名称:東門市場
住所:済州市 二徒1洞 1436-7
世界遺産を有する自然豊かな火山島として知られる済州(チェジュ)島。その済州島の中でも、済州空港の東側に位置するのが旧済州(クチェジュ)という市街地です。
済州空港から車で10分の範囲に、旧済州のグルメと歴史、そして雄大な自然を余すことなく堪能できる周辺観光エリアが凝縮されています。今回は、その中でも特におすすめしたい旧済州の周辺観光エリア3選をご紹介します!
1.東門市場
韓国済州島の東門市場です。
— j@SPK (@big_organ) December 13, 2016
浴びても余るほどキムチ放題でした。 pic.twitter.com/O7UjFd8Upi
韓国といえば、今日ではさまざまな料理が日本人にもなじみのあるグルメ大国ですよね。最初にご紹介したい周辺観光エリアは、韓国グルメに欠かせないあらゆる食材を手に入れることができる東門市場(トンムンシジャン)です。
済州島で最も古い歴史があるとされる有名な市場で、旧済州のグルメに欠かせないアワビやエビを始めとする新鮮な海産物、そして島の特産物であるミカンやデコポンといった色鮮やかなフルーツなど、たくさんの新鮮な食材が並びます。すっかり日本人の定番グルメとなったキムチや、ちょっとつまみながら食べ歩きしたいトッポギなどの韓国ならではのお惣菜も豊富に取り揃えています!その他にも日曜雑貨や衣類等、幅広い商品を割安な価格で購入できるのでとても便利です。
市場はまさにその都市に暮らす人々の息づかいが感じられる場所です。みなさんも、代表的な周辺観光エリアである東門市場で旧済州の活気あふれる空気を実感してみませんか?
2.三姓穴
旧済州の中心街で活気あふれた市場を楽しんだ後は、神聖な場所で心を浄化しませんか?続いてご紹介する旧済州の周辺観光エリアは、三姓穴(サムソンヒョル)です。
三姓穴は、かつて済州島に栄えた耽羅王国を造りあげたとされる「高乙那」、「梁乙那」、「夫乙那」という3人の神が誕生した場所であると言い伝えられており、済州島の歴史を語る上では欠かすことのできない場所となっています。現在でもそこではどんなに大雨が降っても水がたまることがなく、どんなに大雪が降っても雪が積もることのない不思議な穴だと伝えられています。国立指定文化財に登録されており、また3人の神々の力が宿る神聖なパワースポットとしても観光客に人気を集めています。
2001年には展示館がオープンし、遺跡に関する模型や出土品が展示され、3人の神が農耕や牧畜を発展させて国をつくりあげていく様子がアニメで分かりやすく解説されています。
名称:三姓穴
住所:済州市 二徒1洞 1313
関連サイトURL:http://www.samsunghyeol.or.kr/
3.龍頭岩
最後にご紹介したい旧済州の周辺観光エリアは、済州島北部に位置する龍頭岩(ヨンドゥアム)です。その岩が龍の頭のような形をしていることから、このように名づけられました。大きさは高さ10m、長さ30mほどで、済州島の雄大な海との調和はまさに絶景です。
火山島である済州島で、溶岩が噴出したあとに固まったものがこの龍頭岩です。言い伝えとしては、龍が神の怒りにふれたため天に昇ることができずに固まったという説、龍になって天に昇りたいと願った1頭の白馬が捕えられてそのまま固まったという説などがあります。
海沿いには簡易食堂があり、海女さんが獲ったアワビを新鮮な刺身で食べることができます。絶景を眺めながら絶品グルメを堪能する、まさに旅の醍醐味ですね。
土産店も軒を連ね、多くの観光客がにぎわう旧済州の周辺観光エリアの中でも定番のスポットとなっています。
名称:龍頭岩
住所:済州市 龍潭1洞一帯
関連サイトURL:http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TMC/TE_JA_7_1_1.jsp?cid=281815
◎まとめ
旧済州の周辺観光エリア3選、いかがでしたでしょうか?豊かな大自然と活気あふれる市街地を同時に満喫できるのが、この旧済州の最大の魅力です。威勢の良い市場で人々の生活にふれながらグルメを楽しみ、神秘的な場所で深く根付いた歴史を学び、自然がつくりあげた雄大な景色を堪能する…それがすべて叶う旧済州に、あなたも訪れてみませんか?