独特の文化がみえる世界遺産「ハノイのタンロン皇城の中心区域」

独特の文化がみえる世界遺産「ハノイのタンロン皇城の中心区域」

日本から気軽に行ける国として、台湾や韓国などとならび近年人気が高まっているベトナム。物価が安いことも、日本人観光客を惹きつける理由の1つでしょう。日本からのフライトはおよそ6時間。ハノイは経済成長真っ只中のベトナムの首都です。ハノイの中心部にあり、ベトナムにある8つの世界遺産のなかでも、もっとも訪れやすいところといえるでしょう。ここでは「ハノイのタンロン皇城の中心区域」の見どころについて紹介します。

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独特の文化がみえる世界遺産「ハノイのタンロン皇城の中心区域」

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「ハノイのタンロン皇城の中心区域」とは?

世界遺産「ハノイのタンロン皇城の中心区域」は、ベトナムの首都ハノイの都心近くの地区を指します。ここは7~19世紀にかけて1000年以上も政治の中心であったエリアで、歴代王朝の異なった時代の遺跡が重層的に発見されています。

タンロンというのはハノイの旧称。もっとも古いものは7~9世紀に栄えたダイラ城の文化に関するもので、その上には11〜12世紀の李王朝文化、そして13世紀のチャン王朝時代の遺跡と続きます。同じ場所から異なる王朝の都の跡がこれほど重なって見つかるのは、たいへん珍しいことなんですよ。ハノイが昔から重要な土地であったことが分かりますね。

戦争の記憶が色濃く残るベトナム。長い戦争によって多くの建築物が破壊されましたが、タンロン王城の遺跡は地中で注目される時を待っていたのです。それでは、タンロン遺跡の見どころについてご紹介しましょう。

「ハノイのタンロン皇城の中心区域」へのアクセス

日本からハノイへは、多くの直行便が就航しています。ハノイのノイバイ国際空港から市街までは、定額タクシーの利用がおすすめです。タンロン遺跡はハノイの中心部にあり、観光名所のホーチミン廟などにも隣接しています。空港から直接向かわなくても、ホテルで荷ほどきしてから再びタクシーを拾っても、さほどお金も時間もかからず到着できるでしょう。

ハノイのタンロン皇城の中心区域のおすすめポイント①:歴史ある建築物

世界遺産「ハノイ-タンロン王城遺跡中心地区」は、ベトナムに栄えた王朝の王宮が置かれたところ。広々とした敷地内には当時を物語る建物や遺跡が残されていて、1000年以上の歴史を感じることができます。タンロン王城遺跡中心地区に到着すると、まず5つの入り口をもつ立派な端門が目の前に現れます。そして第一城壁だったこの門に登れば、タンロン王城遺跡一帯を眺めることができますよ。

門の上の小さな建物にある、装飾の施された鯉やナマズも見どころです。遺跡の展示室となっているフランス植民地時代のモダンな建物や、敬天殿前にある龍の彫刻を施した階段も当時のもの。美しいグリーンの芝や木々を眺めながら、長い歴史を物語る遺跡をじっくりと見学しましょう。

ハノイのタンロン皇城の中心区域のおすすめポイント②:地下司令室

世界遺産「ハノイータンロン王朝遺跡中心地区」で必ず見てほしい場所、それは「王の宮殿」とも呼ばれる敬天殿の裏にあります。その地下にはソ連の援助によって作られたとされる、原爆にも耐える設計のベトナム戦争時の国防参謀本部があり、自由に見学することができます。

階段を降りて地下に向かうと、重厚な鉄のドアの先には食堂や作戦司令室などがあります。この作戦司令室は、ベトナム戦争時代には北ベトナム軍によって使用されていて、当時の幹部たちのネームプレートも置かれています。戦争中の会議に使用されたリアルな部屋の重みを感じてみてください。

ハノイのタンロン皇城の中心区域のおすすめポイント③:ホーチミン廟

タンロン遺跡のすぐ西には、ハノイを代表する観光スポットの1つ、ホーチミン廟があります。現在のベトナムの建国の父ホー・チ・ミンの遺体が永久保存されている廟所で、その大きさには圧倒されます。

廟の目の前の大通りは、正方形をしていたタンロン城(ハノイ城)の西の城壁跡に相当します。なので、かつての王宮の大きさを実感するのにも都合のよい観光名所といえます。内部は一年中しっかり冷房がきいているので、とくに夏の暑いときには涼をとるのにも便利。ただし、撮影は一切不可で私語も厳禁なので注意してください。

◎まとめ

1975年のベトナム戦争終結から約40年が経過し、経済成長と発展を続けるベトナム。現在の首都ハノイは1000年以上も前から王朝として栄えていて、その長い歴史を物語る遺跡群が21世紀に入ってから発見されました。隣国の影響を受けた独特の文化をもつ王朝の歴史、いつか自分自身の目で見てみたいですね。

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