【フィジーの治安】楽園の気になる治安。襲ってくるのは人だけではない?

画像出典:ShinOkamoto

【フィジーの治安】楽園の気になる治安。襲ってくるのは人だけではない?

綺麗なコバルトブルーの海、ヤシの木、降り注ぐ太陽、理想のバカンスができる楽園フィジー。とはいえ海外なので、治安面に関しては日本とは違う危険も数多く潜んでいます。せっかくの旅行ですから、フィジーの治安を理解したうえで向かいたいですよね。

フィジーは基本的には治安も安定し安全な国とはいわれていますが、残念ながら貴重品の盗難被害が多く発生しているのも事実です。フィジーの治安について、具体的な注意点をご紹介しましょう。

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【フィジーの治安】楽園の気になる治安。襲ってくるのは人だけではない?

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1. 置き引きに注意しよう!

出典: かずめろ / PIXTA(ピクスタ)

ついつい南国の自然に魅了され、浮かれ気分の際に被害に遭うのは置き引きによる盗難です。治安が良いと思われているリゾート地こそ、犯罪者にとっては好都合の場所ともいえます。意外にも狙われるものは、財布よりもカメラやスマートフォンです。綺麗な海と自然が売りのフィジーなので、常に取り出しやすい位置に常備しているのを犯人は知っています。少しだけ海で泳いでいる間、景色に見とれている間、ほんの少し目を離した隙に、さっきまであったカメラをはじめとする貴重品が盗られています。

観光客の多くが財布は厳重に保管しているのですが、スマートフォンをはじめとする高価なカメラは、ついつい手に取り出しやすい位置に保管しがちです。それを狙う犯人は、いつそれがあなたの手から離れるのかを見ています。治安が安定していない海外だからこそ、常に危険を察知できるようにしておきましょう。

2. 首からさげて肌身離さず身につけていれば安心?いえいえ危険です!

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盗られないように首から下げているから安心!そう言えるのは日本だけです。治安がいいと思われているフィジーでは、むしろ危険行為といえます。治安が安定しているフィジーといえど、失業率の高さからひったくりが多いのも事実です。特に観光客は、高価な物を持っていることを犯人は知っているので、高価なカメラやスマートフォンを首からぶら下げていようものなら、盗ってくださいと言っているのと同じです。

フィジーは他の国に比べて、傷害事件や銃による犯罪は少ないのですが、ひったくりや強盗ははるかに多いとされています。窃盗犯からすれば、日本人が持っているものはすべて盗んででも手にする価値のあるものと見られても仕方ありません。置き引きやスリのようにこっそり盗っていく犯罪だけでなく、ひったくりのように無理やり奪っていく手口にも十分気をつけましょう。

3. 背後が危険!座っていても安心できない?

出典: KittisakJirasittichai / PIXTA(ピクスタ)

フィジーは治安が安定しているので、普通に過ごしていて危険な目に遭うことはほとんどありません。しかし、公共交通機関でのスリによる被害が多発しています。フィジーのバスや乗り合いタクシーは、ギュウギュウ詰めで乗ることがほとんどです。ついついやってしまいがちなのが、男性が後ろポケットに財布を入れて、バスを降りるときになくなっていることです。同様に、たとえリュックに入れていたとしても、背後の死角から狙われやすいことも理解しておきましょう。

フィジーの観光地は多くが離島にあるため、フェリー乗り場がスリにとって恰好の仕事場となることを押さえておきましょう。さらには、たとえ座っていても安心できないこともあります。なかには、バスで座っている時に背もたれの隙間から手をつっこまれ、ポケットの中のものを盗まれる手口も。貴重品をリュックへ入れる際は、面倒でも鍵付きのものにして、体の前に抱えましょう。

4. 襲って来るのは人だけではない?かわいい犬や、小さなあれだって危険

出典: nu / PIXTA(ピクスタ)

常夏南国フィジーで、観光客を襲ってくるのは人だけとは限りません。フィジーには日本のような保健所がないため、野犬の多さで治安が悪い地域もあります。もし噛まれれでもすれば感染症にかかる可能性もあるので、くれぐれもご注意ください。外出の際には露出を控えることも需要なポイントです。

また、犬だけでもなく、南国フィジーでは蚊も大変危険な存在です。日本の外務省からも、ジカ熱やデング熱の感染注意喚起地域として、フィジーも挙げられてウいます。ついつい南国では薄着にはなってしまいがちですが、危険から身を守るため最低限の心がけはしましょう。

5. 夜道の一人歩きや夜のタクシーは危険!

どの国でも共通ですが、治安が安定しているフィジーでももちろん夜道の一人歩きはおすすめできません。旅先なので、ついついナイトクラブやバーなどで遅くまで楽しみたくなってしまうことも考えられます。治安の良くないエリアへは赴かないのが一番ですが、たとえ治安が安定しているエリアでも、貴重品目当てのひったくりや暴行に遭いかねないので注意は必要です。

また、タクシーだからといって油断もできません。とくに、夜遅い時間に女性一人でタクシーに乗るのは絶対に避けましょう。残念ながら、悪質なタクシー運転手による強姦の被害もあります。手口としては、目的地とは全く違う方向へ向かい、山奥や人気の全くないところに連れて行かれ、女性が抵抗できない状況を作られてしまうことです。

まとめ

フィジーの治安状況について紹介しました。

だれにとっても楽園であるフィジーですが、治安面に関してはまだまだ安全といえないのも事実です。素敵な思い出とするために、ぜひ治安について細心の注意をはらい、フィジー滞在を素敵な思い出にしてください。

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