エメラルドグリーンの海と青い空がひろがるギリシャ。世界有数の人気リゾート地であり観光名所が多いギリシャは日本人の中でも行ってみたい人が多いのでは？
でも実際に行くとなるとビザのことで疑問に思う人もいるかと思います。今回はそのギリシャのビザの種類や、取得方法、申請の流れ、短期滞在から長期滞在についてまでご紹介します。
目次
いつか行きたい！人気観光地ギリシャのビザの種類や申請方法、取得について
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ギリシャのビザのしくみ
日本とギリシャの間ではビザ免除取極が結ばれています。そのため、3ヶ月以内の短期滞在であればビザを取らずに入国することができます。もし、3ヶ月以上の長期滞在の場合は、渡航する前に在日ギリシャ大使館でビザを取得することが必要になります。
ギリシャのビザの種類
《短期滞在ビザ》観光ビザ
3ヶ月以内の滞在の場合は特別に申請をする必要はありません。ただ、短期滞在での渡航者は、以下の条件が揃っているパスポートが必要です。
・有効期限が出国予定日から3ヶ月以上残っている。
・10年以内に発行されたもの
ギリシャはシェンゲン協定加盟国です。シェンゲン協定加盟国内で滞在している人は注意が必要です。
シェンゲン協定加盟国では｢過去180日の期間内で最大90日以内の滞在が認められてる｣という決まりになっています。すなわち、過去180日以内の滞在日数はすべて短期滞在の期間として計算されることとなります。
《注意事項》
シェンゲン協定内の短期滞在に関する入国での審査は流動的です。90日を越えてシェンゲン協定内を滞在する人は、渡航前に政府観光局か在日大使館に確認をとりましょう。
ドイツ経由で出入国する場合、シェンゲンビザを持っていないがために、ドイツで入国を拒否されるトラブルが発生しています。90日近くでドイツを経由してギリシャを出入国する場合は、事前に大使館や観光局に問い合わせましょう。
《長期滞在ビザ》学生ビザ
3ヶ月以上、大学に通う人はこの学生ビザが必要になります。申請をすると、365日以内の猶予期間と大学を終了するまでの滞在許可証をもらえます。
申請に必要な書類は以下です。
・各教育施設の合格証明書と支払済領収書、または入学証明書。
・1ヶ月400ユーロ以上プラス滞在期間する生活費が認められる残高証明書。または収入証明書。
・18歳未満の場合、親、または親権書の同意書。
・教育施設がギリシャ語を必要とする場合に受けるギリシャ語の語力証明できるもの。
・ICAOの基準を満した写真が添付されているビザ申請書。
・有効なパスポート。
・申請者の居住地の県警または警視庁が発行した無犯罪歴証明書。
・公共医療機関が発行した英語の健康診断書。
ビザ申請時には90ユーロを日本円にて支払います。提出した書類は返却されないので、必要な書類は提出する前にコピーをとっておきましょう。
書類は在日ギリシャ領事館のホームページからダウンロードできます。
http://www.mfa.gr/missionsabroad/en/japan－en/visas/application－form－for－student－visa.html
申請する時は最低出発の3週間前にしましょう。また、申請の予約を忘れずに。
また、外国人局に居住許可証を提出します。
必要書類
・1ヶ月400ユーロ以上プラス滞在期間する生活費が認められる残高証明書。または収入証明書。
・入学証明書、または大学に支払い済みの支払証明書。
・18歳未満の場合、親、または親権書の同意書。
・居住許可証の署名済みの申請書
・1年毎につき150ユーロの支払い
必要書類が揃っていても申請が拒否されることがあります。
《長期滞在ビザ》就労ビザ、ナショナルビザなど
3ヶ月以上のギリシャでの滞在を計画している人は、必ずビザを取る必要があります。
学生ビザ以外の長期滞在用のビザは、大使館に連絡して取得することになります。どんな目的で長期滞在して、どの種類のビザがあるのか確認を取りましょう。
在日ギリシャ大使館ホームページ：http://www.mfa.gr/missionsabroad/en/japan－en/visas/national－visas.html
ビザについての連絡先
電話：03－3403－0871
FAX：03－3402－4642
E－mail：grcon.tok＠mfa.gr
3.ギリシャのビザ申請の流れ
ギリシャのビザを申請するときは、まず在日ギリシャ大使館に連絡して問い合わせましょう。その後、
1.書類を準備
2.大使館に申請の予約を入れる
3.書類を提出して申請
4.ビザ取得
という流れになります。
渡航前の最低でも3週間前に申請ができるように、時間の余裕を持って準備をしていきましょう。
◎まとめ
ギリシャの魅力に触れて長期滞在をしてみたいという人は多いはず。でも最初に出てくる壁がビザの取得。この記事を読んで少しでも参考になればと思います。
ビザについては年によって取得の方法が変わっていきます。ビザでつまずいてしまうととても不安になるものです。渡航を考えている人はまずは大使館のホームページで正しい、最新の情報を必ず確認し、気持ち良く渡航しましょう。
