今治タオルが有名な愛媛県今治市の人気観光スポット5選

愛媛県今治市といえば、高品質なジャパンクオリティの「今治タオル」が有名。そんな今治市には、世界で初めてできた「タオル美術館Ichihiro」があります。

また、歴史に深いかかわりを持つ今治市の観光ではずせないのは、海水をお堀に引き込んだ今治城。ほかにも、展望台がある公園やフラワーパーク、そして「日本の渚百選」に選ばれた桜井海岸など、様々な観光スポットがあります。今治市に訪れるのが、待ち遠しくて眠れなくなりそうですね！

1.日本三大水城のひとつ「今治城」

愛媛県今治市の今治城は、堀の水が海水という国内でも珍しい造りのお城です。1604年、当時お城づくりの名人とされる藤堂高虎氏が建てたもので、現在は今治市の観光名所の代表格。5層6階の天守閣は、昭和55年に復元。瀬戸内海を見渡せる展望台と、武具など約2,500点が常設されている見応えある展示室があります。

海水を引き込んでいる堀には海の魚が泳いでおり、観光客を楽しませています。桜の季節には桜と今治城のコラボレーションが絶妙で、美しい景観を楽しみに多くの花見客が訪れます。日本三大水城の今治城へ、ぜひ観光に訪れてみてください。

2.360度のパノラマの絶景が見渡せる「亀老山展望公園」

瀬戸内海国立公園に指定されている「亀老山展望公園」は、景観がとても美しい公園。亀老山は標高約308m、公園にあるパノラマ展望台ブリッジからは、来島海峡大橋や来島海峡の潮流が見られます。コンディションが良い時には四国山脈の石鎚山まで一望できるんですよ。また、日の出と夕暮れ時の太陽が沈む瞬間は、この世の景色かと目を疑ってしまうほどの絶景が広がります。

来島海峡大橋は夜になるとライトアップされるので、日が沈んだ後の夜景もロマンチックでおすすめ。季節によって楽しめるポイントにも違いがあり、オールシーズン朝から夜まで愛媛県を堪能できる観光スポット、亀老山展望公園へカメラをご準備して行ってみましょう。

3.タオルアートの世界「タオル美術館 Ichihiro」

「Ichihiro」は、世界で初めてのタオル美術館。多数のタオルアートと、タオルのコレクションショップが観光客に大人気となっています。ヨーロッパのお城風の外観は人目を引き、その美しさについつい誘われてしまいそうなモダンな創りが印象的。

施設内にはタオルアートの展示をはじめ、お土産品がそろうショップ、レストラン、庭園が設置されています。とてもカラフルな庭園もまた、ヨーロッパをイメージ。飽きのこないモニュメントなどで、来場者を楽しませる工夫がほどこされています。世界で初めてのタオル美術館Ichihiroは、ほかとはひと味違った魅力がある観光スポットです。

4.お弁当を持って遊びに行こう「市民の森フラワーパーク」

「市民の森フラワーパーク」は、その名の通り、季節の花が咲き誇る公園。ツツジやボタン、サクラやキンモクセイなど数々の花が観光客の心をわくわくさせてくれます。パーク内には、植物園、自然林、遊歩道、展望台などがあります。

展望台は、今治市全体を見渡すことができる地元の人からも観光客からも人気が高い観光スポット。自然がいっぱいでのんびりとした場所なので、小さい子ども連れでも安心。お弁当を持参すれば、1日楽しめます。天候の良い日には、ぜひ市民の森フラワーパークへ観光にお出かけください。

5.瀬戸内きっての美しい自然海浜「桜井海岸」

桜井海岸は「日本の渚百選」に選ばれるほど、瀬戸内きっての美しい景観が8kmほど続く自然海浜。夏には遠くからの観光客やリピーターが海水浴に訪れます。海に浮かぶ小島が見渡せるその風景は、夏以外の季節にも人気。波の音と潮の香りを楽しみに、カップルはデートに、家族連れは親子で思い出づくりに、と立ち寄る人が後を絶ちません。

桜井海岸へのアクセスは、車を利用するのがおすすめ。車で観光すれば、桜井海岸で泳いだり散歩をしたりと海岸で時間を過ごしたあと、別の観光スポットにも立ち寄れます。今治市巡りをまとめて満喫しましょう。

◎まとめ

たくさんの観光スポットがある今治市。観光を楽しんだあとは、鯛めし、せんざんき、いぎす豆腐など、人気の郷土料理を地元で食べてみてください。愛媛県は真鯛の漁獲量が国内でも指折り。鯛めしの調理法は、鯛を丸ごと釜で米と一緒に炊き上げます。地域によって独自の味付けの仕方があるので、それも旅の魅力。観光で、グルメで、今治市を満喫してくださいね。

今治タオルが有名な愛媛県今治市の人気観光スポット5選