モンゴルといえば、広大な草原に白いゲルが魅力の国ですよね!馬に乗って広大な大地を駆け抜けるアクティビティは、観光客に特に人気があります。また美しい星空と砂漠、見事な工芸品なども有名ですね。そんなモンゴルは決して治安レベルの高い国とはいえないのが現状です。ここではモンゴル観光の際、特に気を配るべきことを治安・安全の面からチェックしていきます。
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【モンゴルの治安】貧しさゆえの治安の悪さ、貴重品管理は徹底しよう!
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1.外国人は金持ちだと見られていることを覚えておく
モンゴルには「外国人は自分たちよりもお金を持っている」と思っている人がかなり多くいます。なので観光客は常にスリや置き引きの対象にならないよう治安の面で注意することが大切です。ツアーで観光する場合であっても高価に見える服や宝石は身に付けない、必要以上に目立って日本語を話さないなどの気配りは、最低限必要と思われます。
モンゴルの治安を考えれば、夜の外出は避けてください。日中でも単独行動はせず、必ず信頼できる人やガイドと行動して下さい。日本とは違うということを忘れず、常に自分の荷物から目を離さないようにしましょう。モンゴルには日本のような治安の良さはないので、人前で財布を開かない方がよいです。
2.徹底的な貴重品管理!
モンゴルの観光で魅力的なことと言えば、伝統的な遊牧民の移動式住居「ゲル」に宿泊することでしょう。異文化体験は楽しいですが、治安の面では気配りが必要です。ゲルには鍵が付いていますが、それでも侵入されることはあるようです。
モンゴルの現在の治安レベルでは、常に自分のカバンと貴重品は持って出かけた方が良いでしょう。また就寝時もパスポートや貴重品は服の内側に身に付けるなどの工夫が必要です。すぐに手の届きやすいポケットの中や、リュックサックの中には貴重品を入れないでください。お金もいくつかに分けて携帯しましょう。手提げバッグはしっかりと脇に抱えて持つなど、モンゴルの治安に合った工夫が必要でになります。
3.信頼できる人達と正式なタクシー会社を利用する
交通面でいうと、モンゴルでは公共交通機関があまり整備されていません。また市内を走るバスではスリが多発しているという報告もあります。スムーズな移動と治安を考えれば、タクシーを利用した方が良いでしょう。タクシーは必ず正式なタクシー会社のものを利用してください。そして信頼できる人達と同乗するようにしましょう。
日本では馴染みがありませんが、予め複数の人が乗っているタクシーは避け、途中で知らない人を載せるようなことは断って下さい。モンゴルでは白タクや、バーの前などで待っているタクシーには絶対に利用せず、必ず正規のタクシー会社に連絡してくださいね。
4.首都ウランバートルではスリとマンホールに注意!
モンゴルの首都ウランバートル近辺の治安は、人通りが多い所は少ない所よりも多少安全ですがスリとマンホールには気を付けましょう。日本では考えられませんが、モンゴルでは蓋がされていないマンホールが多いんです。落っこちないためにもなるべく日没以降の外出は避けましょう。モンゴルは、今のところ決して治安が良いとは言えません。ホテルやデパートの中でもスリが発生しています。交通マナーも日本とは違いますから、青信号でも周りを良く見て渡るなどの治安に対する気配りが必要ですよ!
5.治安レベルが低くなる場所や時期を把握する
モンゴルの首都ウランバートルにあるサルサトンネルの辺りは、特に治安レベルが低いという報告があります。特に夜間は昼間と雰囲気が変わるので、日没後の外出は控えてください。モンゴルの観光スポットである青空市場は、この国ならではの工芸品やお土産が見られる楽しい場所です。そして人が集まるからこそ治安には気を配ってください。品定めをしている時も所持品には注意を払いましょう。またモンゴルの旧正月「ツァガーンサル」の時期は、道に酩酊者が増えます。日本の酔っ払いとは違うことを忘れないで、近づかないように気を付けてくださいね。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか?モンゴルでは地味な恰好をし、パスポートや金銭類などの貴重品管理を徹底する必要がありそうですね。治安とはまた異なりますが、食べ物の衛生面でも気を配ったほうが良さそうです。食中毒についても報告がありますので、怪しいと思ったら食べないのが正解ですよ。念のため薬も持参しましょう。またモンゴルの首都のウランバートルは標高が高く乾燥しています。疲れたら早目に休んだり、水分補給や防寒対策、マスクなどの乾燥対策グッズも忘れずに!