インドネシアの未開の地!世界遺産「ロレンツ国立公園」の魅力

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インドネシアの未開の地!世界遺産「ロレンツ国立公園」の魅力

インドネシアのパプア州にある世界遺産ロレンツ国立公園は、未だに解明されてない地が多く残る所です。周辺には、様々な部族が暮らし、手つかずの自然があります。

インドネシアは中国に次ぐ資源大国を言われており、ここロレンツ国立公園周辺でも鉱物資源が沢山取れることから近年では多くの業者が入植。美しい景観が損なわれる危機にあることからも、景観・部族保護のため世界遺産に登録された経緯があります。そんなインドネシアの世界遺産ロレンツ国立公園についてご紹介します。

目次

インドネシアの未開の地!世界遺産「ロレンツ国立公園」の魅力

ロレンツ国立公園とは?

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世界遺産ロレンツ国立公園は、インドネシアのニューギニア島西部にあります。ロレンツ国立公園は1999年にユネスコが定める世界遺産基準のうち3つを満たしていることから世界遺産に登録されました。国立公園とはいうものの、そのほとんどが未開地のままで、岩手県と青森県を合わせた分位の広大な面積。敷地内には、5000m級の山脈や低湿地帯、熱帯海洋区など多様な自然が溢れています。

東南アジアで最大自然保護区のため、多種多様な動物が生存しており、未だに全種は確認されていません。ロレンツ公園で確認されている希少動物として極楽鳥やキノボリカンガルーがいます。中には、絶滅危惧種も含まれ、貴重な生息地。

他にも、公園内には昔ながらの生活をしている部族がいて、有名な「ダニ族」の他に確認されている種族が8族ほど住んでいます。

ロレンツ国立公園へのアクセス

日本からは、まずインドネシアの首都ジャカルタのスカルノハッタ空港に向かい、飛行時間は約7時間~8時間です。スカルノハッタ空港で、国内線に乗り換えてジャヤプラにあるセンタニ空港へ。さらに乗り継ぎ、ワメナ空港から車でロレンツ国立公園を目指します。

ロレンツ国立公園のおすすめポイント2

ハベマ湖

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ニューギニア島の最高峰の山プンチャック・ジャヤの麓にあるハベマ湖は、標高約3300mの高地にある湖。周辺の住民からは、生命の源泉となる神聖な場所として知られています。

ロレンツ国立公園の中心部にあるハベマ湖には、パプアの固有種の鳥類や高地ならではの珍しい植物が盛りだくさん。またハベマ湖周辺の平均気温は、7~8度と低く、夜は0度近くまで下がります。基本的に外国人の立ち入りが禁止されていますが、周辺には、4000m以上の山々が広がるので絶景が楽しめる湖です。

バードウォッチング

世界遺産ロレンツ国立公園には約40種類の極楽鳥が生存しています。極楽鳥は、オーストラリア区の熱帯にしか生息しておらず、パプア州にあるロレンツ国立公園に一番多く生息しているため貴重な場所。

極楽島は、バリエム渓谷や天空の湖と呼ばれているハベマで見ることができます。どちらの場所にも単独で行くことは難しいため現地のガイドと見に行くことをオススメします。

ロレンツ国立公園の注意事項

Surat Jaran(スラットジャラン・入域許可証)が必要になります。パプア州は軍事作戦エリアに指定されているため、外国人の入域が制限されているところがあります。ジャヤプラにある警察署もしくは空港で取得可能ですが、もしSurat Jaranを取得していなかった場合、多額の金銭もしくは連行されることがあるのでかならず取得して下さい。

インドネシア全体では、熱帯気候のため年中夏のような気候ですが、パプア州の山間部は気温が低いので長そでやジャンパー等の持参がおすすめ。 訪れるベストシーズンは8月~12月です。

◎まとめ

インドネシアの世界遺産ロレンツ国立公園をご紹介しました。未開の地が多く残り、石器時代の生活を続けている部族がいる場所なので気軽に足を踏み込める場所ではありませんが、美しい自然や植物、貴重な動物が生息しています。ただ2018年4月現在、ロレンツ国立公園は外務省の海外安全情報でレベル2に分類されているため、安全の確認が必要です。不要不急の渡航は控え、観光を考えている方は、外務省の海外安全情報をご確認ください。

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