その景色が素晴らしい富山県、一押し桜の名所5選をご紹介！

古き良き日本の風景がそこにある富山県。そんな富山県には、古くから伝わる民謡が多くあり、日本で最も古いとされる「こきりこ節」をはじめ、「麦屋節」などがあります。冬には積雪が多い富山県には、「合掌造り」の集落があり、夕暮れ時に家から浮かぶ灯りと雪景色のコントラスが、とても雰囲気ある景色をかもしだしています。

そんな富山県に咲く桜は、4月上旬という、意外にもやや早咲きの傾向にあります。また、お祭りも盛大に行われる傾向にある富山県は、華々しい山車が観ることができる高岡御車山祭が日本の中で指折りの祭りとして、人気を集めています。

1.本格的な運動施設がある「宮野運動公園」

富山県黒部市にある「宮野運動公園」は、各種スポーツ施設が備わっている公園です。毎年4月上旬から後半にかけて咲き渡る桜が、訪れる観光客を魅了しています。なんとその桜は「とやま花の名所」にも指定されているほど。開花時期には「桜まつり」も開催されます。

園内にある丘からは、天気の良い日は富山湾を一望することもできるのだとか。レストランや売店がある休憩施設「ハイツ宮野」や、食堂と浴室、展望台が付いた宿泊施設「ふれあいハウス宮野」もあるので、のんびり桜を楽しみたい方にもおすすめです。

2.富山市の歴史や文化を感じることが出来る「富山市民俗民芸村」

富山県の中央、自然に囲まれた場所にある「富山市民俗民芸村」も桜の名所となっています。民族民芸村は昭和40年に開設され、同時に居民芸合掌館や考古資料館、そして民族資料館も設立されています。富山市の様々な歴史や文化を体感し、見ることができるようになっています。

親子で参加できる催しものなども開催されているので、タイミングが合えばお子さんと一緒に楽しむこともできますよ。例年桜は、少し早い目の開花時期となっていて、4月上旬頃が見頃。風情ある建物を背景に満開となった桜を観ることができるのは、民俗民芸村ならではでしょう。桜と建物のコラボレーションは、日本の古き良き時代を感じずにはいられません。

3.富山の町並みを一望できる場所！桜の名所「呉羽山公園」

富山市の西部にある呉羽山には、ソメイヨシノをはじめとする桜が500本立ち並んでいます。頂上からは市街地全般を見渡すことができるので、桜の風景と町並みが合わさったその景色がまるで絵画のよう。その遠くには立山連峰が広がり、桜が咲く頃にまだ残る雪もうっすらと観ることができます。

一層空気が澄んだ状態で眺められるのは、夏よりも秋の後半から冬、春が見どころかもしれません。町並みを一望できる貴重な場所なので、その景色を記念に残しておくためにも、ぜひカメラを持って訪れたいところ。大切な人と思い出づくりにいかがでしょうか？

4.桜だけじゃない！植物の展示も楽しめる「富山県中央植物園」

およそ247,000平方mもある広大な富山県中央植物園。園内には展示温室と屋外展示園の2エリアがあり、展示温室は果樹と植物ゾーン、屋外展示園は世界と日本の植物ゾーンで構成されています。美しい桜は、植物園の「サクラ・ウメ園」で見ることができますよ。

約300mある桜でできたトンネルは必見！コシノフユザクラという小さくて可愛らしい桜も人気です。見頃を迎える4月上旬にはライトアップが行われ、昼間とはまた違った景色を楽しむことができますよ。冬の寒い季節でも天候に関係なく楽しむことができるのも魅力です。

5.遊覧船に乗って花見ができる「高岡古城公園」

富山県高岡市にある高岡古城公園は、桜の名所として名高い場所です。その美しさは「日本さくら名所100選」にも選ばれており、訪れる人の心を和ませています。園内の3割が水面となっているため、そこに映える桜の姿を見ることができるのです。

古城公園内には、博物館や市民会館、動物園、神社など様々な観光スポットがあります。中でも人気の遊覧船から眺める四季折々の草花の美しさは、何度でも訪れたくなるほど。ぜひお花見だけじゃなく、観光も楽しんでくださいね。

◎まとめ

桜の名所がたくさんある富山県ですが、そんな中でも遊覧船に乗って花見ができる「高岡古城公園」はおすすめ。他ではなかなかできない、ちょっと特別なお花見を楽しみましょう。ぜひこの記事を参考にして、友人や大切な人と、あるいはご家族で出掛けてみてくださいね。

その景色が素晴らしい富山県、一押し桜の名所5選をご紹介！