沖縄の穴場スポット完全紹介!大自然をゆっくり堪能

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沖縄の穴場スポット完全紹介!大自然をゆっくり堪能

沖縄の穴場スポットを徹底紹介!沖縄には様々なスポットがありますが、特に夏場のビーチなどは定番ですね。でも、定番だからこそ人が多くてゆっくりできない……という事情で避けることもあるでしょう。特に人気スポット付近の場合、密になっているところは避けたいところ。

沖縄の名所はビーチ以外にも、南国の気候が生んだ大自然など魅力はたくさん!思ったより人が少ない穴場スポットも当然存在します。本記事で沖縄の穴場スポットはどんなところがあるのか、少し覗いてみましょう!

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沖縄の穴場スポット完全紹介!大自然をゆっくり堪能

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沖縄の穴場スポット1【水納島】

出典: Katsuya Noguchi / PIXTA(ピクスタ)

最初の穴場スポットとして、離島の一つ「水納島」を紹介します。

沖縄にはたくさんの離島がありますが、水納島は沖縄本島沖から約1.5kmのところに位置。サンゴ礁の海に囲まれている離島で、島の地形がクロワッサンに似ている事からクロワッサンアイランドとも呼ばれているユニークな島です。

沖縄本島から高速船で約15分と数ある離島のなかでもとても近い島なので、日帰りで海水浴などを楽しむ事ができます。

水納ビーチがおすすめ

水納ビーチではビーチパラソルやビーチチェアなどのレンタルショップがあります。なので、水着を持って行くだけで気軽に海水浴を楽しむ事ができるでしょう。透明度が高い海なので、海の中を覗くと色鮮やかで美しい熱帯魚を観察する事も可能。シュノーケルセットやライフジャケットのレンタルもあるので、綺麗な海でダイビングなどのマリンスポーツも楽しめますよ。

そして、島内の港桟橋から続く道を歩いていくと、いくつかパーラーがあり、そこでランチをする事も可能。沖縄定番料理の沖縄そばやタコライス、ジュースやアルコール類などを注文する事ができ、海水浴で少しお腹がすいた時にも便利です。

沖縄の穴場スポット2【古宇利島】

出典: まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

沖縄本島にある穴場スポットも見逃せません。古宇利島北部、ティーヌ浜の東にトケイ浜(渡海浜)というビーチがあります。トケイ浜は訪れる人が少ない穴場ビーチなので、静かに過ごしたい人にはおすすめです。

このビーチには自然の力できれいな円形の穴があいた不思議な岩「ポットホール」があるので、干潮時をねらってぜひ行ってみてください。

の「ティーヌ浜」沖には、CMで注目されるようになった「ハートロック」と呼ばれる大きな岩があります。ハートロックは、数千年もの歳月をかけて波がハートのような形に削った岩で、将来はもっとキレイなハート型に近付くのではないか、と言われています。

古宇利オーシャンタワー

古宇利島には古宇利オーシャンタワーがあり、そこでは高い位置から古宇利島の絶景を一望できますよ。絶景の多い沖縄でもおすすめのスポットです。

古宇利島の特産品が使われた料理が食べられるレストランもあるので、島めぐりの後は海を眺めながらのランチも贅沢。古宇利島にはハートのお菓子やハートの貝など、ハートにちなんだアイテムもたくさん販売されています。

カップルで沖縄に訪れるのなら、古宇利島は特におすすめしたい穴場スポットです。

沖縄の穴場スポット3【塩川(スガー)】

出典: Kow / PIXTA(ピクスタ)

続いての穴場スポットとして、天然記念物をご紹介します。沖縄には天然記念物に指定されている自然が多いのですが、国道449号線沿いにある長さ約300mと短い「塩川」という小川もその一つです。

沖縄の方言で「スガー」と呼ばれる塩川は、塩分を含む湧水が水源となっている世界でも2つしかかいません。入口付近には無料の駐車スペースがあるので、そこに車を駐車して川の方へ行く事が可能です。

塩川は石灰岩の割れ目から湧きだし、純粋な海水ではなく、淡水と混ざった感じのしょっぱさ。なお塩分を含んだ湧水が出てくるのかははっきりと解明されておりません。

塩川には希少な生物が!?

