコクで長距離バスを利用される際には、ご注意ください。長距離バスは時間がかかりますが、途中、トイレ休憩もありますので慣れればあまり苦にならないでしょう。それでは、3か所あるバンコクのバスターミナルについてご紹介します。
目次
バンコクに3か所!タイ国内を網羅する長距離バスターミナルのご紹介
1.バンコク・北バスターミナル
タイの北部・東北部(イサーン)方面へ向かうバスが主に出ている北バスターミナル。タイ人の間ではモーチット、または、モーチットマイと呼ばれています。BTS「モーチット駅」近くにあるため、こう呼ばれているのでしょうか。タイの主な地域へ行くバスとカンボジア・シェムリアップ行きの国際バスも出ているため、北バスターミナルはとても広く、利用の際には時間に余裕をもって行動しましょう。
北バスターミナル発着の主な目的地は以下の通りです。
【北部】チェンマイ、チェンライ、メーサーイ、メーホーソン、スコータイ など
【東北部】コラート、コンケン、ウドンターニー、ノーンカーイ、スリン など
【国際バス】カンボジア・シェムリアップ
最寄駅は、BTS「モーチット駅」、MRT「ガムペーンペット駅」、MRT「チャトチャック駅」で、タクシーで約5分ほどです。徒歩の場合は15〜20分ほどかかります。バスターミナル内にはコンビニ、銀行、フードセンターなどがあります。
2.バンコク・東バスターミナル
タイの東部方面へ向かうバスが出ている東バスターミナル。こちらは通称、エカマイとも呼ばれています。パタヤ、シーラチャーなどへ行く長距離バスがに発着しています。また、タイのリゾート、サメット島、チャーン島地区へのバスも運行しています。
主な目的地は、チョンブリー、シーラーチャー、パタヤ、ラヨーン、バンペーなど。
東バスターミナルはBTS「エカマイ駅」から徒歩で約3分ほどです。他の2つのバスターミナルに比べて規模は小さいですが、ターミナル内にはコーヒーショップがあり、また、駅から近いので駅周辺で食事などもできますよ。
3.バンコク・南バスターミナル
南バスターミナルは、タイの南部と西部方面へ向かうバスが出ています。以前はピンクラオ地区にありましたが、2008年11月にタリンチャン地区プラボロム・ラチャチョンナニ通り沿いへ移転しました。正式名称は、サタニー・コンソン・サーイタイ・タリンチャン。規模も大きく、SCプラザというショッピングモールが併設されていますので、時間があればショッピングもできますよ。
主な目的地は以下となっています。
【南部】プーケット、クラビー、ハジャイ、サムイ、ホアヒンなど
【西部】カンチャナブリ
他の2つのバスターミナルと比べると比較的新しく施設も充実しているのですが、バンコク中心部からはバスで1時間ほどかかり、タクシー利用の場合にも約40分ほど。地下鉄、BTSが通っていないエリアにあります。スワンナプーム国際空港からは、556番バス利用となります。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。目的地によりバスターミナルが違いますので、長距離バスを利用される際にはお気を付けください。また、バスのチケットは各バスターミナルで購入できますが、北、南バスターミナルは規模も大きく、チケットカウンターも多いのでわからない場合にはバスターミナル内のインフォメーションで聞くといいでしょう。
タイの祝日や週末などは混雑が予想されるので、時間に余裕をもってバスを利用してください。また、荷物や貴重品などにも十分注意をするように心がけてくださいね。