ギニアは西アフリカの西側にある国。アフリカのフランス植民地の中でもいち早く独立した国で、その後クーデターが起こり開発が遅れ、手つかずの自然が現在も残っています。肥沃な土地と豊富な水、鉱山資源に恵まれている国ですが、一般庶民の生活はそれほど楽ではありません。ギニアに住む外国人も極端に少なく、観光資源も少ないため観光客も多くありませんが、観光地化された場所にはない素のままの魅力がある場所ともいえますね。ここではそんなギニアのお土産を紹介したいと思います。
1.木彫り製品
ギニアの民芸品として、木彫りはよく知られています。女性を象ったものやお面など、お土産やインテリアとして人気。また木彫りのキーホルダーも売られていて、こちらは小さい物なので持ち帰りにも便利です。ギニアの職人が一つ一つ手作りした木彫り作品は、味があって人の温かみがあふれていますね。ギニアを訪れたらぜひ露店を訪ね、お土産にご購入ください。旅の思い出としてもおすすめです。
2.パーニュ
ギニアではパインと呼ばれる布。日本では日本を始め欧米ではパーニュ、アフリカンプリント、アフリカンワックスプリント、アフリカンバティックなど呼ばれ、今や世界中で大人気となっています。特にダシキと呼ばれる柄は一大ブームとなり、ギニアではこの柄を着た人であふれていたそうです。
布はギニアの露店で売られていて、布の質も柄も価格も様々。アフリカ産の物は以外と少なくアジア、ヨーロッパからの輸入のものがほとんどだそうです。特にコートジボワール製のものは高品質で、その分価格も高めですがおすすめですよ。
ギニアでは、女性はパーニュを巻きスカートのようにして巻いています。また風呂敷のように何でも包んで持ち運びするとか。パーニュを購入し、仕立て屋で自分の欲しいデザインの服に仕立ててもらうのも楽しいですよ。
3.ハチミツ
ギニアではハチミツが特産品。ハチミツは様々な国でつくられていますが、ギニア産の濃厚な味は日本の一般的なハチミツとは比べものにならないほど。あまり出回っていませんが、蜂の巣がそのまま入ったタイプのものも人気があります。ギニアのお土産としても重宝しそうです。ちなみにギニアではいろいろなお料理にハチミツが加えられているんですよ。
◎まとめ
なかなか日本からは馴染みのない国であるギニア。ギニアは物価が高く、また訪れる外国人観光客も少ないため、目立ったお土産はあまりありません。市場で見つける素朴な民芸品や、最近世界中で人気があるパーニャと呼ばれる布などを買い求めるといいでしょう。派手ではないですが、素朴で味のあるアイテムが魅力ですね。お気に入りの逸品をみつけてくださいね。
