【完全版】サンフランシスコの観光名所43選!多様性あふれる街を歩こう

【完全版】サンフランシスコの観光名所43選!多様性あふれる街を歩こう

美しい景観と穏やかな気候、ユニークな文化で世界中の観光客を魅了するアメリカ西海岸の街「サンフランシスコ」。街のシンボルとしてそびえる「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」や名物の「ケーブルカー」など、一度は憧れを抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

多様性を取り入れる土地柄から、海外旅行初心者でも観光しやすいと評判のサンフランシスコですが、その魅力の多さゆえにどこへ行こうか迷ってしまうという方も多い街。そこで今回は、サンフランシスコを訪れたらぜひチェックしておきたいおすすめの観光スポットを、厳選して43ヶ所ご紹介していきます。

目次

【完全版】サンフランシスコの観光名所43選!多様性あふれる街を歩こう

目次を閉じる

1.ゴールデン・ゲート・ブリッジ

ゴールデン・ゲート・ブリッジ

サンフランシスコのシンボルともいえるのが、ゴールデン・ゲート峡にかかる「ゴールデン・ゲート・ブリッジ」。別名「霧の街」と呼ばれるサンフランシスコでも、一際目立つ鮮やかなオレンジ色が印象的です。

晴れの日には真っ青な空と海とのコントラストが美しく、一方で、霧深い日にはまるで天空にかかる橋のような幻想的な景観を見ることができます。

ゴールデン・ゲート・ブリッジ

これまでに『猿の惑星』や『X-MEN』など数々の映画の舞台にもなったゴールデン・ゲート・ブリッジ。その美しさはもちろんのこと、迫りくるような圧巻の迫力も見どころとなっています。橋は徒歩や自転車でも渡れるので、時間に余裕のある方はぜひ!

2.アルカトラズ島

アルカトラズ島

「監獄島」の異名を持つ「アルカトラズ島」は、かつて連邦刑務所があった島です。島を囲む厳しい自然環境とその監視体制から、絶対に逃げ出すことのできない刑務所として知られていました。

アメリカ史上に名を残すマフィアのボス「アル・カポネ」や、密造酒作りで名をはせたギャング「マシンガン・ケリー」を収容していたことでも有名。連邦刑務所は、1963年に老朽化のため閉鎖されました。

アルカトラズ島

現在は個人での立ち入りが禁止されており、ツアーでのみアクセスすることが可能。市街地からフェリーで20分と比較的近く見どころが多いことから、1ヶ月先の予約まで埋まってしまうほどの人気ぶりです。

中でも、アルカトラズ島から眺めるサンフランシスコの夜景は必見。サンセットツアーやナイトツアーを利用して、ぜひ訪れてみてくださいね。

3.オラクル・パーク

オラクル・パーク

「オラクル・パーク」は、サンフランシスコを拠点に活動するプロ野球チーム「サンフランシスコ・ジャイアンツ」の本拠地です。

過去に8回も全米制覇を果たしている名門チームなので、スポーツ好きの方なら一度は訪れてみたいと思うでしょう。毎年4月から9月にかけてのシーズン中に、計80試合ほどがこのオラクル・パークで行われています。

右翼フェンス後方がサンフランシスコ湾の入り江になっていて、場外ホームランが出るとボールが海に飛び込むように見えるという設計も見どころの一つ。球場の南側には「無料観戦エリア」が設置され、いつでも気軽に臨場感あふれる試合を楽しめるようになっています。

4.フィッシャーマンズ・ワーフ

フィッシャーマンズ・ワーフ(サンフランシスコ)

サンフランシスコと聞いて多くの方が連想するのが「港町」の景観です。そんな景観の代表的存在とも言えるのが、ウォーターフロント北部に位置する「フィッシャーマンズ・ワーフ」。

19世紀後半のゴールドラッシュでサンフランシスコが発展したのを機に栄えた港で、美味しいシーフードが味わえる場所として世界中の人々に知られています。

クラムチャウダー

フィッシャーマンズ・ワーフに来たら、ぜひカニ肉入りのクラムチャウダーを味わってみてください!パンで出来た器に、具沢山のクラムチャウダーを入れるのがサンフランシスコスタイル。屋台でもレストランでも提供されているので、食べ比べを楽しんでみるのもおすすめです。

