北海道旭川を遊び尽くす!おすすめ観光スポット25選をまとめてお届け!

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北海道旭川を遊び尽くす!おすすめ観光スポット25選をまとめてお届け!

北海道旭川市。近年、旭山動物園などで有名になり、一年を通じて多くの観光客が訪れる都市です。北海道内最大の盆地である上川盆地に位置している旭川市は、気温の年較差がなんと50度以上もあるという、寒暖差の激しい土地。四季の変化がはっきりしていて、訪れる季節によってさまざまな景色を楽しめます。散策もアクティビティも楽しめる大きな公園、手付かずの自然が残る絶景スポット、歴史を詰め込んだ資料館や美術館、郊外に点在する良質な温泉、そして旭川グルメ!旭川市には、魅力的な観光スポットがいっぱいです。今回は、旭川観光を満喫するためのおすすめ観光スポットをご紹介します。

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北海道旭川を遊び尽くす!おすすめ観光スポット25選をまとめてお届け!

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1.ここは外せない!日本最北の動物園「旭川市 旭山動物園」

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1967年に開園した「旭川市 旭山動物園」は、北海道内では3番目に開園した動物園で、日本最北の動物園として話題になりました。旭山動物園が旭川市を代表する観光スポットとなったきっかけは、1997年より着手した行動展示施設です。毎年のように新しい施設をオープンさせ、入場者数の拡大につながりました。

行動展示とは動物たちの行動や普段の生活をそのまま見せる展示方法。ペンギンが泳ぐ姿を下から見学したりホッキョクグマの豪快な水中活動を巨大な水槽越しに観られたりと、これまでの一般的な動物園では観られなかったダイナミックさが多くの観光客の心をつかみました。

また、動物の食事を見学できる「もぐもぐタイム」や、冬季の「ペンギンの散歩」も観光客に人気です。動物を見学する施設にとどまらず、動物との共存、自然との調和を大切にしている旭山動物園。旭川観光の際には、ぜひ訪れて欲しい観光スポットです。

2.旭川市で乗馬を体験!「クラークホースガーデン」

旭山動物園から少し離れた東旭川町桜岡。自然がいっぱいで空気も美味しいこの土地に、まるで別世界に飛び込んだようなウエスタン風の牧場があります。この「クラークホースガーデン」は、乗馬体験など馬と触れ合える施設と美味しい食事が楽しめるカフェ、1日1組限定のコテージ宿泊などが揃った旭川でおすすめの観光牧場です。

クラークホースガーデンの乗馬プランは、スタッフの親切な指導のもとで乗馬の基本を体験するプラン、レッスンと簡単なトレッキングがセットになったプランなど、レベルに応じて選ぶことができます。小さなお子様でも安心の馬場内の引き馬体験は、家族連れの観光客に人気です。

牧場内のカフェも魅力の一つ。手造り感いっぱいのカフェでは、旭川市の旬の食材を使用した料理やスイーツを味わえます。農家を改築した宿泊コテージは、田舎ライフを味わってみたい方やグループの観光にもおすすめ。ウエスタンな雰囲気の牧場で、乗馬もグルメも宿泊も楽しめるクラークホースガーデン。旭川市最大といえる観光スポットである旭山動物園とも距離が近いので、旭川観光の宿泊地としても良いですね。

3.美しい花々が咲き乱れる癒しの観光スポット「上野ファーム」

旭川市の永山町に、農場と庭とを組み合わせた観光スポット「上野ファーム」があります。

海外から取り寄せた珍しい花々が咲くエリアや魅力的に飾られた小道は、まるで絵本の挿絵さながら。辺りの景色を一望できる丘などファーム内は広く美しい自然の宝庫です。ガーデン内のショップではヨーロッパから輸入された苗や珍しい草花の他、ガーデニングが楽しくなるような服飾小物、雑貨などを販売しています。ここでしか買えないオリジナル品の数々は、旭川観光のお土産にも最適ですよ。

週末マルシェも開催されており、近隣農家からの採れたて野菜を購入することもできます。ファームの入り口に並ぶ新鮮な野菜は味が濃く安全で、観光客だけではなく地元旭川の方も多く訪れています。

