【マラウイの治安】全土で危険レベル1!強盗などへの警戒は必須

【マラウイの治安】全土で危険レベル1!強盗などへの警戒は必須

マラウイは、アフリカ大陸南部の内陸部にある大きなマラウイ湖を持つ小さな国。世界遺産は、マラウイ湖国立公園とチョンゴニの岩絵地域という岩窟絵の2つがあります。特にマラウイ湖は、湖のガラパゴス諸島とも言われている豊かな生態系をもつ湖です。この国は窃盗や強盗事件などが多いことから治安に警戒が必要で、外務省より全土が危険レベル1の十分注意と勧告されています。マラウイ旅行に備えて、治安への対策をしっかり行いましょう!

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【マラウイの治安】全土で危険レベル1!強盗などへの警戒は必須

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1.路上強盗への対策をする

出典: neiljs

マラウイの首都リロングウェや、南部商業都市ブランタイヤなどの治安悪化が懸念されている都市部において、スリ・ひったくり・強盗などの犯罪が多発しています。また、観光地となっているマラウイ湖岸のマンゴチやムズズ、ケープマクレア(南部)などでは観光客の被害が報告されています。

人通りの少ない路上やスーパーマーケット、銀行の出入口やバス停付近などでの犯罪被害が最も多いので警戒しましょう。日中でも一人での行動は極力避けてください。

実際にリロングウェで日本人が被害にあったケースでは、銀行に行った際にあとをつけられ、人気のない場所で強盗にあったり、買い物の帰りやジョギング中に複数人に襲われ現金を取られたといったケースなどがあります。治安への警戒を怠らず、周囲に目を光らせましょう。

2.バス乗車時の強盗への対策をする

出典: Manogamos, Algunas veces Mujeres Viole

マラウイには市内をまわるミニバスや長距離バスがあって、その車内やバス停周辺は特に強盗や窃盗は頻発しているので注意してください。

車内では、混雑しているためカバンを開けられて財布などを盗まれたり、バスの窓側に座っていて窓からカバンを取られるケースがあります。バスに預ける大きな荷物がある場合は特に注意してください。財布やスマートフォンは、取り出した瞬間を狙ってひったくられるケースがよくあります。

リロングウェ市エリア1のバスターミナル周辺では、日本人が被害にあったスリ・盗難被害が1ヶ月の間に4件発生し、その手口は相手にぶつかった隙に現金をスルというものでした。マラウイの中でも治安への注意を怠ってはいけない場所の一つです。

3.住居侵入強盗への対策をする

出典: lucianf

マラウイでは住居侵入強盗も増加しています。特に治安への警戒が必要なリロングウェ市などの都市部では十分に対策してください。帰宅時にあとをつけられ、家やホテルの付近で襲われるケースがあるので、周囲に警戒して行動しましょう。強盗は10人以上の複数人だったり、危害を加えてくることもあるので、自分の身を最優先に考え避難経路などの確認をしておくことが必要です。

実際に日本人が強盗に入られた場所は、住宅や会社、民宿など様々。マラウイは治安が良くないことを念頭に置き、日頃から危機管理しておくことが重要です。住宅は警報機や警備員の配置することが安心につながります。

4.その他の基本的な対策をする

出典: PROkhym54

マラウイの全土において貧困層の増大からスリやひったくり、強盗などの犯罪が起きているので、治安への対策が必要になります。外国人であることがすでに目立っているため、狙われないためにもお金を持っていることを連想させるような服装は慎みましょう。

高級な時計やアクセサリー、派手な服装やブランド物のカバンなどを持つのは厳禁です。貴重品は分散して携帯し、強盗に遭ってもすべてを取られないよう工夫することが必要になります。特にバスなどでは、カバンは斜めがけでチャック付きのものとし、自分の前で抱えるように持ってください。

マラウイの観光地は美しい自然に溢れ開放感があります。治安への警戒は都市部と同様に怠らないようにしましょう。

5.テロへ警戒する

出典: Lilongwe, Malawi

2017年8月時点、マラウイでテロの報告はありません。しかしフランスやベルギー、バングラディシュなどの国ではローンウルフによるテロが発生しています。一見テロとは関係ない地域でも、人の思想はわかりません。注意するに越したことはないでしょう。

テロへの警戒は難しいですが、渡航前にマラウイの治安情報について外務省のホームページやニュースなどで調べたり、治安の悪い地域や人が集まる場所では警戒するなど自分でもできる対策を行ってください。日頃からの危機管理をして、危険を感じる時期には渡航中止にするもの大切です。

◎まとめ

マラウイの治安状況とその対策について紹介しました。マラウイ全土は、外務省から危険レベル1の十分注意の勧告が出ている警戒が必要な国です。首都などの都市部に限らず、観光地などでも窃盗や強盗への対策は必須です。日中でも一人歩きは極力避け、夜間の外出はなるべく控えましょう。美しい湖やサバンナを持つマラウイで、良い思い出が作れるように自分でできる治安への対策をしましょう。海外においては、自分の身は自分で守る意識が必要になりますよ。

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