5.ピア39

ピア39(サンフランシスコ)

フィッシャーマンズ・ワーフ内にある「ピア39」は、レストランや土産物店が立ち並ぶショッピングモールです。桟橋からは、美しい港の眺望を楽しむことができるほか、航空ショーやストリート・パフォーマンスなどのイベントも開催され連日たくさんの観光客で賑わいます。

フィッシャーマンズワーフ ピア39

ピア39の名物といえば、日向ぼっこをしに集まるアシカの大群。2009年のピーク時には1,700頭ほどいたと言われていますが、水温の上昇によりアシカたちは北上し、数が減ってきています。

とはいえ、夏季は約100頭、冬季には900頭ほどのアシカがピア39にいるそうです。こんなに間近でアシカを観察できるチャンスは無いですよね。

6.アラモ・スクエア

アラモ・スクエア

「アラモ・スクエア」は、高台に広がる公園とその界隈の住宅街の総称です。ビクトリア調の住宅が立ち並ぶその光景は、まさに美しいサンフランシスコを象徴する観光スポットと言えるでしょう。

アラモ・スクエア

日本でも有名な海外ドラマ『フルハウス』のロケ地となったことでも有名。周辺にはカフェもあるので、観光の合間の休憩やピクニックに訪れてみてはいかがでしょうか?

7.ツイン・ピークス

ツイン・ピークス(サンフランシスコ)

サンフランシスコの絶景スポットとして必ず名前が挙がるのが「ツイン・ピークス」。まるで双子のように並んでそびえる丘は、サンフランシスコ市内で最も標高の高い場所です。

眼下にはダウンタウンや高層ビル群、そして遠くには港と、サンフランシスコの美しい景色を丸ごと楽しめるのがうれしいところ。ちなみに、ツイン・ピークスを訪れるなら、断然、夜がおすすめです。

ツイン・ピークス(サンフランシスコ)夜景

サンフランシスコ市民にも人気の夜景スポットであるため、夜間でも人通りは少なくありませんが、一方でスリなどの被害も報告されているので、訪れる際は充分注意しましょう。市内中心部からは、路面電車とバスを乗り継いで20~30分程度でアクセスできます。

8.ユニオンスクエア

ユニオンスクエア

ダウンタウンの中心地にある「ユニオンスクエア」周辺には、ホテルやショッピングセンターが立ち並んでいます。シンボルの巨塔とハート型のモニュメントは、フォトスポットとしても大人気。公共交通機関の発着地点にもなっており、サンフランシスコ観光の起点としてもおすすめです。

9.サンフランシスコ・ケーブルカー

サンフランシスコのケーブルカー

サンフランシスコの顔ともいえるケーブルカーは、1873年の開業以来、長きにわたって市民の足として活躍し続けています。手動で動くケーブルカーとしては、なんと世界最古。レトロな外観や内装も観光気分を盛り上げてくれますよ。

サンフランシスコのケーブルカー

坂道が多いことで知られるサンフランシスコですが、それゆえにケーブルカーに乗りながら見る街の景色は最高!乗り方やシステムも簡単なので、観光の移動に重宝すること必至です。

10.ケーブルカー博物館

ケーブルカー博物館

サンフランシスコ名物である、ケーブルカーの仕組みや歴史について学べる「ケーブルカー博物館」。館内では、かつて使用されていた車輪や部品が資料と共に展示されているほか、実際に市内を走っているケーブルカーの動力部分が見られたりと興味深い展示が目白押しです。

ケーブルカー(サンフランシスコ)

ここでしか手に入れられないケーブルカーグッズも販売しており、お土産にもおすすめ。ケーブルカーについて知った上でサンフランシスコの街に繰り出せば、観光がより一層有意義なものになること間違いなしでしょう。