また、ガーデン内の納屋を改築したお洒落なカフェ「NAYAcafe」もおすすめ。北海道産の食材を使用した軽食やスイーツが食べられるカフェは、今では旭川市のおすすめ観光スポットとして注目を浴びています。花々に囲まれたお洒落なカフェでのランチタイムは、つい時間を忘れてしまいそうです。ガーデンは春から秋にかけての開園ですが、NAYAcafeは1年を通じて営業しています。

癒しの観光スポット「上野ファーム」で、楽しい休日を過ごしましょう。

4.旭川市の老舗スキー場「カムイスキーリンクス」

北海道の冬の観光といえば、ウィンタースポーツですね。道北の旭川市にもスキーヤーやスノーボーダーが国内外から訪れます。旭川市を代表するスキー場のひとつに「カムイスキーリンクス」があります。このスキー場はかつて国設神居山スキー場として設置され、その歴史はなんと昭和初期に遡ります。1966年には国体が開催されるなど、旭川市のスキー史には欠かせない存在の神居山。1984年にカムイスキーリンクスとしてリニューアルオープンしてから現在にいたるまで、観光客だけではなく旭川市民の冬の定番として活躍し続けています。

旭川市街地からカムイスキーリンクスまでは車で約30分、旭川市内各地を巡る便利な連絡バスも備わっています。レベル別で分かれた10本のコースがあり、初級者から上級者まで楽しめます。

大きな窓から広いゲレンデを眺めながら食事が楽しめる山麓のレストランでは、旭川ラーメンをはじめとした温かい食事を味わえます。スキーを満喫した後は、ここでお腹を満たしましょう。山頂には、暖炉のあるレストランがあります。ちょっと贅沢で落ち着いた雰囲気の店内は、冷えた身体を温めるのにぴったりです。

5.旭川市の歴史ある景勝地「神居古潭(カムイコタン)」

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神居古潭は石狩川沿いにある景勝地。旭川市内では紅葉の名所としても知られており、毎年秋分の日に「こたんまつり」が開催されている観光スポットです。

神居古潭とはアイヌ語で「神の里」という意味。古くから人々が住んでいたことを思わせる、ストーンサークルや遺跡群も残されています。地区内には、今は休憩所として使用されている旧神居古潭駅舎があり、観光の記念に写真撮影をしていく人も多く見られます。絵本に出てくるような可愛らしい外観の駅舎が人気をよんでいますよ。廃線となった旧線跡はサイクリングロードとして整備されており、旭川市内から自転車で訪れる人もいます。観光の際には、レンタサイクルで神居古潭まで行ってみるのも楽しいですね。

旭川市を代表する観光スポット「神居古潭」で、長い年月をかけて作り上げられた不思議な景色を眺めてみませんか?

6.旭川を代表するアーチ状の重厚な橋「旭橋」

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北海道旭川市は、石狩川を代表とした1級河川が3本も合流する街です。そのため旭川市に存在する橋の数は750以上もあり、日本屈指の数を誇ります。

その数ある橋の中で最も歴史があり、旭川八景に選定された「旭橋」は1932年に完成されたアーチ状の美しい橋。1892年に現在の旭橋の場所に土橋が架けられて以来、素材や形が変えられ、一時は路面電車が通され、今に至るまでずっと旭川市を見守ってきた橋です。北海道遺産にも選定されており、その景観と歴史の古さが注目されている旭川の観光スポットとなっています。

完成当初の昭和初期の技術の遺構としては大変貴重な橋で、その頃から形を変えていない「旭橋」。その堂々とした姿は、旭川市のシンボルとも言われています。橋の入り口には旭橋の概要が刻まれた歴版や、路面電車が通っていたことを示すレリーフも。橋の材料となった沓座石は、同じく旭川八景である常磐公園内に展示されています。旭川市を観光していたら必ず出会える大きな橋です。ぜひ、当時に思いを馳せながら渡ってみて下さい。

