名称:カンボジア王宮(Royal Palace)
住所:Sothearos, between Street 240 & 184, Phnom Penh, Cambodia
カンボジアの首都プノンペンは、13世紀にクメール王朝の都として栄え、その後も交易地として多くの外国人訪問者を迎え入れる開かれた土地として発展してきました。20世紀に入るとフランス統治の影響を受け、「東洋のパリ」と称されるほど美しい街並みが形成され、今も観光名所として現存しています。
1970年代のクメール・ルージュ時代に暗い過去を経験しましたが、現在では東南アジアでも発展著しい都市となったプノンペン。今回は、そんなプノンペンの観光スポットを23選で紹介します!
目次
重厚な歴史を持つカンボジア首都プノンペンのおすすめ観光地23選!
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1.カンボジア王宮
現在も国王と王妃が居住している場所として知られるカンボジア王宮は、プノンペン市街地の東側を流れるトンレサップ川沿いに位置しています。街の中心にあるのでプノンペン観光の際はよく見かけることになるでしょう。
1866年の建設当初は木造建築物でしたが、1919年に現在のフランス様式となりました。実際に戴冠式などの公務が行なわれる黄金色の宮殿は、外観を眺めるだけでも見ごたえがあります!
クメール様式の尖塔は高さ59mもあり、四面仏顔が特徴的です。
きれいに整えられた庭園は散歩するだけでも気持ち良く、プノンペン観光でぜひ訪れたい観光名所としておすすめですよ。
2.シルバーパゴダ
王宮と併せて観光する「シルバーパゴダ」は、王宮と異なり内部の見学が可能になっているので心ゆくまで鑑賞しましょう!
現在は床に絨毯が敷かれていますが、少しめくられている部分に注目すると銀製のタイルに気がつきます。これがシルバーパゴダの由来。ほかにも、エメラルド仏像や純金の等身大仏像などが安置されているので見逃せません。
外部の壁面に描かれた壁画「ラーマーヤナ」はヒンドゥー経の聖典のひとつであり、東南アジア最大とも言われる見ごたえたっぷりのボリューム。繊細な色使いや描写はじっくりと見て回りたくなりますよ。シルバーパゴダはプノンペンの観光名所として観光客を魅了し続けています。
名称:シルバーパゴダ(Silver Pagoda)
住所:Sothearos, between Street 240 & 184, Phnom Penh, Cambodia
3.カンボジア国立博物館
プノンペンの観光名所の一つである「カンボジア国立博物館」は、赤を基調としたクメール様式の建物が特徴です。プノンペンの中でも特に美しい建築物で、博物館自体に威厳を加えています。
博物館には絵画や仏像など5,000点を超える収蔵物があり、入口から年代順に展示されているため、時代の変遷を整理しながら鑑賞できます。館内は撮影禁止ですが、ケースに入っていない展示物を間近で見られるのが魅力です。
国立博物館は王宮のすぐ北にあり、プノンペンの中心部に位置しているため、このエリア一帯をじっくりと観光するのがおすすめです。
名称:カンボジア国立博物館(National Museum)
住所:13th St. ,Between 178th and 184th Sts., Phnom Penh, Cambodia
公式・関連サイトURL:https://www.cambodiamuseum.info/
4.ワット・プノン
「ワット・プノン」はプノンペン市内北部に位置し、かつてメコン川で4体の仏像を見つけたペン婦人がその仏像を安置した場所として知られています。プノンペンで最も古い仏教寺院のひとつで、小高い丘の上から街並みやトンレサップ川の流れを一望できます。
現在は、プノンペン市民だけでなくカンボジア全土から信仰を集める寺院であり、多くの参拝者が訪れる観光スポット。円状の敷地は広く、地元の人々の憩いの場にもなっているため、観光の合間にのんびりと過ごすのもおすすめです。
名称:ワット・プノン(Wat Phnom)
住所:Street 96,Norodom Blvd, Phnom Penh, Cambodia
5.セントラルマーケット
プノンペン市内の中央に位置する「セントラルマーケット」は、プノンペンに住む地元の人も観光客も集うローカルな市場として有名です。
1930年代にフランスが建てたアールデコ調のドーム状建物の内部には、食料品はもちろん衣類や雑貨、ジュエリー、電化製品などありとあらゆる商品が並んでいて、いつ訪れても賑やか。英語が話せる店員も多いので、欲しいものが見つかったらぜひ交渉してお気に入りのお土産をゲットしましょう!大変広いため迷子には注意してくださいね。
朝7時から夕方5時ごろまで年中無休で開いていて、立地も良好。観光の合間にふらっと立ち寄ってみてはどうでしょうか。プノンペンの活気を肌で感じられるスポットですよ!