11.ランズ・エンド・トレイル

ランズ・エンド・トレイル

自然あふれるトレッキングコースとして人気なのが、ゴールデン・ゲート・ブリッジの西側に広がる「ランズ・エンド・トレイル」。周辺が自然公園になっていて、オーシャンビューを横目にトレッキングやサイクリングを楽しむことができます。

ランズ・エンド・トレイル

市内中心部からは少し離れていますが、バスを利用すれば乗り換えなしでアクセスできるのがポイント。訪れる際は、歩きやすい靴を履いて行くことをおすすめします。

12.パレス・オブ・ファイン・アーツ

パレス・オブ・ファイン・アーツ

「パレス・オブ・ファイン・アーツ」は、1915年に開催された「パナマ・パシフィック・インターナショナル・エキスポ」の一部で、古代ギリシャを彷彿とさせる美しい外観と自然とのコントラストが見どころとなっています。

パレス・オブ・ファイン・アーツ

特に、美しいと評判の夜間ライトアップは必見。ハリウッド映画『フォレスト・ガンプ』のロケ地としても使用された人気スポットだけに見逃せません。

13.エクスプロラトリアム

エクスプロラトリアム

出典: HarshLight/Flickr

ファミリー向けの観光スポットが充実しているサンフランシスコですが、中でもおすすめなのが「エクスプロラトリアム」。年間50万人もの観光客が訪れるというこの人気施設は、見て、触れて、学べる体験型科学博物館です。

展示物の数は驚きの600点以上!アニメの製作過程や身近な環境問題、天文学、行動心理学、物理学ととにかくバラエティー豊かに揃っており、丸一日滞在しても飽きることはありません。人気のワークショップや体験プログラムも要チェックですよ。

14.フェリー・ビルディング・マーケットプレイス

フェリー・ビルディング・マーケットプレイス

「フェリー・ビルディング・マーケットプレイス」は、地元サンフランシスコの人々に愛される市場です。歴史あるフェリーターミナルを改装したという建物の中には、約50もの専門店が軒を連ねています。

サンドイッチ

サンフランシスコの有名グルメ店が勢揃いしているので、ぜひ美味しいものを食べに足を運んでみてください。雑貨やワインも豊富に揃っており、お土産探しにもおすすめです。

15.ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館

ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館

出典: HarshLight

「ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館」は、ウォルト・ディズニーの人生と彼が成し遂げた軌跡を紹介する博物館。世界中にあるディズニーランドの、原点がここにあるといっても過言ではありません。

館内には、ウォルト・ディズニーの幼少期や家族の写真をはじめ、初期の作品や有名キャラクターの原画、ミッキーのレアグッズなどが展示されており、子供から大人まで楽しめます。

展示品の中で一際目を引くのが、ディズニーランドの大きな模型。どれも忠実に再現されており、ディズニーファンでなくともつい見入ってしまうでしょう。オリジナル商品を取り揃えたミュージアムショップも要チェックです。

16.ロンバード・ストリート

ロンバード・ストリート

曲がりくねった坂道と美しい花々が特徴的な「ロンバード・ストリート」は、ガイドブックなどでも度々紹介されるサンフランシスコの定番観光スポットです。

ロンバード・ストリート

この奇妙で美しい光景は、ぜひ写真に収めておきたいところ。フィッシャーマンズ・ワーフなどからも徒歩でアクセスできるので、観光の合間に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

17.カリフォルニア科学アカデミー

カリフォルニア科学アカデミー

世界最大級の自然史博物館として知られる「カリフォルニア科学アカデミー」には、水族館やプラネタリウム、亜熱帯温室、研究施設など様々な施設が備わっています。

2008年に大規模なリノベーションが行われたため近代的な美しい外観となっていますが、実は160年以上もの歴史を持つ由緒ある博物館。

カリフォルニア科学アカデミー

メインとなる「キンボール自然史博物館」では、自然に関するあらゆる現象や生物の歴史を、標本を見たり実際に体験しながら学ぶことができます。特に、科学者たちによるプログラムは大人気。ガラス越しに研究室の様子を覗けたりと、大人も大興奮の展示内容となっています。

