エジプト世界遺産|古代都市テーベとその墓地遺跡(ルクソール)

エジプト世界遺産|古代都市テーベとその墓地遺跡(ルクソール)

エジプト王朝の中王国時代・新王国時代・王国末期に首都として機能していたルクソール。かつてテーベと呼ばれていたルクソールは、1979年に「古代都市テーベとその墓地遺跡」という名前で世界文化遺産に登録されました。

王家の谷やツタンカーメンの墓は世界的に有名です。そこで今回は世界遺産ルクソールの見どころを紹介してきます!

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エジプト世界遺産|古代都市テーベとその墓地遺跡(ルクソール)

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古代都市テーベとその墓地遺跡とは?

古代都市テーベとその墓地遺跡(エジプト世界遺産)

ルクソール神殿やカルナック神殿、ハトシェプスト女王葬祭殿やデンデラ・ハトホル神殿など、貴重な巨大建築物が数多く残る世界遺産。考古学的価値が高い遺跡地区でもあります。

ルクソールの街はナイル川を挟んで大きく東と西に分かれているのが特徴です。東側にはルクソール神殿やカルナック神殿。西側には王家の谷をはじめとした、貴族の墓があります。

古代都市テーベとその墓地遺跡へのアクセス方法

古代都市テーベとその墓地遺跡(エジプト世界遺産)

ルクソールへは飛行機を利用してアクセスするのが一般的です。日本からは直行便がないため、カイロで乗り継ぎます。所要時間は約1時間のフライトです。

電車を利用する方法もありますが、2等席は外国人に対してのチケット販売は行っていません。1等席を高い値段で売りつけられたといった詐欺被害の話もあるので、電車でアクセスする際には注意してくださいね。治安が良いとは言えないカイロからのアクセスは、飛行機を利用する方が無難です。

「古代都市テーベとその墓地遺跡」おすすめポイント①:ルクソール神殿

ルクソール神殿(古代都市テーベとその墓地遺跡)

「ルクソール神殿」は、ルクソール駅から歩いて約10分のところにある巨大な神殿です。かつてアムン神殿の付属神殿として、カルナック神殿とスフィンクスが両脇にならぶ参道によって結ばれていました。

入口に飾られているオベリスクはかつて、入口を挟むように2本が対になっていましたが、侵略時代にフランスが略奪。現在でもパリのコンコルド広場にエジプトの世界遺産が飾られています。

エジプトの物価は日本人からすると安く感じますが、ルクソールではカイロよりもさらに安く感じるでしょう。ルクソール神殿の周辺はお土産も販売しているので、安く購入できるおすすめのスポットです。

「古代都市テーベとその墓地遺跡」おすすめポイント②:カルナック神殿

カルナック神殿(古代都市テーベとその墓地遺跡)

ルクソールに数ある神殿の中でも、最大規模の世界遺産が「カルナック神殿」です。一般公開されているのはアメン大神殿のみ。列柱には1本1本に美しいレリーフが施され、エジプト文明が栄華を極めた時代を想起させられるでしょう。

入口付近には屋外の博物館があって、カルナック神殿から発掘された品々を見ることができます。夜にはナイトショーが行われ、昼間とはひと味違った幻想的な雰囲気の遺跡を楽しめますよ。昼も夜も楽しめるカルナック神殿にぜひ足を運んでみてください。

「古代都市テーベとその墓地遺跡」おすすめポイント③:王家の谷

王家の谷(古代都市テーベとその墓地遺跡)

ツタンカーメンの王墓で有名な「王家の谷」は、ルクソールの西側にある岩窟墓群。ここには新王国時代の王が眠る墓がたくさんあります。

ツタンカーメンの墓が発見されてから1世紀近くになりますが、ミイラが埋葬された墓地も発見されるなど、現在では60を超える王墓が発見されています。

ツタンカーメンの墓から発掘された有名な黄金のデスマスクをはじめ、数々の副葬品は現在カイロのエジプト考古学博物館で見ることができます。エジプト考古学博物館とルクソールの王家の谷のセットで観光するといいでしょう。

◎エジプト世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」まとめ

古代都市テーベとその墓地遺跡(エジプト世界遺産)

エジプトの世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」の見どころについて紹介しました。ルクソールは見どころがたくさん詰まった世界遺産です。

ナイル川の東西どちらも甲乙つけがたいほど見どころ満載な都市ですが、ホテルは東側に多くなっています。騒がしい首都カイロと比較するとルクソールは安心して過ごすことができます。エジプトに訪れたらぜひ、ルクソールで世界遺産巡りをしてみてはいかがでしょうか?

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