7.旭川市の街並みが一望出来る!「嵐山展望台」

旭川市街地や市内を流れる石狩川、晴れた日は大雪山まで見渡すことができる「嵐山展望台」。1965年に開園した嵐山公園内にあり、観光客はもちろん旭川市民のお出かけスポット、デートスポットとしても人気を集めています。旭川を一望できるこの展望台は「嵐山と嵐山からの眺望」として旭川八景に選定されました。

旭川市の豊かな自然に囲まれた嵐山公園は、休日のピクニックや子連れの外出には最適で、賑やかな声が絶えません。園内にある北邦野草園は、国内最大級ともいえる北方系の野草園。約600種の野草の中をゆっくりと散策してみましょう。また、アイヌ文化の森・伝承のコタン資料館も併設されており、旭川市の歴史をアイヌ民族を通して学ぶこともできます。

その嵐山公園にある嵐山展望台は日中はもちろんのこと、夜景がとても綺麗です。カップルに人気の夜景スポットでもあり、記念日のデートなどをロマンチックに演出してくれますよ。また花火見物の人気スポットとしても知られ、遮るもののない夜空に咲く大輪の花を観賞することができます。ほかにも嵐山公園の周辺には陶芸の里などの観光スポットもあります。一日遊べる嵐山で、旭川観光を満喫しましょう。

8.1910年に開設された広大な公園「常磐公園」

旭川市のシンボル、旭橋のすぐそばにある「常磐公園」は東京ドーム約3個分の敷地を持つ広い公園です。1916年に開園した常磐公園は、旭川市で初めて開設された歴史のある公園。旭川八景、そして日本の都市公園100選にも選定されています。

観光スポットとしてだけではなく、旭川市民の憩いの場所として愛されている常磐公園。園内には堂々とそびえたつ樹木や美しい花々が溢れ、石碑や野外彫刻なども置かれています。道立旭川美術館や図書館、文学資料館、旭川市公会堂など旭川市の文化芸術分野に深く関わりを持つ施設も入っています。

隣接するコミュニティランドでは、毎年花火大会や旭川冬まつりが開催され、常磐公園も大勢の観光客で賑わいます。お祭りごとで盛り上がる常磐公園もまた楽しく、イベントと観光旅行が重なった時はぜひとも訪れてほしいスポットです。

9.全国初の恒久的歩行者天国!「平和通買物公園」

旭川市のメインストリートともいわれる平和通買物公園は、かつての呼び名である師団通の頃から旭川市の中心として栄えてきました。自動車の普及と共に実験的に行われた歩行者天国時代を経て、今は旭川最大のショッピングエリアとして、多くの市民や観光客で賑わっています。

また買物公園やその周辺は、旭川市を代表するイベントの会場にもなります。「旭川冬まつり」や「氷彫刻世界大会」、「旭川夏まつり」、「食べマルシェ」など、市民と観光客とが一体になって楽しめるイベントがいっぱいです。四季を通じて見どころ満載の平和通買物公園は旭川市にとって、なくてはならないものなんですね。

便利なだけではなく、旭川市民の生活を支えてきた平和通買物公園。旭川駅に降り立ったらまずは歩いてみて下さい。大都会の歩行者天国とはひと味違う、温かい雰囲気に包まれますよ。

10.三浦綾子の名作「氷点」の舞台!「外国樹種見本林」

旭川市を代表する作家である三浦綾子の「氷点」の舞台となった外国樹種見本林は、1898年から外国樹種が植えられ始めた、自然豊かな森。エゾリスなどの小動物も生息しており、外国樹種が植えられている林でありながら北海道らしさも併せ持つ人気の観光スポットです。

もともと外国樹種が寒冷地でも育つかどうかという実験的な意味で造られたのが、この見本林。初めに植林されたのはヨーロッパマツなど4種のみでしたが、今では東京ドーム3個分の土地に52種約6000本の樹が植えられています。立ち入りも自由で、旭川市民や観光客が集う憩いの観光スポットとなっています。

1998年には「三浦綾子記念文学館」が建設されました。直筆の原稿や取材ノートなどの資料のほか、書斎の展示、図書コーナー、喫茶室もあります。見本林を散策した後に立ち寄る観光客も多く、静かな林の中の文学館は、気持ちも和やかになりますよ。