カリフォルニア科学アカデミー「スタインハート水族館」

地下1階にある「スタインハート水族館」では、世界中から集めた約900種38,000匹の海洋生物を展示。珍しい熱帯魚などを見られるほか、「ディスカバリー・タイド・プール」ではウニやヒトデに直接触れることもでき、休日にはたくさんの家族連れで賑わいます。

18.聖ピーター&ポール教会

聖ピーター&ポール教会

「聖ピーター&ポール教会」は、サンフランシスコで最も有名な教会です。1954年にマリリン・モンローがプロ野球選手ジョー・ディマジオと結婚式を挙げたのをはじめ、ハリウッド映画『天使にラブソングを2』の舞台となったりと話題性は抜群。フォトスポットとしてもおすすめです。

聖ピーター&ポール教会

イタリア人街があるノース・ビーチに位置する聖ピーター&ポール教会は、当初はイタリア系移民の礼拝のために建てられました。しかし、チャイナタウンに隣接していることから、現在ミサは多言語で行われているのだとか。多民族が暮らすサンフランシスコならではですね。

19.グレース大聖堂

グレース大聖堂

ノブ・ヒルという丘の上にそびえる「グレース大聖堂」は、サンフランシスコでも知る人ぞ知る穴場観光スポット。

グレース大聖堂

ステンドグラスと美しい壁画、約7500本のパイプを備えたパイプオルガン、丘からの眺望と見どころが多いにも関わらず、アクセスが不便なため観光客が少ないのがポイントです。急坂を上るのは少々キツイかもしれませんが、訪れる価値はありますよ。

20.チャイナタウン

チャイナタウン(サンフランシスコ)

アメリカにあるチャイナタウンの中で、最大規模を誇るのがサンフランシスコの「チャイナタウン」です。雑貨店や飲食店が軒を連ねており、散策するだけでもワクワクしますよ。170年以上の歴史を持つだけに、名店もたくさん揃っています。

チャイナタウン サンフランシスコ

地元の人で賑わう「湖南又一村(Hunan Home's Restaurant)」は、本格中華をお手頃価格で味わえる人気店。エビチリやチャーハン、小籠包、北京ダックなどお馴染みの品々が揃っています。

小腹を満たしたい時は、「ホンズ・ワンタン・ハウス(Hon's Wun Tun House)」のワンタン麺がおすすめ。あっさりとした優しい味で、日本人の口にもよく合うのが特徴です。

21.コイト・タワー

コイト・タワー

1933年に建造された「コイト・タワー」は、テレグラフヒルと呼ばれる丘の上にあります。サンフランシスコの街中からもよく見える美しいタワーで、高さはおよそ64m。展望台からは、サンフランシスコの街並みを360度のパノラマで眺めることができます。

コイト・タワー

このコイト・タワーという名前は、サンフランシスコの慈善活動家リリー・ヒッチコック・コイトに由来するもの。彼女の遺産によって建てられたこのタワーは、幼い頃に火事から救出されたという彼女の生涯にちなんで、消防ホースの形をしています。

22.サンフランシスコ市庁舎

サンフランシスコ市庁舎

お城のような外観で観光客を魅了する「サンフランシスコ市庁舎」。シビックセンター駅近くにある市庁舎は、ワシントンの議事堂を参考に作られたという重厚感のある佇まいが魅力です。内装もとても豪華で、ドレスアップしたカップルが結婚式を挙げる姿もよく見られます。

サンフランシスコ市庁舎

少々厳しいセキュリティチェックが行われますが、内部見学もできるのでぜひ。敷地内では市民マーケットが開催されるなど、憩いの場所としても利用されているほか、周辺には美術館やシンフォニーホールといった観光スポットが点在しています。

23.トレジャー・アイランド

トレジャー・アイランド

「トレジャー・アイランド」はその名の通り、まるで宝石を散りばめたような夜景を楽しめる観光名所です。サンフランシスコとオークランドを繋ぐ「ベイブリッジ」の途中にある人工島で、サンフランシスコでも一位二位を争う夜景スポットとして知られています。

トレジャー・アイランド(サンフランシスコ)

