ス-ダンは北アフリカに位置し、ハルツ-ムを首都に置いています。スーダンはエジプト、リビア、チャドなどと国境を接し、東部は紅海に面しています。アフリカ大陸では第3位の面積を保有するス-ダンには、メ口エ島の考古学遺跡群やゲベル・バルカルとナバタ地方の遺跡群がユネスコの世界遺産となっています。
ス-ダンはあまり観光する場所がないと言われていますが、世界遺産巡りではラクダに乗ってス-ダンのピラミッドや遺跡群の見物などス-ダンならではの楽しみ方があります。またスーダンは野菜類は乏しいですが、果物はとても豊富なんです。マンゴ-はなんと30種類も栽培されていると言われています。初めて経験するス-ダン料理や文化も体感してください。そしてここでは旅の醍醐味、ス-ダン特産のお土産をご紹介します。
目次
広大なサハラ砂漠があるス-ダン。実は果物が豊富!スーダンのお土産4選!
①ハイビスカスティ-
ス-ダンはアルコールが禁止されている国です。そこでスーダンの人々は一日に飲むお茶の回数がとても多いんです。特に愛飲されているのがハイビスカスティ-。ハイビスカスの花を採取し乾燥させ、それをじっくりと煮出ししたものをお茶として飲用しています。味は少し酸っぱいですが、好みで砂糖やミルクなどを加えます。ハイビスカスティ-は色鮮やかな赤い色で、香りも爽快感があってとても美味しいといわれています。
ス-ダンの街では人々が道沿いに座りお茶を飲んでいる姿を見かけます。スーダンのお土産にハイビスカスティ-を選んでみるのもいいですね。夏場には自分好みにアイスハイビスカスティ-にしてみるのもオススメですよ。
②デーツ
ス-ダンのお土産では定番となっているナツメヤシのデ-ツです。ナツメヤシはヤシ科の仲間の常緑高木で、これから採れる果実がデ-ツと呼ばれているんです。干し柿のような感じで、観光客からは甘くておいしいと言われています。
このデーツはカ口リ-も高く大変貴重なもので、毎日の主食として乳製品などと一緒に食卓に並べられています。ヤシの実はスーダン独特の伝統技術で乾燥させていますが、色などは作られている所で異なります。お土産として持ち帰るには一度試食してみてから買い求めるといいですね。箱詰めなど種類も豊富にありますよ。
③ゴマ油
ス-ダンは地平線まで伸びるゴマ畑があり、実はス-ダンはゴマの発祥地でもあります。世界で生産されているゴマはアフリカ大陸とインドから中国、南米・中南米との3つに区別されています。またスーダンのゴマは主にゴマ油として生産されています。ゴマ油はとっても香りがよく料理をはじめエステなどにも使われていますね。
ゴマ油にはたくさんの栄養分があるとされています。アンチエイジングや癌を防ぐ効果もあると言われ、ミネラルやビタミン豊富と優れものです。ス-ダンのお土産店でゴマ油を購入するときは香りを確かめる事ができませんが、市場では香りを味わってから買うことも可能ですので、お気に入りのゴマ油をお土産として選びたいですね。
④スーダンの綿織物
ス-ダンは綿が栽培されています。古代からの伝統技術で綿布が作られていますが、現代では機械化が進み手で作られるものが減少しつつあります。村に住む人々は綿布から収入を得ているので厳しい現状です。それでもスーダンの村の人々は機械に頼ることなく、一生懸命毎日綿布を作っています。人の手で作られたものは質が良く、細かい部分にも配慮され高級感のある素晴らしい布に仕上がっています。ス-ダンへ観光の際は是非心のこもった綿布をお土産としてオススメします。
◎まとめ
いかがでしたか?日本の7倍の広さを保持するス-ダンの観光シーズンは3月から10月と言われています。しかし夏場は43℃以上と猛暑で雨も少なく砂嵐もありますが、広大なアフリカならではの砂漠を感じる観光旅行のお楽しみのひとつでもありますね。思いっきりサハラを体感したら、ス-ダン特産のお土産をお買い求めくださいね。