海外渡航先として日本でも絶大な人気を誇るアメリカ。ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコ、マイアミと都市毎に異なる魅力を持っているのが特徴で、世界中からもたくさんの人々が訪れています。
未だに銃社会と言われるアメリカですが、実際にどのような危険があるのか?皆さんも詳しく知っておきたいですよね。ここでは、アメリカを訪れる際に注意すべきポイントや治安についてご紹介いたします。
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【アメリカの治安】アジア人は犯罪のターゲット?観光客丸出しはNG
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1.一人で出歩かない
これは治安の良い国でも言えることですが、女性一人で歩き回るのはとても危険です。特に車社会のアメリカでは、「観光地以外の場所を歩いている人=観光客」と思われ、スリやひったくりの標的になることも。大人の誘拐事件も多発しています。
そのため、暗い時間帯に出歩かないのはもちろんのこと、人通りの少ない路地裏や人目につかない場所はなるべく避けるようにしましょう。夜間の一人歩きは、男性であっても要注意ですよ!
2.高級品を身につけないようにする
出典: Ann Haritonenko/Shutterstock
アジアからの観光客は「お金を持っている」というイメージを持たれがちなので、犯罪者からすれば恰好のターゲットであることは間違いないでしょう。旅行に来て浮かれてしまう気持ちはわかりますが、ブランドバッグや時計、アクセサリーなどを身につけて出歩くことはおすすめしません。
また、露出度の高い服装もトラブルに巻き込まれる可能性を高めます。シンプルで目立ちにくく、なるべく歩きやすい服装で観光するよう心がけましょう。
3.知らない人にスマートフォンを貸さない
スマートフォンは連絡手段としてだけでなく、情報収集や電子マネー、カメラ代わりとして利用できる旅行には欠かせないアイテムです。そんなスマートフォンを狙った詐欺に要注意!「友人と連絡を取りたいのでちょっと貸してもらえますか?」などと言われても絶対に渡してはいけませんよ。
渡したら最後。きっと相手はあなたのスマートフォンを持ち去ってしまうでしょう。治安が良いと言われるエリアで優しそうな外国人に頼まれたら、ついつい気が緩んで貸してしまいそうですが、そこはしっかり判断して行動するように!
4.チャックのついたカバンを持ち歩くように心がける
アメリカの犯罪で多いのがスリや引ったくり。日本にいる時の感覚でポケットにスマートフォンやカメラなどを入れていると、あっという間に取られてしまいますよ。むしろアメリカでは、「ポケットにものを入れている=取ってください」と言っているようなものです。
観光に夢中でついつい気が緩んでしまいがちですが、貴重品はしっかりバッグに閉まってファスナーも閉じるなど管理を徹底しましょう。混雑する場所で、偶然を装ってむやみやたらに近づいて来る人がいたら要注意です。
5.車に荷物は残さない
アメリカでレンタカーなどを借りる際には、荷物を車内に残さないように気を付けましょう。アメリカでは車上荒らしも多発していますよ。車内に荷物があるとわかると窓ガラスを割られ、盗られてしまうのだとか。なんと、カーナビを盗まれたという報告もあったそうですよ。
車上荒らしは比較的治安の良いエリアでも起きている犯罪なので、レンタカーを利用する際は盗難事故の補償付き保険に加入するなど、しっかりと対策を練っておくことが重要です。
◎まとめ
近年は治安が良くなってきたと言われるアメリカですが、まだまだたくさんの犯罪者が潜んでいます。特にアジア人を狙った犯行が多いので、日本人である私たちも観光に訪れる際は充分に注意しなければなりません。せっかくのアメリカ旅行を無駄にしないためにも、細かな部分にも気を配りながら楽しみましょう!
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