整備された森なので、自転車での通行も可能です。天気の良い日はぜひ、訪れてみて下さい。

11.旭川の冬の風物詩「ダイヤモンドダスト」

ダイヤモンドダストを見たことはありますか?ダイヤモンドダストとは、天気の良い真冬の朝、地面に発生した氷晶が太陽の光を反射させ、きらきら輝く現象です。厳寒期の北海道をはじめ限られた地域でしかみることができません。

旭川では、真冬の深夜から朝方にかけての最低気温がマイナス10数度になることも珍しくなく、美しいダイヤモンドダストがみられます。旭川市とその周辺では冬の風物詩とされ、旭川八景にも選定されました。真冬の旭川市は、ダイヤモンドダストを一目見たいという観光客や写真愛好家にも人気です。

真冬の観光は、寒さに慣れない方には不便なこともあるかもしれませんが、その季節でなければ出会えない自然の美しさもあります。寒さ対策をしっかりして、冬の旭川観光を楽しみましょう。

12.旧旭川偕行社(旭川市立彫刻美術館)

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旭川八景のひとつである「旧旭川偕行社(旭川彫刻美術館)」を紹介します。

1902年に建設された旭川偕行社は、国の重要文化財にも指定されている大変古い建物です。偕行社として使用された後は旭川市立旭川郷土博物館として、1994年からは彫刻美術館として多くの観光客に親しまれてきました。現在の彫刻美術館は、旭川市ゆかりの彫刻家である中原悌二郎氏の作品を数多く収蔵しており、作品の展示・企画展・講演会などが行われています。

築100年以上という歴史ある建物のため、2012年から大規模な改修工事が行われました。

13.GW後の桜!「旭山公園」で北海道のお花見をしよう

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北国の桜の開花は遅く、大抵5月のGW頃が北海道のお花見シーズンです。特に道北エリアの旭川市周辺の桜は、GWを過ぎてからがピーク。ようやく春らしい気候になってきた旭川市で、遅いお花見を楽しんでみませんか?

旭川市を代表する観光スポット、旭山動物園に隣接する「旭山公園」は、美しい眺望と季節ごとに変化する木々や花々を鑑賞できる公園です。春は桜の木の下でお花見、秋は紅葉狩りに訪れる多くの市民や観光客で賑わっています。桜の名所として知られ、お花見と言えば旭山公園!という市民が多く見られます。毎年お花見の時期には「夜桜まつり」が開催され、ライトアップされた美しい夜桜を鑑賞することもできますよ。

もちろん、桜ばかりではありません。敷地内の旭山三浦庭園には広々とした池一面に咲く睡蓮の花、公園内の散策路にはカタクリの群落をはじめとした色とりどりの花々が咲き乱れます。景色も良く、散策やピクニックにも最適です。

14.まるで絵画のよう!「神楽岡公園」の散策路を歩いてみよう

旭川市「神楽岡公園」の歴史は古く、なんと大正時代まで遡ります。1914年に開園した頃は森林がほとんどでしたが、その後少しずつ園路や広場が造成され、現在では東京ドーム8個分もの公園になりました。豊かな自然に溢れた神楽岡公園は、常磐公園と並ぶ長い歴史と広大な土地を誇る旭川市の人気の観光スポットです。

園内にはエゾヤマザクラの下でお花見ができる自由広場や野鳥が集まる池、美しい滝などがあり、旭川市民の憩いの場所としてはもちろん、北海道の自然を満喫したい観光客が多く訪れています。市の中心部から3kmほどしか離れていない場所にあるので、気軽に訪れることができるのもうれしいですね。

敷地内には、無料でテントを張れるキャンプ場もあります。デイキャンプで利用する人も多く、夏にはバーベキューで盛り上がるグループも。観光ホテルも良いですが、せっかくの旭川観光ですから自然の中のキャンプ場で一泊というのも楽しいですね。

15.大人気の撮影スポット「就実の丘」で記念写真を

旭川空港の南東に広がる丘陵地帯が「就実の丘」です。丘陵地というと隣接する美瑛町が有名ですが、就実の丘はなだらかな丘陵だけではなく「アップダウン道路」と呼ばれるジェットコースターのような道や、旭川市・美瑛町の街並み、大雪山連峰が臨める景勝地です。以前は全く知られていなかった道ですが、その景観の素晴らしさとドライブの楽しさが徐々に広まっていき、今では就実の丘の撮影に訪れる写真愛好家や観光客が大勢見られます。