人口密度の高いサンフランシスコ中心部に比べ、人が住み始めてから月日が経っていないこともあり、どこか閑散とした雰囲気すら漂うトレジャー・アイランド。毎月末に「トレジャー・アイランド・蚤の市」が開催され、再開発エリアとして穴場的なカフェやレストランが増えつつあります。

24.トランスアメリカ・ピラミッド

トランスアメリカ・ピラミッド

サンフランシスコの高層ビル群の中でも、高さとその形状から一際目を引くのが「トランスアメリカ・ピラミッド」です。1972年の建設以来、長きにわたってサンフランシスコで最も高い建物として君臨し続けています。

トランスアメリカ・ピラミッド

アメリカ同時多発テロを機に展望台が閉鎖されてしまったため、残念ながら一般見学はできませんが、外観だけでも充分楽しめるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?特に、ノースビーチからの眺めが最高です。

25.ジャパンタウン

ジャパンタウン(サンフランシスコ)

サンフランシスコ滞在中に日本食が恋しくなったら、迷わず「ジャパンタウン」へどうぞ。アメリカ国内に数ある日本人街の中でも、一番最初に誕生したのがこのサンフランシスコのジャパンタウンです。

ジャパンタウン(サンフランシスコ)

「ジャパンセンター」というショッピングモールを中心に、日本食レストランやスーパーマーケット、さらには紀伊国屋書店やダイソー、金物屋も揃っており、まるで日本の商店街のようですよ。

26.ノース・ビーチ

ノース・ビーチ サンフランシスコ

出典: DianeBentleyRaymond

イタリアからの移民が多く集まることから、「リトル・イタリー」とも呼ばれる「ノース・ビーチ」。おしゃれな雰囲気漂うこのエリアは、街並みを眺めながらのんびり散策するのにぴったりです。

ノース・ビーチ リトルイタリー

電柱にもイタリア国旗が描かれていたりと、細かなところからもイタリアを感じられるのがポイント。本場のピザやパスタを味わえるイタリアンレストランにも、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

27.サンフランシスコ・アジア美術館

サンフランシスコ・アジア美術館

「サンフランシスコ・アジア美術館」は、アジア各国から集めたおよそ18,000点ものコレクションを展示する美術館です。

日本美術は5,000点以上にも及び、古墳時代に発掘された埴輪や壺、鎌倉時代の観音菩薩像、江戸時代の掛け軸や茶具など、紀元前3000年頃から近代のものまで幅広く揃っています。国別にわかれて展示されており、非常に見やすいのも魅力です。

28.カストロ地区

カストロ地区(サンフランシスコ)

30年ほど前からゲイコミュニティが作られるなど、LGBT当事者が多く住む地域として知られる「カストロ地区」。街の至るところで見られるレインボーフラッグや虹色の横断歩道が表すように、偏見なく開放的に表現している街の様子に感銘すら受けるかもしれません。

カストロ地区(サンフランシスコ)

LGBTについて、このカストロ地区の観光を機に理解を深めてみるのも良いかもしれませんね。

29.デ・ヤング美術館

デ・ヤング美術館

サンフランシスコで最も歴史のある美術館といえば、1895年に創設された「デ・ヤング美術館」が有名です。17~20世紀のアメリカ美術作品をはじめ、中南米やアジア、アフリカ、オセアニアから幅広く集められた現代美術品の数々を所有しているほか、膨大なテキスタイルのコレクションを見ることができます。

中でもぜひ見ておきたいのが、120ヶ国以上の民族衣装を展示するテキスタイルコーナー。民族衣装以外にも刺繍やビーズ製品、カーペット、絹製品、タペストリーと様々な織物が揃っており、総所蔵数は12,000点にも及びます。もちろんこの数はアメリカ最大級。広大な美術館だけに、じっくり時間をかけて鑑賞することをおすすめします。

30.戦争記念オペラハウス

戦争記念オペラハウス(サンフランシスコ)

サンフランシスコ講和条約の調印式が行われた「戦争記念オペラハウス」は、日本人としてぜひ訪れておきたいところ。「アメリカ3大オペラハウス」の一つである外観も見応えがありますが、せっかくなので公演を楽しんでみませんか?

