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パリや南仏プロバンス、モンサンミッシェルなど日本人にも大人気の観光大国、フランス。近年では治安について、不安がある方も多いかかと思います。
イスラム過激派によるパリやニースでのテロは世界中に大きな衝撃を与えました。現在もテロのリスクが高く、パリなど都市部では観光客を狙った窃盗が多発するなど治安はいいとは決して言えません。
今回はフランスへ行く前に知っておきたいフランスの治安と滞在時の注意点をご紹介します。
目次
【フランスの治安】都市部では特に注意!フランスの治安と滞在時のポイント
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1. フランスにおけるテロのリスク
フランスの治安と切っても切り離せない存在に、イスラム過激派によるテロの存在があります。
2015年パリ、2016年ニースとルーアン近郊で発生したイスラム過激派によるテロをうけて、フランスは2017年7月まで緊急事態宣言下にあります。悲惨なテロにより多くの犠牲者を出したフランスは、現在もテロを未然に防ぐための対策を進めていますが、旅行者のひとりひとりが警戒を怠らないことが肝心です。
必ず最新の治安情報やテロ関連情報を確認してから渡航するようにしましょう。人が多く集まる場所では避難経路を確認したり、政府機関には近づかないなど注意してくださいね。
2. フランス地域ごとの治安情勢
フランスの地域による治安事情をご紹介します。
パリは観光客が最も多く訪れる大都市なので、その分盗難などの犯罪が多発していて治安は安定しません。地区によって治安の良いところはあるものの、基本的には治安は良くないと思い防犯意識を高く持つことが肝心です。南部フランスでは、マルセイユの治安はかなり不安。ニースのあるコートダジュール地方やプロヴァンス地方の観光地でも観光客狙いの犯罪が多く報告されています。中部フランスのリヨン周辺も同様です。
その他の地方は大都市ほど治安は悪くはありませんが、日本にいる時とは違うという意識で盗難などに備えて危機管理を心がけましょう!
3. パリで特に注意しておきたいスポット
フランスを訪れる、大半の方々が滞在するパリ。気を付けたいスポットをいくつかご紹介します。
観光客狙いの犯行が多いのは凱旋門周辺やオペラ座周辺、シャンゼリゼ通りやモンマルトルなどの人気エリア。ルーブル美術館やノートルダム寺院、ヴェルサイユ宮殿などメジャーな観光スポットでも盗難事件が相次いでいます。アンティーク好きの方が行く、クリニャンクールの蚤の市も要注意。
モンマルトルのピガール地区やサンドニ地区の歓楽街では、悪質な客引きやぼったくりバーなど危険が潜んでいます。治安も決して良くないので、興味半分で近寄ると危険です。危ない場所には近寄らないことが鉄則です。
4. 横行するスリや置き引き、ひったくり。
治安が悪いイメージが付きまとうフランス、それは盗難事件の横行も原因のひとつです。
実際、フランスの空港や観光名所、公共交通機関など賑わう場所では盗難の危険性が付きまといます。メトロや繁華街では女性や子供、複数人によるスリ集団も出没中。親しげに話しかけてきたり囲まれたり、署名を求められたりしてる間に盗難にあうこともしばしば。私服警官やファッションデザイナー、スポーツ選手を装った詐欺や盗難など様々な手口があるので、見知らぬ人に話しかけられても基本的に応じず、毅然とした姿勢を崩さないようにしましょう。
貴重品は肌身離さず、必ずチャックの閉まるバッグを持つ等基本的な対策はもちろん、治安が悪いことを常に念頭に行動してくださいね。
5. ホテルでも油断禁物!
ホテルでも必ず注意しておきたい点をご紹介します。
チェックインやチェックアウト、ホテルのスタッフとの会話中、朝食のビュッフェ、ふとした時に足元や椅子、カウンターにおいた荷物の置き引きが多発してます。絶対に目を離さず持ち歩くようにしましょう。客室でもスーツケースの鍵をこじ開けられたり、室内のセーフティボックスごと盗まれると言うこともあるので貴重品は客室に置かず、フロントのセーフティボックスに預けるのが安心です。
フランスの治安を考えれば高級ホテルや国際ホテルチェーンでも油断は禁物。対策をしっかりして素敵な滞在を楽しみたいですね。
6. 狙われてます!クレジットカードや現金
治安の安定しないフランスでは、現金やクレジットカードの管理はぬかりなく行いましょう。
日本人は多額の現金を持っていると目をつけられているので、現金はあまり持たない、分散させておくなど気をつけてください。また、クレジットカードの暗証番号をたくみに聞き出したり盗み見たり、ATMに細工をしたりとクレジットカードを狙った盗難も多いので注意が必要です。暗証番号は絶対に人に知られないよう、ATMを使うときは銀行内のものを使うなど用心してくださいね。
治安の良い日本では考えられないようなことで被害に遭ってしまうので、常に防犯意識を高くもちたいですね。
7. 女性は特にご注意!
夜間の一人歩き、治安の悪い場所や人気のない路地裏・・・フランスでは男女問わず避けなければなりません。
さらに女性については性的被害に対する注意も必要です。日本語で親しげに話しかけられ、連れていかれた先で睡眠薬入りの飲み物を飲まされ、性的被害にあうといった犯罪も報告されています。流ちょうな日本語で話しかけてくる人には安心せず、むしろ警戒してください。男性も睡眠薬入りの飲み物を飲まされ盗難等の被害にあうこともあるので、見知らぬ人からもらったものは絶対口にしないように。
また、フランス南西部で農業体験などができるホームステイプログラムでの性的被害も報告されているので、治安の安定しないフランスでの女性の単独行動には細心の注意が必要です。
◎まとめ
以上、フランスの治安と滞在時の注意点でした。
皆の憧れの旅行先であるフランス、治安は決して良くありませんが、それでもなお多くの観光客が訪れる魅力にあふれる国です。ご自身の心がけ次第で防げる犯罪も多いので、フランス旅行へ行く際は最新の治安情報をチェックして防犯対策を忘れずにお出かけくださいね。