旭川空港付近は夕焼けも美しく、市街地から離れているので夜の星空も見応えがあります。市街地の宿泊施設から少し足を延ばして、日が暮れる頃の就実の丘を訪れるのも良いでしょう。周辺は農地が広がり、遮るもののない広大な丘の風景やどこまでも続く大空を眺めることができますよ。四季によって姿を変えるだけではなく、日の出から日の入りまで違った表情を見せてくれる就実の丘。何度でも訪れたい就実の丘は、今や旭川市を代表する絶景観光スポットです。

16.「あさひかわラーメン村」でご当地ラーメンを食べ比べ!

北海道三大ラーメンといわれる、札幌味噌ラーメン・函館塩ラーメン・旭川醤油ラーメン。旭川ラーメンの歴史は古く、その経緯には諸説ありますが、現在では旭川市といえば醤油味のあっさりラーメンというのが定着しています。

ご当地グルメの旭川ラーメンを食べ比べできる人気の観光スポットが「あさひかわラーメン村」。旭川市郊外の永山地区に位置し、ショッピングセンターの一角に設置されていることもあり、観光客だけではなく買い物に訪れた地元の方々の姿も多く見られます。

施設内には8軒のラーメン店のほか、旭川土産を販売している売店も。また、二人の仲がラーメンのスープのように熱く、麺のように長く続くようにと願う「あさひかわラーメン村神社」や、割り箸やラーメン丼を模したベンチが並ぶ休憩所などユニークなコーナーがあり、賑やかに記念撮影をする観光客が絶えません。食事をするだけではない旭川の観光スポットとして注目を集めています。ご当地グルメが味わえて、なおかつ楽しく過ごせる人気観光スポット「あさひかわラーメン村」。旭川観光の際の食事には、旭川自慢のラーメンをぜひ食べてみて下さい。

17.まるで映画に出てくるお城のよう!「雪の美術館」

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旭川市の北海道伝統美術工芸村に、1991年にオープンした「雪の美術館」。雪の結晶をイメージした美術館は、寒さが厳しい冬の美しさを全面に出した造りで人気を呼んでいる旭川の観光スポットです。

螺旋階段や氷の回廊が、まるでお城のようなムードを醸し出している美術館には、ギャラリースペースのほかにも音楽堂やレストラン、カフェも併設されています。音楽堂ではコンサートや講演会、結婚式・披露宴を執り行うこともでき、旭川市民だけではなく観光客にも注目されていますよ。カフェは、ランチセットやお洒落なアフタヌーンティセットが人気で、ちょっと特別な食事におすすめです。

また、観光客にもおすすめなのが「お姫さま体験」プラン。衣装1着と撮影・写真1枚3000円代からで体験することができます。もちろん、男性用の王子さま衣装や子ども用衣装もあるので、カップルや家族で記念写真を撮ることもできますよ。旭川観光の記念にいかがでしょうか?

18.旭川自慢の地酒!「高砂酒造」を訪れてみよう

高砂酒造の歴史は古く、明治32年創業の「小檜山酒造店」が前身といわれています。豊富で良質な水資源と広い大地での稲作、伐採木資源に恵まれた旭川市では酒造りが盛んに行われ、この高砂酒造も歴史の波を受けながら成長していった酒造のひとつです。大正末期には北海道初の「全国新酒鑑評会」で一位を受賞するなど、旭川市の代表的な地酒として有名です。

観光スポットとしても知られている高砂酒造。自宅用やお土産に銘酒を購入するだけではなく、酒造工場の見学ができるという人気の観光地なのです。直売店には高砂酒造の人気銘柄が揃っているほか、一般小売店では手に入らない直売店限定商品や、レトロ感いっぱいの前掛けやコースターなどのグッズも売っています。お酒好きな方はもちろん、お酒が得意ではない方も楽しめる旭川の観光スポット「高砂酒造」に足を延ばしてみて下さい。

