素敵！可愛い！夢いっぱいのウズベキスタンの工芸品のお土産

陶磁器、刺繍・布製品、木工品、人形…ウズベキスタンには見ているだけでワクワクするような可愛くて素敵なお土産がたくさんあります！ウズベキスタンの工芸品の代表である、刺繍布スザニは日本でも目にしたことがある人もいるのではないでしょうか？全て手作りでそれぞれが世界にただ一個の工芸品の数々。

ショッピングにあまり興味がない人も心が弾むウズベキスタンのお土産をご紹介します。

1. スザニ

スザニは綺麗に刺繍で彩られた装飾用の布地のことで、ウズベキスタンの代表的な工芸品です。模様では特にザクロが子宝の象徴として人気があります。大切な嫁入り道具の一つとして、母や娘のために縫い、わざと数カ所完成をさせず、娘が縫って完成させるます。単なる嫁入り道具ではなく、伝統技術を受け続くために大切な文化的要素もあります。

地方によってデザインや配色が異なり、お気に入りの一点を探すのも楽しみ！テーブルクロスやベッドカバーなど色々なものがありますが、バッグやクッションカバー、帽子などの小物がお土産には良さそう。土産物屋のスザニは機械刺繍がほとんどなので、工房やスザニ専門店に行くのがおすすめです。

2. 陶器

日本でも密かに人気の青く細かい模様が美しいリシタン陶器、深い黄色地や緑地に太陽や植物などの模様があるギジュドゥヴァン陶器、コバルトブルーとターコイズブルー、白を基調とするホレズム陶器など様々な種類があり、陶器はまさにウズベキスタンを代表する伝統工芸です。

お皿やカップ、茶碗、水指しなどが代表的ですが、燭台、ベルなどバラエティー豊かです。

3. コウノトリのハサミ

ウズベキスタンのお土産で忘れてはならないのがブハラ名物コウノトリのハサミ。繁栄を表すコウノトリはウズベキスタンのシンボルです。見かけもとても可愛いのですが、切れ味も抜群！紙はもちろん、ダンボールなどの固いものも切れてしまう使い勝手のいいハサミです。

一つ一つ手作りで鉄を打ち付け、形を作って行き、仕上げに研磨と装飾を施します。手間暇かけた一点もののハサミ。ぜひお土産の一つにいかがでしょうか。

4. 木工品

プラタナスやポプラ、柳を原材料に使う美しい木工品は、幾何学模様や植物など様々なモチーフのものがあります。中でも代表的なのが、コーラン台（ラウヒ）。一枚板から作られ、接着剤も不使用という高い技術で作られています。コーラン台は千年以上も前にイランで作られたのが始まりで、聖なるコーランを汚さずに読めるよう色々な大きさのものがあります。お手持ちの本を置いたり、絵を置いてちょっとしたイーゼル代わりに使ったり、と色々な用途に使えておすすめです。

その他、まな板、小箱、フォオフレーム、お皿など様々なものがあるので是非ゆっくり選んでくださいね。

5. 人形

ウズベキスタンの代表的なお土産で手軽なのが操り人形と陶器のおじいちゃん人形です。操り人形は頭部が紙、衣装がシルク製でできているものが代表的で、ヒヴァのものが有名です。また、陶器のおじいちゃん人形は表情も形も様々！くすっと笑ってしまうような、愛らしいものもあります。大きさも大小様々なので、ちょっとしたお土産としてお友達や知り合いにあげるのにもいいですね。

6. 細密画

アクセサリーなどを入れるのに便利で見た目にも美しく、お土産にあげれば喜ばれること間違いなしなのが、細密画の小箱です。素材は木工、プラスティック、紙など様々で値段もピンキリ。その土地独特の作風があるので、ウズベキスタンの都市をいくつか訪問予定の方は、比べてみるといいですね。

非常に細い筆で描いていく、とても細かい絵です。ライターやヘアピンなど値段も手頃に買えるものもありますが、絵を購入して、細密画そのものを楽しむのもいいですね。

携帯電話などにその場で描いてももらえるようなので、時間がある方はお願いするととてもいい思い出になるでしょう。

◎まとめ

他にも弦楽器、カーペット、装飾ナイフ、ドッピ（ムスリムの帽子）、サマルカンド・ペーパー、ナンに模様をつける道具、などウズベキスタンにはまだまだ紹介しきれないお土産がたくさんあります。

お土産物やさんで売っている機械刺繍のものなど以外は基本的に全てハンドメイド、一点ものです。

お気に入りの一品があったら、あとで買えばいいか、と思っていると再会できない可能性があるので、荷物にならなければ、後悔しないためにもその場で購入がいいかもしれませんね。

素敵！可愛い！夢いっぱいのウズベキスタンの工芸品のお土産