台湾・高雄港の周辺で小吃を味わう！人気のお店をご紹介します！

小吃（シャオチー）とは、店や屋台で食べる中華の一品料理のこと。日本語に訳せば「軽食」の意味ですが、中華文化圏では麺類や、餃子、焼売や饅頭、包子（パオズ）、麺、ご飯物と幅広い一品料理を指します。小吃は台湾のあちらこちらで見かけますが、高雄港周辺にも美味しい小吃のお店がたくさんあります。これらの店は地元の人だけではなく旅行者も手軽に食事ができると人気。ここでは高雄港周辺の人気店をご紹介したいと思います。麺やご飯、スイーツまでいろいろと高雄の味を楽しんでくださいね。

1.李家湯圓

李家湯圓は、高雄港周辺の塩埕区にある老舗。塩埕区には昔、製塩業を営む人々が多く住んでいたエリアで、高雄港が造られた際に埋め立てられてしまいました。今では金融業が発達しているエリアですが、昔ながらの美味しい小吃の店が残っています。その中の一つ、李家湯圓は1953年に営業をはじめてから60年以上もの歴史を持つ老舗です。

李家湯圓のメニューは台湾スイーツの「八寶冰」「花生湯」「紅豆湯」「圓仔湯」の4つ。かき氷「八寶冰」には芋頭（タロイモ）や紅豆（あずき）、綠豆など具がたくさん入っていますよ。また、甘い台湾風お汁粉「花生湯」や「紅豆湯」、「圓仔湯」もおすすめ。「湯圓」にはもち米で作った白玉団子のような小さなお団子、「花生湯」にはピーナッツ、「紅豆湯」はあずきが入っています。どれもほっとする味わいですよ。

看板もない老舗なのですが、地元の人に親しまれているお店で、高雄港周辺に来たらぜひ味わってほしい小吃です。

2.老牌周記焼肉飯

次に紹介するのは、高雄港周辺で有名な小吃である焼肉飯の店。老牌周記焼肉飯は、七賢三路と大仁路の交差点の角にあり、赤い看板に大きく店の名前が書いてあるのでわかりやすいです。焼肉は丼ぶりに豚肉スライスが4～5切れとお漬物2種がのったシンプルなもの。これにスープと青菜を頼むのが地元の人の基本的な食べ方です。炭で焼いた薄切り焼肉は、クセになる美味しさで意外とあっさりとしていてあっとう間に食べてしまいますよ。

人気の店なので食事の時間には、長い列になることもあります。焼肉飯のほかに魯肉飯や貝のスープ蛤仔湯もあるので味わってみてくださいね。高雄港周辺で美味しい小吃を食べたい時におすすめです。

3.正忠排骨飯

次に紹介する小吃は高雄港周辺で、よく知られた排骨飯のお店。高雄を中心に展開しているチェーン店で、市内にいくつか店舗があります。ご飯に骨付き豚肉をのせた排骨飯と、おかず3品を選び、スープとお茶がセルフサービス。テイクアウトのお弁当にもあるので時間に余裕がない時にも食べられますよ。ご飯の上にのったお肉はボリュームたっぷりで、男性も満足できる量です。お手頃価格でコスパもいいですよ。

排骨飯のほかにもメニューがいくつかあるので、高雄港周辺を訪れた際にはぜひお試しください。

4.大園環鶏肉飯

高雄地下鉄美麗島駅の屋台街にある、園環鶏肉飯。看板メニューは、鶏肉がのっているご飯と蛤のスープです。どちらもあっさりとした味付けで美味しいと評判。シンプルではありますが、台湾らしい味付けでＢ級グルメの定番としておすすめです。

地元の人にも人気で、食事の時間帯には混雑することもあります。朝早くからオープンしているので、早朝に高雄港周辺に来た時にも便利ですよ。

◎まとめ

高雄港周辺には夜市も多く、そこにはたくさんの屋台で小吃を味わうことができます。港町高雄らしく海鮮を入れたものも多く、高雄ならではの小吃を味わって下さいね。ここで紹介した以外にも高雄港周辺にはたくさんのお店があります。かき氷やイカ、魚のグリル、台湾式饅頭など街歩きを楽しみながら、グルメもぜひ楽しんでください。

台湾・高雄港の周辺で小吃を味わう！人気のお店をご紹介します！