川であるのに塩分を含むためか藻類が生息しており、他にも日本でしか生息が確認されていない紅藻類のシオカワモッカという生物も生息しています。

小さな川ですが、魚や地下水に生息する甲殻類など貴重な生物の棲み家でもあるのです。

沖縄の穴場スポット4【青の洞窟】

出典: slowlife / PIXTA(ピクスタ)

沖縄でも屈指のリゾート地としても名高い恩納村に、真栄田岬があります。真栄田岬は美しいコバルトブルーの海が広がり、国内のみならず海外のダイバーもよく訪れる穴場スポット。特に「青の洞窟」はおすすめのダイビングポイントです。

ツアー会社やダイビングショップで予約して参加しましょう。青の洞窟へはボートを使って移動します。眺めるだけで楽しいあの沖縄の海、中に入ってその美しさは幻想的な空間として目の前に現れます。透明度が高い海なので、太陽の光が海面を通り抜けて洞窟内を青く輝かせます。

洞窟内は全長30mほどのドーム状。そこにはとても鮮やかな青が広がり、とても神秘的な光景を見る事ができるでしょう。パンを持って潜り、海中の中で揺らすと、クマノミなど様々な魚が警戒心なく近付く餌付け体験もできるのです。真栄田岬はファンダイブや、手軽なシュノーケリングにおすすめのスポットです。

沖縄の穴場スポット5【首里城 万国津梁の鐘】

出典: Anesthesia / PIXTA(ピクスタ)

沖縄の古き歴史を感じたいのであれば、定番の観光スポットである首里城がおすすめです。常に観光客で賑わう首里城ですが、以下では首里城の中にある穴場スポットをご紹介しましょう。

首里城は琉球王国の王城であり、沖縄本島を統一した尚巴志の居城跡になります。市街地の方から訪れるとまずは守礼門があらわれ、そこをくぐると曲線の城壁が見えます。この城壁には加工がしやすい琉球石灰岩の切り石が積まれ、四角をなくした綺麗な曲線を描いています。

これら伝統的な建物が人気な首里城ですが、穴場としておすすめしたいのが「万国津梁の鐘」です。こちらは沖縄を統治していた「琉球王国」が、海洋国家としてアジア各国の架け橋になっていることを記載した、有名な銘文が刻まれている鐘です。

首里城の文化財は月日の経過と太平洋戦争によって多くが焼失してしまいましたが、そんな中でも残っている重要文化財。首里城内には万国津梁の鐘の複製が展示されています。首里城と聞くと琉球の栄華を物語るようなド派手な外観の正殿が注目され、こちらに目が行ってしまいますが、沖縄がかつて一つの国として栄えていた時代の面影がここにも残っています。首里城の中でも特に沖縄を象徴する重要な展示物です。

《首里城正殿における火災について》
2019年10月31日に首里城正殿火災が発生しました。
正殿、御庭周辺は現在も立入制限されていますが、2019年12月14日から火災前開園面積の約8割が開園しています。
最新情報は首里城公園公式サイトをご確認ください。

目に見える沖縄独自文化を楽しもう!

那覇を見下ろせる丘陵地で眺めが良く、軍事面でも恵まれた土地。また、首里城は赤や金が中心となり、日本や中国のそれぞれの建築様式が取り入れた独特の建物造りとなっています。

日本本州の城とは異なる沖縄独自の文化が見えますね。

ただし本殿は本記事で紹介しているスポットの中では定番のスポット。シーズンに訪れる場合、大勢の観光客で賑わっている場合があります。

沖縄の穴場スポット6【海中道路】

出典: たっきー / PIXTA(ピクスタ)

沖縄のドライブコースとしておすすめなのが海中道路。海中道路は勝連半島から平安座島を結んでいる区間で、1970年にアメリカの石油会社が建造した全長約4.75kmの橋です。

エメラルドに輝く海を両側に見ながら車を走らせると、まるで海の上を走っているような気分!沖縄の海を感じながら楽しくドライブができる穴場スポットです。

あやはし館に注目

海中道路には「あやはし館」という道の駅があり、そこでは沖縄の郷土料理やスイーツなどお手軽な価格でランチが可能です。

ここでしか手に入れられないお土産や鮮魚などショッピングコーナーもあるので、チェックしておきたいですね。

2階には文化資料館があり、琉球貿易で使われたマーラン船の模型が展示や仲介道路建設の歴史などに関する資料を観覧する事が可能なので、ドライブ以外の楽しみもたくさんあります。

沖縄の穴場スポット7【伊計島】

出典: イチロー / PIXTA(ピクスタ)

