えびすさまの町、松江市美保関の観光スポット4選!青石畳通りを歩く旅

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えびすさまの町、松江市美保関の観光スポット4選!青石畳通りを歩く旅

島根県松江市の美保関町(みほのせきちょう)は、真っ青な海が見える自然豊かでのどかな町です。美保関と言えば漁港が有名で、漁村の風景はまさに美保関。また、美保関には海を守り繁栄をもたらす事代主命(ことしろぬしのかみ)「えびすさま」をご祭神とする美保神社があります。

その美保神社は、全国に3千社以上あるとされる「えびすさま」を祀る神社の総本社!ここでは、えびすさまの神社や神秘的なスポット、おいしいグルメ情報など、島根県松江市の美保関町を4選でご案内します。

目次

えびすさまの町、松江市美保関の観光スポット4選!青石畳通りを歩く旅

1.心が洗われる素敵な朱の世界に浸ってみませんか「美保神社」

出典: komatsuma

美保神社は二柱のご祭神、「三穂津姫命(みほつひめのみこと)」と「事代主神(ことしろぬしのかみ)」を祀る神社。本殿は「美保造り」と呼ばれる特殊な様式となっており国の重要文化財に指定されています。

本殿に向かって右手の「左殿」には、五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、歌舞音曲の守り神「三穂津姫命」が鎮座。向かって左手の右殿に鎮座しているのが福徳円満の神である「事代主神」。「えびすさま」として知られる海上安全、大漁満足、商売繁昌、歌舞音曲、学業の守り神です。

「七日えびす祭」という神恩に感謝するお祭は、毎月7日の9時から開催。「金色の鯛守」や、金の墨汁で揮毫した御朱印の授与、8:40までに受付をすませると祈祷もしてもらえます。7日が旅行の予定となっている方は、ぜひ美保神社を訪れてみてください。

2.自然と歴史の融合から生み出される神秘的な景色は「地の御前・沖の御前」

美保神社からやや離れた海の上に、飛地境内の「地の御前」があります。昔は漁師が航海の目的に地蔵像を建てたことから「地蔵崎」と呼ばれていました。地の御前よりも近い沖合い4kmほどの場所には「沖の御前」があり、えびす様が鯛釣りをしていたと伝わります。

地の御前と沖の御前が見渡せる美保関灯台から、奥の岬へと続く遊歩道を進んでいくと鳥居があります。そしてその奥には、真っ青な日本海が広がる圧巻の光景!なかでも6月中の数日間だけは、地の御前の鳥居の真ん中から昇るご来光を眺めることができてとっても神秘的!遊歩道へ続く美保関灯台には十分な広さの駐車場がありますので、ドライブがてら素敵な風景を楽しみに行ってはいかがでしょうか。

3.予約なしでも大丈夫!お腹がすいたら「美保関灯台ビュッフェ」

地魚やイカ飯が有名な「美保関灯台ビュッフェ」は、島根半島の最東端にあるおしゃれなカフェ。窓側の30席は海に面したカウンターとで、オーシャンビューになっているのもこのお店の素敵ポイントです。お店の横にある美保関灯台は、世界の灯台100選にも選ばれている灯台でり、白い壁と赤い屋根が特徴ですぐに見つけられます。空気が澄んだ日には、隠岐の島まで見えますよ。

地元の名産「イカ飯」は単品とセットメニュー、お好みで。ほかにもイカ丼や海の幸を使ったメニューから、定番のカツカレーやチャーハンまで豊富な品ぞろえとなっています。カフェとしても利用できるので、きれいな景色を見ながらゆっくりくつろいでくださいね。

4.懐かしいような、異国の地に来たような「青石畳通り」

「青石畳通り」は、美保神社から仏谷寺を結ぶ約250mの通で、雨が降るとうっすらと青色に変化することから名付けられました。この石畳は松江市美保関の海石を切って敷き詰められたもの。この通り沿いには、老舗の醤油藏や大正時代の旅館など、歴史を感じさせ風情ある景色を見ることができます。細い路地には昔ながらの建物が多く、どこか懐かしく、異国の地に来たような感覚を味わうことができます。

青石畳通りには、文人墨客が残した歌や句を記した6基の歌碑・句碑もあります。気分が沈みがちな雨の日こそ、青石畳通りを歩くのがおすすめです。

◎まとめ

海に囲まれた島根県松江市美保関エリアは、海の幸や景色を堪能できる町。また、ここにしかない神社や石畳みをはじめ、少し足を延ばして最東端まで行くと、眺めの良い灯台やカフェがあります。不思議な感覚になれる海の見える遊歩道にも、ぜひ足を延ばしてみてくださいね。おいしい海の幸を味わいたい方、見たこともない幻想的な風景を見てみたい方、大海原を拝みたい方に美保関はぴったりの場所です。

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