名称:在サウジアラビア日本国大使館
公式・関連サイトURL:https://www.ksa.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000225.html
サウジアラビアの首都リヤドに次ぐ第二の都市ジッダは、紅海に面した港町。海外からの出稼ぎ労働者が多く、国際的な雰囲気のある町です。紅海リゾート、そしてイスラム教徒の巡礼の地メッカへの玄関口として、発展してきたジッダ。2019年9月27日から観光ビザが発給され、ジッダへ訪れる観光客が増加してきました。今回はジッダで買えるおすすめのお土産品を4点ご紹介します。
目次
メッカへの玄関口、世界遺産の街ジッダで買うおススメのお土産4選!
1. アラビックコーヒー
アラビックコーヒーと聞くと、小さなカップに入ったどろとしたスパイスの香りがするコーヒーを想像する方もいるでしょう。ですがそれは、一般的にはトルココーヒーと呼ばれる物なんです。
ご紹介するアラビックコーヒーとは、アラブ諸国でおもてなしをする時には必ず登場するコーヒーで、「よく来ましたね、まあ一杯どうぞ」といった感じで差し出されるもの。ホテルのレセプションやレストランの入り口などでサービスされる事もあります。浅く挽いた豆とカルダモンを一緒に煮出し、お砂糖は入れずに提供されます。カルダモンの風味の後ろにコーヒーの香りがするといった感じで、見た目はまるで日本茶みたいなんですよ。
もう結構と断るまでどんどんと注ぐのが、アラブ風のおもてなしです。甘いもの好きのアラブ人がお砂糖なしのコーヒー?と驚きますが、必ず一緒に出されるのが甘い甘いナツメヤシの実。かじっては飲み、かじっては飲みと楽しみます。コーヒー専門店、市場、スーパーとどこでも売っているので簡単に手に入ります。
2. ネスカフェ・アラビックコーヒー
前述したアラビックコーヒーはカルダモンと一緒に煮出すのですが、さて1袋アラビックコーヒーを買ったとして果たして飲み切れるでしょうか?もちろんアラビックコーヒー好きな方なら喜ばれること間違いなしですが、好き嫌いがあるので、未体験の方へのお土産としてはちょっとリスクがありますよね。
そんな場合にオススメなのがこれ、ネスカフェのインスタントアラビックコーヒーです。実はこれ、ありそうで貴重なアラブ諸国の限定版!スティックタイプになっているので、他のお土産と一緒に添えるのもいいですね。もちろん手間暇かけて煮出したコーヒーとは比べ物にはなりませんが、雰囲気を知るにはこれでも十分です。
3. デーツ(ナツメヤシ)
サウジアラビアの特産品として真っ先に名前があがるのが、ナツメヤシの実です。ジェッダ市内にはナツメヤシの専門店もあり、まるでプラリネのチョコレートのように一粒ずつきれいなボックスに入れてリボンをかけてくれます。こういったお店は主に贈答用ですが、普段からナツメヤシは生活に密着しているもので、栄養価も高く体に良いとイスラムの聖典クルアーンにも何度も登場しています。
チョコレートでコーティングされたものや、種をとって代わりにアーモンドやピスタチオを入れたものもあり、お土産にピッタリ。見た目は茶色や黒でイマイチかもしれませんが、その味は干し柿だとか、餡子のようだという人も。日本人の口に合うのは確かなので、ぜひお土産にどうぞ。
市場で外に出されたまま売っているのは乾燥したタイプで、ミルクやシロップにつけて戻して食べたり、ジュースにする物なのでお土産には向かないかも。箱入りか、専門店で買うようにしましょう。
4.ガラベイヤ&アバーヤ
サウジアラビアの中でもジェッダは明るい港町で、外国人も多く住みインターナショナルな雰囲気がある町です。ショッピングモールも多く、中にはファッションのお店がいっぱい。ご存知のように女性は外ではアバーヤというゆったりとした服を事が義務付けられているので、アバーヤのお店もたくさんあります。また男性の伝統的な衣装であるガラベイヤの専門店もいっぱい。
1枚持っていると、サウジアラビア内はもちろんのこと、他のアラブ諸国に旅行する時にも便利です。モスクの見学時には着まわされた貸出アバーヤではなく、マイアバーヤを着用してみましょう。色のきれいなアバーヤなら、パーティなどにもピッタリ!注目される事間違いなしですね。
◎観光ビザの発給が始まりました!
2019年9月27日、サウジアラビア政府は日本国民を含む一部外国人に対して観光ビザを発給することを発表しました。滞在日数90日間を上限として観光目的で渡航する日本国民に対して観光ビザが発給されます。
※2019年11月現在の情報です。公式サイトで必ず最新の情報をご確認ください。