伊計島は那覇市からのアクセスが良好で、しかも沖縄でもトップを競うほどの綺麗な海を眺められる穴場絶景スポット。前述の海中道路を抜けた最後の島がこの伊計島です。多くの方は海水浴やマリンスポーツを目的に訪れますが、岩場が多いので釣りの名スポットとしても人気です。

周りにお店はあまりなく買い物には向いていませんが、プライベートな気分で楽しむのに最適なビーチです。近くのキャンプ場では人工的な明かりが少ないので、夜は満天の星空が楽しめます。沖縄の綺麗な海で海水浴や釣り、スターウォッチングを楽しみたいと思ったら、ぜひ伊計島へ行ってみましょう。

沖縄の穴場スポット8【大石林山】

出典: Koji / PIXTA(ピクスタ)

続いて紹介する沖縄の穴場スポットは、沖縄北部のやんばる国定公園にある「大石林山」です。古くから神聖なる地と伝わる安須杜(アシムイ)の山々に囲まれた場所で、琉球神話でも知られる亜熱帯の楽園。大石林山には、散策、美ら海展望台、亜熱帯自然林、巨石・石林感動、バリアフリー、の5コースが整備されています。

この大石林山にはタワー状の石灰岩が並ぶタワーカルストがあり、そこでは様々な形の奇石群が見られます。タワーカルストは2億年ほど前の石灰岩層が隆起したことによって形成されました。ヒミコ岩やダルマ岩など物に見立てて名付けられた奇石がたくさんあり、特に大きな奇石の「悟空岩」が有名です。「輪廻生まれ変わりの石」という大きな奇石は、岩の中央に人ひとりが通れるくらいの穴が開いており、3回くぐると生まれ変われるという言い伝えがあるんですよ。

沖縄の穴場スポット9【新原ビーチ】

出典: yasuka / PIXTA(ピクスタ)

那覇市から少し離れた位置に、穴場スポットである新原ビーチがあります。サラサラな砂浜に大きな岩が転がっているのが特徴的。リゾート開発とは無縁の天然ビーチで、海を満喫する事ができます。新原ビーチは南部にあるビーチの中でも特に透明度が高く、グラスボードで水中ウォッチングを楽しむことも可能です。

水中ウォッチングではカクレクマノミや鮮やかな青が特徴のルリスズメダイなどの魚を観察できます。他にも干潮の時はリーフエッジまで行くことができ、そこでできた潮だまりでは取り残されてしまった小魚など水中生物の観察もできます。また、予約をしておけばビーチでバーベキューを楽しめますよ。必要な機材や食材も人数分用意してくれるので手ぶらでもOK。ビーチではロッカーやシャワーなどが設備されており、近くにはシーサイドカフェもあります。また、海は比較的に波が穏やかなので小さな子供も安心して海水浴を楽しめるでしょう。

沖縄の穴場スポット10【きゆな牧場】

次に紹介する穴場スポットは牧場!きゆな牧場は乳牛を育てている牧場で、教育ファームも定期的に主催しています。ここでは乳搾りやバター、アイス作りなど体験する事が可能。他にも本格的な酪農体験もできる貴重なチャンスでもあります。また、ヤギや牛などの動物とも触れ合える機会なので、子供も大人も楽しく生き物や食への感謝の気持ちを学ぶ事ができるでしょう。

きゆな牧場では乳搾り体験、牧場視察体験、食体験の3つのコースがあるので、お好きな体験コースを選んで参加してみてください。ゆったりとした雰囲気で自然や動物と関わりたい時におすすめの穴場スポットです。家族旅行の際などに訪れてみてはいかがでしょうか。

沖縄の穴場スポット11【東村ふれあいヒルギ公園】

ふれあいヒルギ公園の名前にある「ヒルギ」というのは、海水と淡水が混じり合う場所でしか育たないマングローブの一種。この公園には、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなど国指定天然記念物のマングローブが群生しており、ふれあいヒルギ公園は日本のアマゾンと呼ぶにふさわしいマングローブ林が楽しめます。

ここではカヤックに乗って川を一周する事ができ、まるで南米で冒険しているような気分に。また、沖縄の北部ではヤエヤマヒルギを観察できる地帯は、東村・慶佐次に限られます。亜熱帯独特の自然を感じる事ができるので、沖縄へ訪れた際は一度はマングローブ林を目にしていただきたいです。

