名称:在日本カタール国大使館
住所:〒106-0046 東京都港区元麻布2丁目3-28
電話:03-5475-0611 ,03-5475-0613
中東のお金持ち国の一つカタール。世界一退屈な国という不名誉なレッテルを剥がそうと観光にも力を入れはじめているんです。なんといっても2020年のサッカーワールドカップ開催が決まっているので、将来多くの観光客が訪れるのは間違いありません。ワールドカップ開催時には色々な緩和があるかもしれませんが、いま現在のカタールの入国や滞在許可に関する情報をまとめてみましたので渡航予定がある方は参考にしてみて下さい。
目次
【カタールのビザについて】日本国籍保持者には査証免除があります!
カタールのビザの仕組み
カタールの主な査証の種類には、入国ビザ、興行ビザ、就労ビザ、家族ビザなどがあります。日本とカタールの間には査証免除の取決めはないため,カタールへの入国には査証が必要です。カタール政府は観光、商用等の短期滞在については,日本を含む33か国の国籍保持者は空港で入国審査の際に、査証料金(100カタール・リヤル)をクレジット・カード(VISA・MASTERカード等)で支払うことによって、滞在期間1か月のツーリスト査証を取得できる制度を設けています。
カタールの内務省入国管理局にて必要な手続きを行えば、さらに1カ月の延長も可能です。更新は2回までで、2回目の延長時にはメディカル・コミッションでの健康診断が必要になります。
なお,2017年2月現在、駐日カタール大使館では一般旅券所持者に対する入国査証発給は行っていません。
《在留許可》
カタールに長期間滞在する際には,原則としてカタール人やカタール企業等から身元保証を受けなければなりません。これをスポンサーシップ制度と言います。就労や家族滞在で長期間滞在する場合は、通常スポンサーを通じて就労ビザや在留許可を申請します。また就労許可を取得した人はその人自身が家族を呼び寄せるためのスポンサーになることができます。(収入等により制限があります。)この場合、家族用の在留許可をそれぞれ取得する必要があります。
《出国許可証》
入国審査では、査証の有無又はカタール在住者であれば旅券(パスポート)に貼付されている,またはIDカードに記載されている在留許可(Residence Permit)の有効期限等がチェックされます。出国に関しては、観光、商用等の目的での短期滞在の場合は、査証の有効期間内であれば出国できます。滞在期限を過ぎて滞在した場合は、超過滞在1日あたり200カタール・リヤルの罰金が科せられます。
一方、上述のとおり就労査証等で当地に滞在している方については、事前に内務省入国管理局発行の出国許可(Exit Permit)を取得しなければ出国できません。ただし世帯主の同伴家族として入国した場合は同許可を取得する必要がない場合もある等の例外もあります。
なお出国許可については、シングル出国許可(1回限り、1週間有効)と、ダブル出国許可(二次、半年間有効)マルチプル出国許可(数次、1年間有効)の3種類があります。
◎まとめ
現在行われている空港での査証免除はあくまでも暫定的な物で、関しては予告なしに変更になる可能性があります。渡航が決まり次第カタール大使館領事部から最新の情報を入手するようにして下さい。