宮古島の穴場スポット10選~有名離島を隅々まで~

宮古島の穴場スポット10選~有名離島を隅々まで~

宮古島は沖縄本島から南西におよそ290kmに位置し、沖縄の離島の中でも人気が高く、1年を通じて多くの旅行客が訪れてます。美しいビーチなど魅力的なスポットも多い宮古島ですが、今回は宮古島の穴場観光スポットを厳選しました。それでは、宮古島に行きたくなること間違いなしの情報をお届けします。

目次

宮古島の穴場スポット10選~有名離島を隅々まで~

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1. リーフエッジが広がりシュノーケリングに最適な「インギャーマリンガーデン」

インギャーマリンガーデン

「インギャーマリンガーデン」は宮古島の南部に位置する海浜公園。公園全体は南岸沿いから400m~500mに伸びる半島と入江に囲まれた形状です。無料で利用できる駐車場やトイレ、シャワーが完備され、小ぶりのビーチは波が穏やかで家族連れにも人気です。

水深15mほどの海底には、サンゴ礁や岩などなだらかリーフエッジが広がっており、シュノーケリングを満喫するのもオススメ。しかし、100m先のリーフエッジの外は外海となってしまい、波も高いので近づかないようにしましょう。シュノーケリングの際も、ライフジャケットを着用して安全を確保してください。

そして、インギャーマリンガーデンの魅力は海だけではなく、遊歩道の先には宮崎牛のオブジェがシンボルの展望台があります。展望台の北側は美しい入江が見え、南側からは太平洋と繋がっている東シナ海を一望できる絶景スポットでもあるんですよ。

2. 宮古島の歴史が眠る「上比屋山遺跡(ういびゃーやまいせき)」

上比屋山遺跡

「上比屋山遺跡」は宮古島市城辺にある遺跡です。遺跡内には「ウイピャームトウの祭場」があり、そこでは村落祭祀儀礼を執りを行っています。ウイピャームトウの祭場は宮古島の村落祭祀を知る上でとても貴重な場所であり、県の有形民俗文化財に指定されています。遺跡は14~15世紀頃に琉球石灰岩の地上に形成された集落遺跡だそうです。

遺跡内にはウイピャームトウの祭場の他にも、多数の拝所があります。また、遺跡で地元産の土器や、青磁や白磁といった中国製陶磁器も発見されています。遺跡を中心に上比屋山全体が神聖なる場所と崇められ、上比屋山遺跡は県の史跡文化財に指定されています。

3. 意外な接点がある異国満載の「うえのドイツ文化村」

うえのドイツ文化村

宮古島南部の海沿いにある「うえのドイツ文化村」は、宮古島の自然とドイツの文化が同時に楽しめるテーマパーク。海岸近くに建つ博愛記念館は、許可を得てマルクスブルグ城の見取り図をもとに建てられました。3階には「騎士の間」や「礼拝堂」などが再現され、ドイツの文化や絵画などの美術品を展示。8階の展望室からは素晴らしい眺望をみられますよ!

1階では、ドイツ民族の衣装を着ての記念撮影や、ドイツのペーパーナプキンを使用したオリジナル石鹸作りが体験可能。そして、博物館内ではチャペルもあり、キリスト教式の結婚式を挙げることもできます。チャペルは通常公開をしていませんが、事前に予約をすれば見学もできます。また、施設内の「ホテルブリーズベイマリーナ」に宿泊して、のんびりリゾートライフを過ごすのもおすすめです。

4. 絶景と穴場ビーチが楽しめる「タコ公園」

宮古島より南西に「来間島(くりまじま)」という島があります。その来間島の南東に、タコのモニュメントがシンボルとなっている展望台「タコ公園」があるのです。展望台からは広大で美しい海と、切り立った絶壁と大迫力な風景を堪能できます。

タコのモニュメントの下は日陰となっているので、休憩の利用にも最適です。そして、タコ公園は展望台まで行くには、駐車場からガジュマルなど亜熱帯植物が覆い茂るトンネルを通って行きます。その光景はまるでジャングルのようで、海とは異なる宮古島の自然を感じることでしょう。

そして、タコ公園1番の穴場は、真下にあるビーチ!タコ公園下にあるビーチは岸壁に囲まれた入江なので、波が穏やかでプールのようになっています。解放感はありませんが、こじんまりとしているのお子様連れの海水浴も安心で、シュノーケリングにもオススメです。水中にはクマノミなどの熱帯魚と出合うことができます。

5. 宮古島で最大級の「島尻マングローブ」

「島尻マングローブ」はオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギが群生する宮古島で最も大きなマングローブの林。河川がない地域に群生していることから、植物地理学の研究でも大変重要な場所とされています。

