カンボジアのビザの種類と申請方法!e-VISAや数次査証で手軽に入国

画像出典:pixabay.com

カンボジアのビザの種類と申請方法!e-VISAや数次査証で手軽に入国

カンボジアはシェムリアップにある世界遺産アンコールワットをはじめとして、世界遺産や数々の遺跡が沢山ある魅力的な国です。近年は観光リゾートしての開発もすすんだ事から、日本人観光客からも人気のある国の1つといえるでしょう。また、隣国のタイやラオス、ベトナムなどから陸路で国境を超えるバックパッカーも多い国です。

カンボジアへの入国には、ビザ(査証)が必要ですが、カンボジアはビザ取得が容易な国の1つです。大使館や名誉領事館での申請のほか、現地取得やインターネットでの申請もできます。この記事では様々な方法があるカンボジアの観光ビザについて解説いたします。

目次

カンボジアのビザの種類と申請方法!e-VISAや数次査証で手軽に入国

目次を閉じる

カンボジアビザの仕組み

カンボジアのビザ

カンボジアに観光で入国するには、ビザの取得が必要です。
カンボジアには「外交」「観光」「業務」「クメール永住者」用など、大きく分けて6種類のビザがあります。ビザも1回のみ有効なシングルビザのほか、1年~3年有効、何度も入国できるマルチプルビザもあります。

カンボジア大使館や全国の名誉領事館(仙台、名古屋、大阪、境港、福岡)で申請する方法のほか、現地の空港で取得する方法やネットで申請する方法もあります。

観光ビザの種類は?様々な申請方法がある

ビザの取得方法は、事前に在日日本大使館で取得する方法、ネットで申請する方法、カンボジアの空港で取得する方法があります。

その手軽さから、観光ビザの場合は空港で取得するのが一般的です。30日間有効で、観光ビザの延長は1回限りで延長はさらに30日までとなっています。

もし帰りもカンボジアを通過する場合や1年に1度以上カンボジアを訪問される場合は、マルチプルビザ(数次査証)の方が金額的にお得です。

カンボジアの国際空港でアライバルビザを現地取得

時間的に余裕のある方は現地の空港で取得する方法が手軽です。
ただし、すぐにビザが発給される場合もあれば、かなり待たされる(1時間以上)場合もあります。

また、空港でビザを取得する場合はトラブルの報告が多く、とくに窓口で申請料を収める場合に、おつりを貰えないといったトラブルや賄賂を要求されるといったトラブルが多数発生しています。
100ドル札や50ドル札等の額の大きいお札は避け、必ず細かいお札を用意し、トラブルを回避しましょう。

インターネットで電子ビザを申請する

カンボジア 電子ビザ

現地でのトラブルを避けるには、事前にネットで申請する方法もあります。カンボジアではe-Visaシステムを導入しており、パソコンやスマートフォンからの申請も可能になっているので便利です。
ただし、決済方法がクレジットカードのみとなっており、ビザ申請料と合わせてシステム処理料が必要です。
また、スマートフォンアプリが不安定なこともあり、時間がかかる場合もあります。したがって、パソコンから申請した方が安心でしょう。

在日カンボジア大使館・名誉総領事館で申請(郵送可)

赤坂のカンボジア大使館

東京のカンボジア大使館や大阪、福岡、名古屋、仙台、境港にあるカンボジア領事館に直接申請する方法もあります。
通常であれば2日〜3日でビザが発給されます。
1番トラブルの少ない方法と言えるかもしれませんが、時間がかかるのが難点です。
なお、仙台の名誉総領事館は、郵送と振込により全国からビザ申請を受け付けています。詳細は以下のページ(外部サイト)をご覧ください。

在仙台カンボジア名誉総領事館のホームページ

各地の在日カンボジア大使館・名誉総領事館の一覧

陸上国境でのビザの取得

タイ-カンボジア国境

空港のほかに陸上の国境でビザを取得する事も可能ですが、非常にトラブルが多いです。
アランヤプラテート(タイ)〜ポイペト(カンボジア)へのコースなどは、道路も整備され陸路の中では比較的移動しやすいですが、申請の料金を多く取られたり、偽物のビザ申請代行業者がいるなどトラブルも多く、空港で取得するよりも難易度は高いので、旅慣れした人向けのコースと言えるでしょう。
自身のない方はあらかじめ日本国内でのビザ取得や電子ビザを取得することをおすすめします。

カンボジアビザの延長手続きも可能

内務省入国管理局で滞在中1回に限りビザの有効期間を延長する手続きをする事ができます。
観光ビザを延長できる期間は、もとの滞在日数に加え30日です。
商用ビザでの延長期間は「1ヶ月」「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」の延長が可能になっています。

◎特徴にあったカンボジアビザを取得しよう

プノンペンの王宮

今回はカンボジアのビザの申請について紹介しましたが参考になりましたでしょうか?
東南アジア渡航の際に周辺の国と合わせてカンボジアに訪れる方も多いと思いますが、シェムリアップには一度入国すると1泊しなければ出国できないというシェムリアップ独自のルールもあるので、注意が必要です。

また、国境付近の情勢は流動的なので、ビザの発給が国際情勢などの影響で停止されたりする事もあります。
渡航の際は、大使館・名誉領事館のサイトなどで常に最新の情報を入手して動くようにしましょう。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

プノンペンでおすすめの記事

プノンペンのアクセスランキング