沖縄の穴場スポット12【浜比嘉島】

出典: Young Juan

琉球の始まりの地として伝統がある島が浜比嘉島です。この浜比嘉島は地元の人からは「バマヒジャシマ」と呼ばれ、勝連半島の東から約3kmの所に位置しています。島には貝塚時代からグスク時代の遺跡がたくさん残されていますよ。リゾートホテルが完成してから訪れる方も多くなりました。

穴場スポットとはいえ島の各スポットは綺麗に整備されているので、気持ち良く沖縄を楽しむ事ができるでしょう。この島は琉球国土を創ったと言われる琉球神話に登場するアマミキヨとシネリキヨが住んでいた土地として有名。浜比嘉島にはこの2柱を含む琉球神話の神々ゆかりの地が数多く点在しています。

そして、伝統行事をとても大切にしており、県外からも繁栄や豊作を願って行事に参加する方も多いです。とても小さな島ですが、ビーチはホテルのリゾートビーチと天然ビーチのムルク浜、新しく整備された浜ビーチと3つもあります。沖縄の伝統行事に参加した後は、海水浴でもより沖縄を満喫するのも良いでしょう。

沖縄の穴場スポット13【オリオンビール工場】

名護市にあるオリオンビール工場では、沖縄の地ビールで有名なオリオンビールの製造過程を見学できます。工場見学終了後は、できたての美味しいビールを試飲できるのも大きな楽しみ!車を運転する方や未成年の方にはソフトドリンクをどうぞ。

他にも施設内には工場で作られたビールと一緒に沖縄の食材を使った料理を堪能できるレストランや、オリジナル商品が並ぶグッズショップがあるので充実したバカンスが楽しめるでしょう。そして、オリオンビールの歴史などが分かるギャラリーや、たる詰め体験も可能。屋内施設なので雨の日など悪天候な時にもおすすめのスポットです。

沖縄の穴場スポット14【港川外人住宅】

浦添市の港川はごく普通の住宅街ですが、その中に地元の人から愛されているスポットがあります。もともと港川は戦後の統治時代、アメリカ人が住む外人住宅街でした。現在はそこを改装してレストランやカフェ、雑貨屋やエステなど約30店舗のお店が並ぶ港川外人住宅(別名:港川ステイツサイドタウン)となっています。

カラフルでオシャレな建物があり、まるで海外へ訪れたような気分。港川外人住宅に到着すると英語表記の案内板があり、ショップは番号で振り分けられています。また、お店でも看板やメニューが英語表記になっているところがあり、より異国情緒を感じるでしょう。

雑貨屋ではオシャレなアクセサリーや可愛い小物がたくさんあり、他にもオーガニック食材を売っているお店があります。また、ロコモコやタコライスを食べられるカフェやコーヒー専門店などもあり、お買い物ついでに贅沢なランチも楽しめますよ。国道沿いにあるのでドライブついでなどに、ぜひ港川外人住宅へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

沖縄の穴場スポット15【波の上ビーチ】

出典: ja.m.wikipedia.org

波の上ビーチは那覇市唯一のビーチです。人工ビーチですが、アクセスが良い事から年間で20万人以上が利用する有名なビーチ。那覇空港からも近いため、ちょっとした待ち時間にと旅の締めくくりとして訪れる旅行客も多いです。他のビーチとも劣らない透明度が高い海なので海水浴はもちろん、のんびりと海を眺めるのも良いでしょう。

また、近所にはスーパーもあるので食べ物を買い、浜辺のピクニック気分でご飯を食べるのも楽しいかもしれません。ビーチは若狭側、辻側、緑地側と3つに分かれており、緑地側ではダイビングやシュノーケリング専用ビーチとなっているので、熱帯魚と触れ合えるスポットとしても人気です。

端の岩場の上にある波の上神社は、沖縄ではもっとも格式の高い神社になります。旅の思い出として、御朱印を貰っていくのも良いでしょう。

まとめ

沖縄の人気スポットだけではない、新しいスポットをご紹介しました。綺麗な海や定番のビーチに行くのはもちろんですが、新しく沖縄の穴場スポットをあなたの沖縄旅行の計画に入れてみませんか?

沖縄の歴史ある首里城や風が気持ちいいドライブコースの海中道路など、実に魅力的なスポットが満載ですよ。開放感あふれる沖縄をさらに楽しみましょう!

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