名称:セントラルマーケット(Central Market)
住所:Kampuchea Krom, Str. 128, Phnom Penh 55555, Cambodia
6.シソワット・キー
「シソワット・キー」は、トンレサップ川沿いのエリアを総称した呼び名です。付近は観光客向けのホテルやレストラン、カフェ、バーが立ち並び、プノンペンでも随一の賑わいを見せています。高いヤシの木が並行して植えられ、きれいに整備された広い遊歩道では南国気分に浸りながら散歩やジョギングができますよ。
夕涼みに来るプノンペン在住の地元の人も多く、トンレサップ川を眺めながらベンチに座りのんびりと過ごせば観光の疲れが抜けていくかもしれません。
シソワットキーの一角に船の発着場があり、リバークルーズが楽しめる場所としても知られています。川から眺めるプノンペンの街並みは、またひと味違った観光の思い出になることでしょう。
名称:シソワット・キー(Sisowath Quay)
住所:Phnom Penh, Cambodia
7.独立記念塔
カンボジアがフランスから独立したのは1953年。それを記念して1958年にこの独立記念塔が建てられました。塔の周囲にはナーガが配置され、カンボジア最大の観光地であるアンコールワットをイメージしたとも言われています。
街の喧騒が始まる前の早朝はジョギングや体操に勤しむ人々が集まり、夜になると塔がライトアップされ、周りには屋台が並びます。独立記念塔の下に広がる公園では家族連れや若者が思い思いに時間を過ごしています。そんなプノンペン市民憩いの場に混ざって腰を落ち着けてみてはどうでしょうか。
週末のライトアップは趣向を凝らした演出で、プノンペンの夜の観光名所として評判。独立記念日である11月9日は毎年、戦没者の弔うセレモニーが開催されています。
名称:独立記念塔(Independence Monument)
住所:Phnom Penh, Cambodia
8.トゥールスレン虐殺犯罪博物館
プノンペンで避けては通れない場所とも言える「トゥールスレン虐殺犯罪博物館」。ポルポト氏のクメール・ルージュ政権下において、政治犯収容施設として使われていました。2万人が収容され、生きて出られたのはわずか8人。1976年からの3年弱の出来事で、それほど昔のことではありません。
当時プノンペン中心部にあった高校の教室やトイレがそのまま拷問部屋や牢屋として使用され、その生々しい様子を日本語の音声ガイドを聞きながら見学することができます。虐殺された人々の写真が壁に貼ってあるなど、目を背けたくなるほどの悲しい歴史が迫ってきます。
それでもカンボジアの人々が外国人にも公開している以上、プノンペンを訪れる観光客として負の歴史をよく知ることが必要なのかもしれません。
名称:トゥールスレン虐殺犯罪博物館(Toul Sleng Genocide Museum/暗号名:S21)
住所:Corner of Street 113 & St 350, Phnom Penh, Cambodia
公式・関連サイトURL:https://tuolsleng.gov.kh/
9.キリング・フィールド
プノンペン市内からおよそ14kmほど南へ進んでいくと大きな慰霊塔が見えてきます。そこがクメール・ルージュにより大量虐殺が行われた場所、「キリング・フィールド」です。プノンペン市内のトゥールスレンに収容されていた人々の処刑場で、正式にはチュンエク大量虐殺センターと呼ばれています。この場所で2万人もの人々が虐殺され埋められていきました。あちこちにあるくぼみはその遺骨を回収した跡。今でも埋まっている骨や服が出てくることがあるそうです。
敷地内にある2本の巨木の内、1本はマジックツリーと名がついた菩提樹で、大きなスピーカーが下げられ悲鳴や銃声をかき消すために大音量で音楽が流されていたといいます。もう1本はキリングツリー。子どもが頭を打ち付けられて殺害されたこの木にはカンボジア人や観光客が祈りを込めた無数のミサンガが巻きつけられています。プノンペンの歴史を感じることのできる観光スポットです。
名称:キリング・フィールド(The Killing Fields)
住所:Roluos Village, Sangkat Cheung Aek, Phnom Penh, Cambodia
10.オルセー・マーケット
プノンペン市民の日常風景を垣間見たいなら、「オルセー・マーケット」を訪れてみましょう。所狭しと商品が並び、プノンペンの活気を肌で感じられます。
オルセー・マーケットは、市内のセントラルマーケットから南西へ約1kmの場所にある3階建ての建物です。いくつかの市場を巡り、雰囲気の違いを楽しむのも、興味深い観光体験になりますよ。
名称:オルセー・マーケット(Orussey Market)
住所:Street 182 Oknha Tep Phan,Orussei 1 Commune, Phnom Penh, Cambodia
11.ロシアン・マーケット
出典: By Clay Gilliland - Russian Market area Phnom Penh, CC BY-SA 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=31659928 (CC BY-SA 2.0)
クメール語で「トゥールトンポンマーケット」とも呼ばれる「ロシアン・マーケット」。名前の由来は、もともとこの地周辺に多くのロシア人が居住していたためで、特別にロシアの商品が売られているというわけではありません。
市場に入ると、オルセーマーケット同様ローカル感満載。店内いっぱいにモノが並び、熱気がむんむん漂っています。いつ行ってもプノンペン市民や観光客で盛り上がっているプノンペンのおすすめ観光スポットですよ。
またロシアンマーケット周辺は在住外国人に注目を浴びているエリアでもあります。そのため、おしゃれなカフェやレストランが続々と進出中!ちょっと贅沢にランチやディナーを楽しみたいならこのエリアを中心に探してみてはどうでしょうか?おしゃれな雑貨や洋服を取り扱うお店もあるので、ありふれたものではないユニークなお土産を探している方にはぴったりの場所ですよ!
