済州島を訪れる上で、旧済州エリアは外せない観光スポットですよね。三姓穴・東門市場・龍頭岩…といった代表的な名所が数々ありますが、今回は特にデートでおすすめしたい場所をご紹介させていただきます。美しい景色を眺めながら会話に花を咲かせたり、ロマンチックなムードに浸れること請け合いです。大切な思い出の1ページに綴られるような、特別なデートになりますように…。
目次
絆深まる!旧済州エリアの4スポットでまったりデートのススメ
1.龍頭岩
旧済州エリアの代表的な観光スポットで、龍が海から頭をのぞかせているような形をしています。高さは10m・長さは30mもあり、ハルラ山の宝物の玉を盗んだ大蛇が怒りを買い、矢に射られ体が固まってできたという伝説が有名です。実際はハルラ山からの溶岩が噴き出て冷え固まったもので、この周辺には他にも不思議な形をした岩が多く見られます。
夕日をバックにした姿は特に美しいものがありますが、海が荒れているときの姿は勇ましく、霧に包まれた姿は幻想的。そのときにより様々な表情を楽しめデートに最適です。天気が良く暖かい日なら裸足になって海水にひたし、岩に腰かけてのんびり海を眺めてみるのも素敵ですね。龍は韓国でも縁起のものとされているため、新婚旅行のカップルも数多く訪れます。
2.龍淵
龍頭岩から徒歩約15分、迫力ある岩壁・美しい水の青・木々の緑が織りなす、風光明媚な景色が待っています。かつて龍王の使いが島との出入りのために使っていた場所だという伝説があり、どこか幻想的な雰囲気も。吊り橋の入り口にはカップルが南京錠をかけて愛を誓う、ハートのモニュメントが建っています。
対岸にある八角堂はビュースポットになっているので、ぜひ橋を渡ってドキドキ感を味わってみて下さいね。アクティブなデートを楽しみたいお二人なら、カヤック体験をするのもオススメです。夜はライトアップされ、よりいっそう現実離れしたような雰囲気に。水面に月が映る様子は「龍淵夜帆」とも呼ばれ、昔からの美景としても知られています。
3.済州カフェ通り
近年、済州島の海沿いカフェが注目を集めていますが、有名どころといえば島東部・西部・南部といった、若干アクセスに不便なところに集中しているのが困りもの。バスやレンタカー・タクシーを使えば行けますが、そこまで自信はないという方にオススメなのが旧済州にある今回ご紹介するコチラです。龍頭岩から西へ向かう龍頭岩海岸通りのことで、約20件のおしゃれなカフェや刺身屋さんが建ち並びます。
青い海を眺めての散策を楽しみながら、おいしいドリンクや食事でのんびり休憩してみてはいかがでしょう。恋人たちのデートスポットとして定番になっている場所で、夜はロマンチックな虹色のライトアップが施されます。
4.済州島オルレ18コース
「オルレ」というのは「家を出て大きな通りに出るまでの路地」を意味する済州の方言で、島内に26コース作られています。全部歩くと済州島を歩いて一周することになり、コチラのコースでは旧済州にある東門ロータリーの山地川広場~朝天万歳公園までの道のりを歩けます。
18.8Km、所要6~7時間の途中では、沙羅峯・別刀峯といったオルム(小さな火山)を登ることもでき、市内にいながらに雄大な自然を感じることができると人気です。一番最後まで歩ききるには体力が必要になってしまいますが、沙羅峯公園あたりまでなら普段運動不足気味の方でも頑張れると思います!
「オルレ」には「新しい世界と出会う道」という意味も隠されています。いつもと少し違うデートを楽しんでみたい時にもぜひどうぞ、最近では日本でも注目されています。
◎まとめ
龍頭岩は旧済州の観光スポットとしても定番ですが、そのほかの場所はちょっぴりマイナーに思えるかもしれませんね。但し、そのぶん静かにのんびり過ごすことができたり、2人の時間を贅沢に過ごすことができるはずです。ご紹介した4箇所を組み合わせて周遊するのも良いですし、他の定番スポットと組み合わせて旧済州を観て回っても楽しめますよ。