2000年には宮古島市指定の天然記念物として登録されました。島尻マングローブには木道がありますが、散策をするのなら干潮の時間がオススメ!干潮から2時間前後は水位がないため、マングローブだけではなく干潟の生物もじっくり観察することができますよ。

島尻マングローブには体長10cmほどのミナミトビハゼや、赤い甲羅が綺麗なベニシオマネキというカニと出合うことができます。また、満潮時は干潮時と異なった雰囲気となり、カヌーツアーでマングローブ林をのんびり散策するのもオススメです。

6. 宮古島と池間島を繋ぎ素敵な海の絶景が広がる「池間大橋」

宮古島 池間大橋

出典: ja.wikipedia.org

宮古島の北の沖合に位置する池間島を結んでいるのが「池間大橋」。全長1425mもあり、車を走らせるとまるで海の上を走っているような気分を体感できます。橋周辺の海域には巨大なサンゴ礁が広がり、晴れた日にエメラルドグリーンの海が美しく輝き、車窓からの風景は絶景と話題です。美しさに思わずわき見運転してしまいそうになりますが、車の運転は安全運転を守りましょう。

じっくり海を見て渡りたいのであれば、徒歩がオススメ!橋の上から透明度の高い海を覗けば魚影がはっきりと見え、運が良いとエイやウミガメが泳ぐ光景も見ることが可能です。池間島まで渡った先には「竜宮展望台」もあるので、そこから海や西平安名崎岬などが望める絶景を楽しむのも良いでしょう。

7. 絶品サザエそばを食べるなら「海美来(かいみーる)」

「海美来」は池間大橋よりすぐにある食堂です。こちらでは宮古島の名物宮古そばを食べることができます。他にも、宮古そばをベースにサザエのつぼ焼きをがトッピングされた「サザエそば」も絶品です。あっさりとした醤油スープには香ばしいサザエの風味が合わさり相性抜群!スイーツには沖縄名産の紅芋を練り込んだ「紅芋もち」や生マンゴーがたっぷりのっているマンゴーフラッペもオススメです。

食堂のスペースは14席と広くはありませんが、窓からは八重干瀬を一望することが可能です。また、店内の階段を上がれば展望テラスとなっているので、海を眺めながら開放感を満喫して食事ができます。

8. 白い砂浜と池間ブルーの海は広がる「アラシッスヒダビーチ」

「アラシッスヒダビーチ」は池間島のリゾートホテル「アイランドテラス ニーラ」の側にあるビーチです。あまり人が訪れることがないため、プライベートビーチのような静かな空間で海水浴を楽しめます。

真っ白な砂浜と池間ブルーと呼ばれる透明度の高い美しい絶景の海が広がっています。魚が近くまでやってくるポイントもあるので、シュノーケリングにも最適。水中にはクマノミやイソギンチャクなどを観察することができますよ!

9. ロープの先にあるプライベート感がある「カギンミヒダビーチ」

「カギンミヒダビーチ」は池間島の北西側にあるビーチです。このビーチはロープを使って降りないと辿りつけないビーチであり、「池間ロープ」とも呼ばれています。ロープで降りますが、険しい場所ではないので安心してください。

人も少なく、プライベート感を味わいながらゆっくりと海水浴を楽しむことが可能です。ビーチに広がる海は美しく、水中の中では色とりどりの熱帯魚と出会うことも。しかし、公営ビーチではないので、海水浴は自己責任となっています。

10. 珍しい昆虫や野鳥が生息する沖縄最大の「池間湖沼湿原」

「池間湖沼湿原」は池間島中央に位置し、沖縄で最大の湿原です。ユニムイという名で親しまれています。池間島は中央が海で2つに分かれていましたが、干拓工事によってユニムイ原ができました。そして、池間港をつくる時に土砂を埋め立てたことで淡水化し、大きな湿原となったそうです。

この湿原では沖縄や宮古島とは異なる独自の生態系がつくりだされており、珍しい昆虫や野鳥、植物を観察することができます。野鳥の宝庫とされており、バードウォッチングを楽しみたい方にもオススメ!道中がしっかり整備されてないところも多いので、訪れる際は注意しましょう。

◎まとめ

宮古島の穴場スポットを10か所ご紹介しました。自然豊かな湿原やマングローブ林、静かな空間で海が楽しめる穴場ビーチなどが宮古島にはあります。そして、宮古島にはドイツとの意外な繋がりもある場所なのです。

宮古島は通年を通して気候が温暖な地域なので、どの時期に旅行へ来ても十分楽しむことができます。穴場観光スポットは、アクセス的にレンタカーで回るのがオススメです。

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