19.「男山酒造り資料館」で、伝統の日本酒に酔う休日を

清酒造りに最適な厳しい寒さと大雪山系の上質な伏流水によって、今では世界的に有名にもなった日本酒「男山」の資料館へ、足を運んでみましょう。

男山酒造り資料館には、江戸時代の資料や文献、酒器などが展示されています。これらは大変貴重で、特に昔の日本酒製造に使われていた道具などは、なかなか見ることができないものです。木造りの樽や桶、ヘラなどが並ぶ展示場は、昔は手作業で行われていた清酒造りの名残を垣間見ることができますよ。

また本蔵前には銘酒男山の仕込み水が湧き出ており、資料館を訪れる観光客に人気です。「延命長寿の水」と呼ばれる湧き水は無料で飲むことも、持参の容器に持ち帰ることもできます。試飲の種類も多く、観光ツアーや個人旅行で訪れる方々の楽しみにもなっています。世界に「SAKE」ブームを巻き起こした伝統の日本酒、男山を堪能できる魅惑の旭川観光スポットですよ。

20.大人も子どもも夢中になれる!「科学館サイパル」

見て触れて遊んで、楽しく科学を学べる施設「旭川市科学館サイパル」は、2005年にオープンした旭川市人気の観光スポットです。かつて常磐公園内にあった「旭川市青少年科学館」を前身とし、現在の場所に新築移転して北海道最大級の科学館といわれるようになりました。開館後数ヶ月で年間目標入場者数を達成するなど、市民と観光客の注目を集めた施設でもあります。

人気の秘密は、大人でも子どもでも楽しめる魅力的な展示、体験コーナーの数々。時間を忘れて夢中になってしまう市民や観光客で、館内はいつも賑わっています。観光で訪れる場合には、一日分の日程を押さえておくことをおすすめしますよ。

21.昔々の北海道を体験出来る「川村カ子ト(かねと) アイヌ記念館」

上川地方のアイヌを代表する存在、川村カ子ト氏が設立した「川村カ子ト アイヌ記念館」は日本最古のアイヌ資料館です。測量技手として、当時北海道に敷設された鉄道の測量の大半を担ってきた川村氏が私財を投じ、アイヌ民族の文化を伝承するべく建てられたのが「川村カ子ト アイヌ記念館」です。JR旭川駅から車で約20分ほどの場所にあり、市内を観光しながら気軽に訪れることが出来ます。記念館にはアイヌ民族の文化や習慣、生活用具などに関する資料が展示されており、道外の方はもとより北海道民でさえなかなか触れることのできなかったアイヌの貴重な歴史を学べます。

チセと呼ばれる民家では、実際にアイヌの生活を体験することも。アイヌ文化に関する講習プログラムの中には、特徴的な刺繍を実際に作ってみたりアイヌの楽器であるムックルを作成・演奏する体験もあります。独特な美しさを持つ飾りや木工細工などの民芸品を購入することができるので、観光のお土産におすすめです。

アイヌでは動植物だけではなく、山や川や生活に関わる全てが神の化身として考えられていました。生きていることそのものに感謝し、自然と共存する生活を送ってきたアイヌ民族の文化を肌で感じてみて下さい。

22.真夏でも真冬体験が出来る人気の観光スポット「アイスパビリオン」

寒さを体験できる施設としては世界初、そして日本最大級の規模を誇る「アイスパビリオン」は、その名の通り氷の博覧会場。館内は常にマイナス20度に保たれ、美しい氷の鍾乳洞や神秘的な氷柱群、キラキラ輝くダイヤモンドダストなどを観ることができます。

また、大人も子どもも楽しめる体験コーナーも観光客に人気です。何でも凍ってしまうマイナス20度。濡れたタオルを好きな形に凍らせる「アイスタオル」、凍ったバナナで釘を打つ「アイスバナナ」など、この寒さでなければ味わえないユニークな体験がいっぱいです。究極の寒さ体験ができる、マイナス41度の10秒間体験コーナーもあります。館内には無料の防寒着もあり、もちろん子どもサイズも揃っています。冷えた身体を癒せる「ホットステーション」もあるので、安心して楽しめますね。

