サイパンのある北マリアナ諸島の治安情報。窃盗やひったくりに要注意!

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サイパンのある北マリアナ諸島の治安情報。窃盗やひったくりに要注意!

北マリアナ諸島と聞くと「どこ?」と思われるかもしれませんが、サイパンといえばお馴染みですよね。北マリアナ諸島は14の島から成るアメリカの自治領、観光地として人気のサイパン島やロタ島はそのうちの1つです。

海が美しい南国ということで油断してしまいがちですが、観光客を狙った犯罪などが報告されており、治安がとても良いとはいえません。今回は、北マリアナ諸島で注意すべきポイントをご紹介します。

目次

サイパンのある北マリアナ諸島の治安情報。窃盗やひったくりに要注意!

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1. とくにサイパン島、ロタ島で注意が必要!各島の治安状況について

出典: Kai Kuchiki

北マリアナ諸島は14の島から成っています。まずは、各島の治安状況についてご紹介しましょう。

14の島の内、観光地として有名なのは、サイパン島とロタ島です。このふたつの島では観光客を狙ったさまざまな犯罪が起きていて、治安は比較的良いものの注意が必要です。

その他の島に関しては、無人島だったり観光地化されていないために、犯罪の報告もほとんどありません。船をチャーターしていくことができる島もありますが、ほとんど観光客とは会わないでしょう。

2. 年々増加傾向!ひったくりに注意

出典: Hajime NAKANO

残念なことに、窃盗や強盗は増加傾向にあります。ひったくりは観光客が狙われることが多く、主として日本人をターゲットとする場合もあります。

観光スポットであるバンザイクリフやラストコマンドポスト、バードアイランドなどに警備を配置するなど政府が対応をしていますが、だからといって安心してはいけません。

とくにサイパン島に訪れた際には、常に気を抜かずに「ねらわれているかもしれない。」と注意しておくと良いでしょう。また、外出時はなるべく大金を持ち歩かないようにしましょう。

3. ハンドバックを持っていると車から狙われるかも!?

出典: Hajime NAKANO

車の窓から手を延ばして、バックを取られてしまったという報告もあります。とくに、ハンドバックやショルダーバックはひったくりやすく、狙われやすいのです。

車が近くを通る際は、注意が必要。またできれば、ハンドバックやショルダーバックは避け、リュックなどの取られにくいバックにすることをおすすめします。ハンドバックやショルダーバックは、車道と反対側に持つようにしましょう。万が一車でのひったくりにあった場合は、無理に抵抗すると転倒して大怪我をすることも考えられます。敵わないとみたら、車の特徴やナンバーを記憶して警察に相談しましょう。

4. 夜中の外出は控えよう

出典: www.istockphoto.com

観光地とはいえ、夜中になると人通りも少なくなります。人が少なくなると、犯罪に巻き込まれる危険が増大します。重大な犯罪に巻き込まれてしまっては、旅行どころではありません。

夜中の外出は控えることをおすすめしますが、どうしてもという場合は、一人では出ないようにしてください。また、夜のビーチなどに行くことは避けた方がいいでしょう。町にはまだ人がいるかもしれませんが、ビーチにはほとんど人はいないので、何かあっても助けを呼べません。サンセットを見たい方も、日が沈んで暗くなってきたらすぐに部屋に戻りましょう。

5. レンタカーの施錠はマスト!

出典: Matt Watts

レンタルした車を駐車する際には、絶対に鍵をかけるようにしましょう。とくにサイパン島では、レンタカーを狙った車上荒らしが報告されています。現金だけではなく、旅行のチケットやパスポートも狙われているのです。「ちょっとだけ」と思っていても、一瞬の隙を狙われているかもしれません。

また鍵をしていても、窓を壊して盗みをはたらくというケースもあります。車の中にはできるだけ貴重品は置かないようにしましょう。

6. シュノーケリングに貴重品は持っていかないこと

出典: Kousuke Sekidou

北マリアナ諸島といえば、たいていの観光客の目的は美しいビーチでしょう。多くの人が、青い海でシュノーケリングや海水浴を楽しんでます。水に入って遊ぶとなると、荷物は持っていけないですよね。そんなとき、ついついシュノーケリングに夢中になってしまって、ビーチに荷物を置きっぱなしにするなんてことはないように注意してください。

ビーチへ行く際には、できるだけ貴重品はもっていかないことをおすすめしますよ。どうしても必要な場合は、少額の現金のみを携帯するか、もしくは誰かが見張っておくことです。楽しいアクティビティが台無しにならないように気を付けてくださいね。

◎まとめ

北マリアナ諸島は、全体的にみれば治安も良く穏やかな地域です。ただ、サイパン島やロタ島など観光地化が進んでいる島では、観光客を狙った犯罪が多くなっています。とくに窃盗に関しては、年間1000件以上も発生しているのです。

犯罪に巻き込まれてしまうと、楽しいはずの旅も台無しになってしまいます。治安が良いといわれている国でも、最低限の注意は払うように心がけてください。

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