名称:港園牛肉麺館
住所:高雄市大成街55号
公式・関連サイトURL:https://tabelog.com/taiwan/A5402/A540201/54000704/
台湾料理と中華料理はどこが違うの?そもそも台湾料理って、どんな料理のこと?そんな素朴な疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。よくいわれることですが、家庭的かつ庶民的なのが台湾料理です。スタイリッシュというより、むしろ素朴で温かみのある料理です。高雄駅南側にはそんな味を求めて庶民も集まります。
観光客もアクセスしやすい高雄駅南側エリアにある、ここだけは押さえていただきたい台湾料理の有名スポットを3ケ所、紹介いたします。
1. 港園牛肉麺館
まずは台湾料理の代名詞ともいえる牛肉麺です。全体的に豚肉が主体のイメージが強い台湾料理ですが、牛肉麺だけは庶民の暮らしに根付いています。シンプルでありながら味わい深く、実に台湾料理らしい一品といえます。
メニューに牛肉麺のあるお店は星の数ほどありますが、高雄駅南側で牛肉麺といえば港園牛肉麺館(Gang Yuan Beef Noodle Restaurant)を抜きには語れません。牛肉麺には「スープあり」「スープなし」の2種類があり、港園牛肉麺館でもどちらも楽しめますが、おすすめは断然「スープなし」。牛肉拌麺(ニュウロウバンメン)といいます。
口のなかでとろけてしまうような柔らかさのビーフが、麺の上にどっさり!ボリューミーですから、食べ歩きされるならばシェアされることをおすすめします。高雄駅南側エリア、高雄橋の西に位置する大成街にあり、広い道路沿いなので見つけやすいです。日本人も大勢訪れるので店員さんもカタコトの日本語で接客してくれます。
2.三代春捲
他の場所では味わえない、庶民の台所である高雄駅南側ならではの台湾料理として紹介したいお店が「三代春捲」です。肉類や野菜を巻いた生春巻きは1本でもボリューミー。台湾料理らしく、パクチーやキャベツ、キュウリ、モヤシなどが入って、実にヘルシーです。
独特かつ摩訶不思議なテイストを生んでいるのは、台湾料理によく使われる甘いピーナッツソース。さらに塩気もあって複雑な味わいです。さらに台湾ソーセージや玉子焼き、豆干も。日本人なら皆さん、経験したことのない味覚のはずですが、これがクセになってしまうリピーターが続出します。1本は40元です。夕方には売り切れてしまうこともありますのでご注意ください。「三代春捲」は60年以上の歴史があり高雄駅南側でも老舗の1軒です。高雄捷運紅線と橘線美麗島駅の1番出口を出ると目の前です。
名称:三代春捲
住所:高雄市中山横路1号
公式・関連サイトURL:
3. 興隆居
台湾料理ときくと点心類をイメージされる人々も多いでしょう。先にも書きましたが、台湾料理は庶民の料理です。安くておいしいB級グルメこそ、台湾料理の真髄といえます。また高雄駅南側を訪れる観光客の多くが、食べ歩きが目的なのも確かです。
そこで紹介したいのが興隆居(Xinglongju)の湯包(肉まん)です。某旅行サイトでは、高雄全体のおすすめグルメ・ランキングで第1位ですから、ぜひ訪れていただきたいスポットです。興隆居の湯包は薄皮で、ハンパない肉汁が特徴です。不用意にかぶりつくと服を汚してしまうのでご注意を。大きくてもあっさり系の味つけですから、1人で2ケはここでは当たり前です。
朝から行列ができていますが、テイクアウト客も多いので順番の回りは早いです。湯包の列とその他の列にわかれています。店員さんは親切ですし日本語もちょっと出来るので尋ねてください。お店は高雄駅南側の観光スポット六合夜市の西側にありますよ。
名称:興隆居
住所:高雄市六合二路184、186号
公式・関連サイトURL:https://tabelog.com/taiwan/A5402/A540201/54000051/
◎まとめ
文中でB級グルメと書きましたが、誉め言葉で使っています。お手頃価格の軽食を次から次へと食べ歩いてこそ、台湾料理を堪能したと言えるのではないでしょうか。ひとつだけ注文してシェアすることもまったく問題ありません。でも、つい食べ過ぎてしまうのでお気をつけください。
ホテルが朝食つきだとしても、朝早くから街へ出て、高雄市民と一緒の行列に並んで舌鼓を打つ。そんな過ごし方も高雄ならではです。