石油大国サウジアラビアの首都リヤドは、日本企業も進出しているサウジアラビアの中では駐在家族などが多く住む大都市です。内陸に位置して夏の最高気温が48度になる日もありますが、緑が多く、高層ビルも増えてきました。2019年9月27日から、観光目的で渡航する日本国民に対して観光ビザが発給開始となったこともあり、リヤドで買えるお土産品をご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。
目次
石油大国サウジアラビアの首都リヤドでおススメのお土産4選!
1.金製品
アラブの女性はゴールドが大好き。結婚の際に男性から女性にゴールドを贈る習慣があるので、金製品のお店で男性が幸せそうにブレスレットやネックレスを選ぶ姿を良く見かけます。また何かの記念にもゴールドを買う人が多く、現金よりもゴールド、といった考えの人も多いんです。
大きな街には必ずあるゴールドスークでは、様々なデザインの金製品が並びますが、毎日の相場がちゃんとディスプレイされているいるので安心。アラブらしいデザインのペンダントトップなど、自分へのお土産にいかがですか?
2.男性用シルバーリング
イスラームでは、男性が金の宝飾品をつける事を禁じています。預言者モハメッドがシルバーのリングをしていた事もあり、アラブの男性はシルバーのリングを好みます。
特にサウジアラビア人はシルバーリングが大好きで、大ぶりの石がついたリングも人気があります。結婚指輪をしないのも一般的なので、サウジアラビア男性を見るとほとんどの人がシルバーリングをしているんですよ。日本では見ないようなアラビックデザインのリングは面白いお土産になるかも?石がないシルバーのみならば、お値段もそこまで高くないのでおススメです。
3.ミスワーク
こちらもアラブらしい物ですが、写真を見て何かわかりますか?木の枝に見える?実は木の枝ではなくて根が正解です。アラクという木の根は自然に独特の良い香りがする上に、中を削るとまるで歯ブラシのような繊維がある事から、天然の歯ブラシとして人気があるんです。ミスワークと呼ばれ、アラブ諸国全般で愛用されていますが、特にサウジアラビアでは多くのメーカーが販売している事からサウジアラビアのお土産品として知られるようになりました。
普通の歯ブラシと併用している人が多く、家では普通の歯ブラシ、外出時にはミスワークを持って出るのが一般的。最初にナイフで削って水につけておくと先がブラシ状に広がります。使っていくうちに傷んだらまた削ればOKという優れものです。個包装されたタイプもあるので、お土産にピッタリですよ。一つ注意は、スーパーや薬局などでは売っておらず、モスクの近くにあるような雑貨屋さんなどで売っています。
4.デーツ(ナツメヤシ)
アラブのお土産で、真っ先に名前があがるのがナツメヤシ。特にサウジアラビアはナツメヤシの産地であり、周辺諸国でもサウジアラビア産のナツメヤシは上質だと知られているのでプレゼントに喜ばれます。栄養価が非常に高いため、イスラム教徒が毎年行うラマダーンなど断食明けの食事で、一番最初に口に入れるものはナツメヤシが良いとも言われています。
スーパーでも売っていますがサウジアラビアの高級品を味わってみたい方は、サウジアラビア王室御用達の「バティール」がおすすめ。チョコレートコーティングやクルミやピスタチオを挟んだ豪華版がきれいに並べて売られています。まるでチョコレートを選ぶようにして、ギフトボックスに入れて貰えば立派なお土産の完成ですよ。
◎まとめ
サウジアラビアは日本とはかなり文化的に違うので、特産品などもそのお国柄が出ていて面白いですよね。特にオススメなのは、3つめにご紹介したミスワーク。ヨーロッパでも、歯の健康に良くてエコだと人気があります。安くて軽くて健康に良くてサウジアラビアらしい、ベストのお土産だと思いませんか?