北海道の冬の魅力が詰まったアイスパビリオン。道内外の観光客に大人気のスポットをぜひ訪れてみて下さい。暑い夏には特に、それ以外の季節にも楽しめること請け合いです。

23.北海道最高峰2291m!雄大な姿が美しい「大雪山旭岳」

出典: kinpouge / PIXTA(ピクスタ)

北海道上川郡東川町に位置する旭岳は、大雪山連峰の主峰として有名な火山で、標高2291mの雄大な山です。その姿は堂々としており、道北地方を観光していると必ず目に入るシンボル的存在です。

旭岳が属する大雪山は、およそ20連峰におよぶ山々の総称。北海道民なら誰もが知っている、北海道を代表する山脈です。登山観光や冬場のスキー・スノーボードのスポットとしても人気が高く、年間を通して訪れる観光客が多く見られます。大雪山連峰を中心とした周囲の土地に広がる大雪山国立公園の広さは、なんと神奈川県の面積に匹敵するほど。

年間を通して気温が低い北海道の山岳エリアは、本州では標高が3000m以上ないと観られないような高山植物が2000m級の山々で咲いています。観光シーズン真っ盛り、花々が咲き乱れる夏季になると、山頂付近には圧巻の花畑が広がり、まるで別世界のよう。植物の種類は約360種とも言われておりそれに比例するように動物達の住処ともなっています。希少な動植物が生存する大雪山国立公園は、一部が国の天然記念物にも指定されており、北海道民のみならず多くの観光客に親しまれていますよ。

大雪山国立公園の北部には旭岳ロープウェイがあり、終着駅で降りると色鮮やかな花畑が広がっています。約1時間ほどで回れる観光コースもあるので、旭岳の美しさを満喫できますよ。しっかりとした靴と服装であれば、初めての観光の方でも充分楽しめます。山頂までは徒歩で約2時間ほど。圧倒的な規模を誇る大雪山連峰を頂上から眺めることができます。

24.秘境の温泉へ行ってみよう「天人峡(てんにんきょう)温泉」

こちらは旭川市より車で約1時間、深い渓谷の底に位置する秘境「天人峡温泉」です。1897年に発見された温泉と滝は、その後長い時を経て天人峡温泉と名付けられ、旭川市の奥座敷として栄えてきました。温泉街の近くには日本の滝百選にも指定されている「羽衣の滝」や、東洋のナイアガラとも言われている幅広の豪快な滝「敷島の滝」があります。

温泉街には2軒の宿泊施設があり、それぞれ日帰り入浴もおこなっています。旭川市の観光の後には、是非天人峡まで足を運んでみて下さい。

25.北海道を代表する温泉のひとつ!「層雲峡温泉」まで足を延ばしてみよう!

旭川市より車で約1時間半から2時間ほど離れた場所にある層雲峡温泉。北海道を代表する温泉街のひとつで、四季を通して観光客で賑わう場所です。北海道の中でも大変歴史のある温泉街です。旭川市から少し足を延ばせば行くことができる層雲峡温泉は、旭川観光に訪れる方が宿泊場所として選ぶこともある人気の観光スポットです。

層雲峡温泉は景色が良いことでも知られており、日本の滝百選にも選ばれている名瀑や紅葉の美しい木々など見どころはたくさん。観光客や写真愛好家が記念撮影をする絶景スポットがいくつもありますよ。

層雲峡には温泉観光ホテルの他にもリーズナブルな宿泊施設や飲食店が豊富にあるので、それぞれの目的にあった楽しみ方ができますよ。旭川市からは離れてしまいますが、観光の際には思い切って行ってみる価値のある場所です。

◎まとめ

旭川市にはまだまだ魅力的な観光地がありますが、今回ご紹介したのは選りすぐりの25選。自然の中で思い切り遊んだり、全国でも有名な観光スポットを訪れたり、旭川グルメを食べ歩きというのも素敵ですね。どの季節に訪れても、何度訪れても、その都度違う魅力がある旭川市。これまで知らなかった旭川の形や表情を垣間見ることで、ますます旭川を好きになれるかもしれませんよ。

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