オペラのシーズン以外でもコンサートやバレエ公演が行われているので、興味のある方はぜひ。ちなみに、チケットは日本からのオンライン予約がおすすめです。

31.モザイク階段

モザイク階段(サンフランシスコ)

サンフランシスコにはフォトジェニックな景観がたくさんありますが、この「モザイク階段」も外せません。163段の階段には色とりどりのタイルが綺麗にはめ込まれ、下から見上げると一つの絵として完成するという美しいアート作品です。

モザイク階段(サンフランシスコ)

坂の上は高台になっていて、階段を上りきった丘の上からは、サンフランシスコの絶景を眺めることができます。

32.アンカー醸造所

アンカー醸造所(サンフランシスコ)

「アンカー醸造所」は、1896年に設立された老舗ビールメーカーの醸造所です。サンフランシスコの地ビールである「スチームビール」を製造するブルワリーとしても知られており、世界中のビールファンを虜にしています。

そんなアンカー醸造所で人気なのが、無料試飲付きのガイディングツアー。1か月前でも予約が取れないという人気ぶりのため、訪れる予定の方は早めの予約をおすすめします。

33.サンフランシスコ近代美術館

サンフランシスコ近代美術館

出典: Rafael Ramirez Lee

アメリカ最大級の近代美術館として、2016年にリニューアルオープンした「サンフランシスコ近代美術館」。その規模は、ニューヨークにある近代美術館「MOMA」よりも大きいという地上7階建てです。

スイス人建築家の設計により建てられた建築物そのものも見どころとなっており、作品の魅力を最大限に引き出す工夫が施されています。おしゃれなアイテムが揃うミュージアムショップも必見ですよ。

34.ミュゼ・メカニーク

ミュゼ・メカニーク(サンフランシスコ)

出典: By User:Piotrus - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=8825949 (CC BY-SA 3.0)

300台以上ものレトロゲームが揃った「ミュゼ・メカニーク」は、世界最大級のアーケードゲーム施設。今では貴重になったコインナップマシーンを多数見られるだけでなく、実際に25セント硬貨を使ってプレイすることも可能です。

「レトロゲームの博物館」とも呼ばれるミュゼ・メカニークで、ぜひ古き良きアメリカの娯楽を体験してみてくださいね。

35.フォート・メイソン・センター

フォート・メイソン・センター

元々海軍基地があった場所を改装して造られた「フォート・メイソン・センター」は、サンフランシスコの様々なイベントをけん引するアート&カルチャー施設です。

センター周辺には海洋公園や博物館があるほか、広場には毎週金曜日の夕方からたくさんのフードワゴンが並び、グルメスポットとして賑わっています。世界各国の料理を体験できるうえ、もちろん味はお墨付き!行かない手はないですね。

36.ベイカー・ビーチ

ベイカー・ビーチ(サンフランシスコ)

ゴールデン・ゲート・ブリッジの撮影スポットとして人気の「ベイカー・ビーチ」。決して大きなビーチではありませんが、目の前に広がる海とビーチ、ゴールデン・ゲート・ブリッジを一緒に写真に収められることから、晴れた日は特にカメラを持った人々で賑わいます。

ベイカー・ビーチ(サンフランシスコ)

水温が低いため海水浴には適していませんが、潮風が穏やかなので長時間過ごすこともできますよ。お弁当を持ってピクニックを楽しむのもおすすめ。ただし、ビーチの北側はヌーディストビーチとなっているのでご注意くださいね。

37.フォート・ポイント国立歴史地区

フォート・ポイント国立歴史地区

ゴールデン・ゲート・ブリッジ南側のたもとにある「フォート・ポイント国立歴史地区」は、かつて軍事要塞だった場所。サンフランシスコ湾に侵入してくる敵艦を撃退するために設置された砲台跡が現在も残っており、その堅牢さはなかなかの迫力です。建物の中には入場無料の資料館も備えられています。

