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大自然の絶景と美しい街並みのクロアチアは、近年日本でも注目の観光地です。そこで気になるのが治安ですよね。クロアチアの主な観光エリアは凶悪犯罪の発生件数も少なく、ヨーロッパの中でも比較的治安の良い国といわれています。しかし観光客の増加に伴い、観光客をターゲットにした犯罪が増加していることも確かです。ここでは、クロアチアで楽しい旅をするために役に立つ、治安についての注意点をご紹介しましょう。
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【クロアチアの治安情報】安全で美しい国でも油断は禁物!注意点をご紹介
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1.スリや置き引きを回避しよう!
治安の良いクロアチアですが、観光客が一番被害にあうというスリには要注意。重要なことは貴重品は必ず肌身離さず持つこと。そして一か所にまとめずにバッグの内ポケットなどを使って分散させておくといいでしょう。
特に男性はズボンの後ろポケットに財布を入れるのは厳禁!女性の場合は派手なブランド品など狙われやすいです。治安が良く街歩きが楽しいクロアチアですが、スマホやガイドブック片手に歩くのは控えてくださいね。いかにも観光客といった雰囲気を出すことはスリを誘発することに繋がりますのでご注意ください。
2.タクシー利用の注意点
日本では、あまりないぼったくりタクシーですが、海外では珍しくありません。治安の良いクロアチアも例外ではなく、土地勘のない観光客が恰好のターゲット。被害にあわないようにするために、事前に相場を調べておくといいでしょう。
空港からホテルまでなら空港の案内所で確認でき、ホテルから観光地へ行く場合はホテルのスタッフに聞くこともできます。また乗車の際に領収書を請求可能か聞いて、領収書発行を渋るドライバーは怪しいので乗車を見送った方がいいでしょう。治安も人も良いクロアチアですが、残念ながら悪徳ドライバーはゼロではありません。これはクロアチアでなくてもどこの国でも有効なので、実践してほしい対処法です。
3.不正請求にはご用心!
治安が良い国と考えられているクロアチアですが、旅行中に気をつけるべき点はいくつかあります。そのうちのひとつが、日本ではまず考えられませんが、レストランなどでの不正請求です。
レストランでクレジットカード払いをし、後日実際の金額を遥かに上回る金額の明細書が届いたという報告や、ナイトクラブでの会計時にレシートをチェックしたら注文していない高額のお酒が入っていた、などの事例があります。治安について比較的安心なクロアチアでも、不正請求の被害があるのも事実。故意ではなくとも不注意によるミスもありえるので、いずれにしても海外でのレシートチェックは必ずその場で行うようにしましょう。
4.物乞いは相手にしないことが鉄則
治安が良いとされるクロアチアですが、首都のザグレブでは時々物乞いを見かけます。他のヨーロッパ諸国のように街を歩いていて大勢に取り囲まれるようなことはないのでそこまで身構える必要はありませんが、相手にしないということが一番良い対処法。
治安に心配がない国だからこそ、注意を怠らないことが大切です。
5.ビーチには貴重品は持って行かないように
世界に誇る海岸線を有するクロアチア。せっかくクロアチアを訪れたなら、アドリア海で泳ぎたいですよね。ただ治安が良いとされているクロアチアでも、ビーチでは特に観光客は盗難のターゲットになりやすいので十分な注意が必要です。
少しの間でも荷物を置いたままその場を離れたら、盗難にあう可能性があると考えた方がいいでしょう。盗難にあわないために、ビーチへはカメラや財布、スマートフォンなどの貴重品はなるべく持って行かないようにしましょう。最低限の現金と最小限の荷物だけで行動することがトラブル防止になります。
6.クロアチア特有の注意点
治安の良いクロアチアですが、国の政治情勢や国民性などからクロアチア特有の注意点があります。クロアチアもサッカー熱が非常に高く、治安の良さとは別に熱狂的ファンは時に暴徒化します。訪れた先を本拠地としているサッカーチーム以外のチームのグッズを身に着けることは避けましょう。不要なトラブルを招くきっかけとなります。
また、旧ユーゴ諸国の国旗をモチーフにしたTシャツやグッズなどもNGです。民族や歴史的な複雑な事情は日本人にとっては難しいので、とにかくクロアチアと日本の国旗以外の国旗はNGと考えたほうがよさそうです。基本的に治安問題ではありませんが、日本人にとっては想定しずらい自体も起こりうるので注意が必要ですね。
◎まとめ
美しい観光スポット満載のクロアチア、一度は訪れてみたいと思っている方も多いと思います。のどかで治安も良い場所がほとんどですが、セルビアとの国境付近のごく一部など注意が必要な場所も存在します。旅行前と旅行中には外務省海外安全ホームページなどでタイムリーな治安情報をこまめに確認するようにしてくださいね。