世界遺産ぺトラ遺跡。そして奇岩が連なる赤い砂漠ワディラムや、誰もが浮かんでしまう死海など魅力的な観光地がたくさんあるヨルダンハシミテ王国。せっかくならばこの素晴らしい観光地の雰囲気が伝わるお土産を、大切な家族や友人に贈りたいと思いませんか？アラブの国だからゴールド？アラビックランプ？水タバコやナツメヤシ？もちろんその全部がヨルダンにもありますが、もう少しヨルダンの特徴が出ている物をご紹介しましょう。ヨルダン在住日本人セレクトのお土産品のご紹介です。
目次
ヨルダンのお土産はこれで決まり！在住者が勧めるお土産はこちら！
1.砂絵ボトル
ぺトラ遺跡に行くと思わず足を止めて見入ってしまうのが、砂絵アートの実演です。色とりどりの砂を頭の中にあるデザイン通りに詰めていくだけで、小さなラクダの姿まで描けてしまう芸術品！ぺトラ遺跡周辺の砂岩を砕いた砂に色付けをした物を使用しているので、まさにぺトラ産のお土産です。
リクエストすると名前を入れてくれるサービスもあるので、いい記念になりますよ。瓶の中の砂は、いちばん上が接着剤で固められていますのでこぼれる心配もありません。ぜひ記念に買って帰りたいお土産ですね。
2.カフィーヤ
伝統衣装を着たヨルダン人男性が頭に巻いているのがカフィーやです。ヨルダン旅行中に実際頭に巻いている人を何度も見かけるはず。もともとは砂漠に暮らす人たちが、砂嵐や強い日差しから守るために頭や顔を覆う為に使っていました。今ではアラビア半島全域で愛用されるようになり、ヨルダンではハッタとも呼ばれています。
ヤギの毛で作ったイガールという黒い輪っかをはめるのが一般的なスタイルです。日本でもアフガンショールなどと呼ばれて一時期流行しましたよね。一番有名な色合いはパレスチナの黒白模様。ヨルダンでは赤白と共に黒白も人気があります。さらりとした肌触りでふんわりとした温かさがあるので、ストールとして首に巻くだけでずいぶん温かいんですよ。アラブらしいお土産として、一枚いかがですか？
3.死海グッズ
死海のミネラル石鹸、バスソルト、泥マスク、クリームなど死海エリアだけではなくヨルダン全土で見かける死海グッズ。道端の露店で買うのもアリですが、信用できるブランド品が欲しいという方におススメなのがRivage製品です。品質の良さに定評があるブランドで、ハンドクリームや泥パック、バスソルト、化粧水など様々な種類の死海グッズがあり、どれも試してみたくなるものばかり。
死海の泥パックは毛穴の中の余分な汚れや皮脂を吸収して、肌のキメを整える効果があるんですよ！商品によってはアンマン市内の店舗よりも空港の方が安かったり、その逆もあるので値段を各地で確認してくださいね。スーパーでも扱っていますが、ゆっくり品定めをしたい方はアンマン市内のシティモール店へどうぞ！
4.アラブ菓子 マアムール
アラブ人は甘いお菓子が大好き。中でもシリアやヨルダンはアラブ菓子の美味しい事で知られています。日本人からすると歯にしみるような甘さのお菓子も、慣れると美味しく感じるから不思議。
ヨルダンでぜひ食べて貰いたいのはクナーファという焼き菓子。小麦粉を糸状にした生地にチーズを入れて焼き、シロップをかけた物です。チーズはとろーり、生地のさくさく！ピスタチオの香ばしさのハーモニーが最高のお菓子です。しかし焼き立てが美味しいので、残念ながらお土産には不向き。お土産にはマアムールがオススメ。セモリナ粉の生地の中にナツメヤシを煮詰めた餡が入った素朴な味わいで、ピスタチオやヘーゼルナッツ入りなどもあり日本人の口にも合うと評判です。スーパーには個包装された物もあるので探してみて下さいね。
◎まとめ
ここ数年アンマン市内にはお洒落なカフェやレストラン、ショップがかなり増えました。でもやっぱり旅行者が歩いて楽しいのは下町エリアですよね。アンマンの下町にはスークと呼ばれる市場があり、人気のアラブ菓子屋さんや安食堂などいつも多くの人で賑わっています。
美味しいヨルダン料理に欠かせないスパイス類を売るお店で、少量ずつのスパイスを買うのも食通の方へのお土産に喜ばれそう。ヨルダン人でにぎわうお菓子屋さんで焼きたてのクナーファを食べたり、庶民の味そら豆のコロッケ、ファラーフェルのサンドイッチをかじるのも楽しいですよ。ぜひお気に入りのお土産を探し出してみてくださいね。