フォート・ポイント国立歴史地区

このフォート・ポイント国立歴史地区は、ゴールデン・ゲート・ブリッジを真下から見上げることができる絶好のビュースポットでもあります。すぐそこが海という立地のため、少々潮風がきついですが、それでも写真撮影に訪れる観光客は後を絶ちません。

38.サンフランシスコ植物園

サンフランシスコ植物園

「サンフランシスコ植物園」は、ゴールデンゲート・パーク内にある植物園です。サンフランシスコの温暖な気候を生かして造られた庭園では、世界各エリアの様々な植物を鑑賞することができます。

サンフランシスコ植物園の日本庭園

中には日本庭園「月見園」もあり、春には桜が咲くことで有名。サンフランシスコで感じる日本の春もまた、風情があって良いですよ。

39.サンフランシスコ海事国立史跡公園

サンフランシスコ海事国立史跡公園

フィッシャーマンズ・ワーフ近くにある「サンフランシスコ海事国立史跡公園」は、いわゆる市民の憩いの場。湾内には戦艦が停泊しており、内部を見学することもできます。

サンフランシスコ海事国立史跡公園

芝生が広がる公園からは、ゴールデン・ゲート・ブリッジを一望できるほか、周辺には「ピア39」などの商業施設もあり、お食事やショッピングを楽しめます。観光の合間の休憩にもぴったりですよ。

40.ギラデリ・スクエア

ギラデリ・スクエア

「ギラデリ・スクエア」は、元々チョコレート工場があったレンガ造りの建物を改装した商業施設です。おしゃれなショップやカフェが建ち並ぶショッピングエリアになっていて、チョコレート専門店「ギラデリ」も3店舗入っています。

チョコレートパフェ

チョコレートはお土産としておすすめなだけでなく、その場で味わえるパフェも美味しいと好評。名物の「ホット・ファッジ・サンデー」をぜひこの機会に。

41.サンフランシスコ動物園

サンフランシスコ動物園

「サンフランシスコで動物園」は、1929年開園の歴史ある動物園。およそ100エーカーという広大な園内には、約250種2,000以上もの動物が飼育されています。

サンフランシスコ動物園

敷地も広く自然に近い状態で展示されているため、サファリパーク気分を楽しめるのがうれしいところ。充実した子供向けプログラムも要チェックです。

42.マダムタッソー蝋人形館

マダムタッソー蝋人形館(サンフランシスコ)

出典: Trisha Fawver/Flickr

世界中に分館を持つ人気観光スポット「マダムタッソー館」。そのうちの一つが、サンフランシスコにある「マダムタッソー蝋人形館」です。

世界中のセレブや著名人をかたどった蝋人形が展示されているのですが、とにかくどれもよく似すぎていて、人形だとわかっていても興奮すること間違いなし。一緒に記念撮影を楽しむのもおすすめです。

43.現代ユダヤ博物館

現代ユダヤ博物館(サンフランシスコ)

出典: Allan Ferguson/Flickr

1984年に小さなギャラリースペースで運営を始め、2008年に現在のダウンタウンに移転してきた「現代ユダヤ博物館」。ここは、その名の通りユダヤ人の文化や歴史、芸術について学べる博物館です。

ユダヤ人の日常生活を表す写真やユダヤ人アーティストによる作品など、他ではあまり見られない展示が魅力。4ヶ月ごとに入れ替わる人気の特別展にも注目です。

◎サンフランシスコのおすすめ観光スポットまとめ

サンフランシスコは、どこを切り取っても絵になるようなフォトジェニックな街です。ゴールデン・ゲート・ブリッジをはじめとする観光名所が多く、自然との調和が美しいのも魅力の一つ。港町特有のグルメやショッピングを楽しめるのはもちろん、博物館や美術館といった文化施設や自然豊かな公園も充実しており、自分のスタイルに合ったプランで観光を楽しめます。一人旅、女子旅、カップルのデートに家族旅行と様々なシーンで利用できるサンフランシスコ。ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか?

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

サンフランシスコでおすすめの記事

サンフランシスコのアクセスランキング