名称:ロシアン・マーケット(Russian Market)
住所:Corner of Street 163 and Street 444, Phnom Penh, Cambodia
12.ワット・ウナロム
プノンペン市内の王宮近く、トンレサップ川に面して建つ「ワット・ウナロム」。大きな僧侶の像と両脇に立つゾウに出迎えられて中に入ると、背後には立派な本堂がそびえ立っています。
門や壁に施されたクメール様式の装飾は細部まで丁寧に作り込まれており、見応えがあります。また、本堂の金色に輝く屋根は非常に豪華で、背景の青空とのコントラストが美しく、思わず見とれてしまうでしょう。
境内は広々として静かで、僧侶が真摯に修行を行う場としての厳かな雰囲気が漂っています。トンレサップ川沿いを散策しながら、ぜひ訪れてみてください。
名称:ワット・ウナロム(Wat Ounalom)
住所:Sothearos Boulevard, Phnom Penh, Cambodia
13.プノンペン・ナイトマーケット
夜のプノンペンの観光スポット代表格といえば、やはり「プノンペン・ナイトマーケット 」でしょう。週末にトンレサップ川すぐ近くの道で夕方からぽつぽつと店開きの準備が始まります。どこのお店も、営業時間はだいたい23時くらいまで。頭上に看板が掲げられているので、観光客でも迷うことなくすぐ見つかります。
家族連れや若者を中心にプノンペン在住の人々が訪れるとってもにぎやかな場所で、まるでお祭りのよう。洋服や雑貨類のお店を見ながら通りを歩くだけで、観光の気分が高まりますよ。
地元の人たちは地面に敷いたゴザに座り焼き鳥や揚げ物、生春巻きなどをつまみながら楽しそうに食事をしています。お腹が空いたらローカルな雰囲気に飛び込み、プノンペンの夜を満喫してください。
名称:プノンペン・ナイトマーケット (Night Market)
住所:Sisowath Quay, Street 5, Phnom Penh, Cambodia
14.プノンペン中央郵便局
プノンペン市内の官庁施設が密集するエリアに建つ「プノンペン中央郵便局」。周辺は、フランス統治時代に建てられたコロニアル調の建物が並ぶ観光スポットとなっています。プノンペン中央郵便局もその一つで、外壁は塗り直されていますが、重厚な雰囲気は失われず、歴史の重みを感じられます。
郵便局として通常営業しており、建物内で郵送サービスを利用できるので、荷物が増えた際にはここから日本へ送ることも可能です。ポストカードや記念切手も販売されているため、お土産に購入するのも良いですね。
さらに、郵便局周辺には高級レストランが点在しており、豪華な食事を楽しむこともできます。
名称:プノンペン中央郵便局(Phnom Penh Post Office)
住所:100, Phnom Penh, Cambodia
15.トンレバティ寺院/ワットタプローム
「トンレバティ寺院/ワットタプローム」は、プノンペン市内から南へ約35kmに位置する観光名所で、「ミニアンコールワット」とも呼ばれています。
トンレバティ湖のほとりにあるこの寺院は、12世紀にジャヤバルマン7世によって建てられました。バラモン教と仏教が融合していると言われています。部分的に崩れてしまっている箇所もありますが、女官や踊り子を描いたデバター像のレリーフは美しく、石組み技術も見事です。
近くには同時代の寺院「ワットジェイポー」もあるので、併せて観光してみてはいかがでしょうか。プノンペンから少し遠出して、トンレバティ湖上に建つレストランでの食事を楽しむというトンレバティ観光のモデルコースもおすすめです。
名称:トンレバティ寺院/ワットタプローム(Tonle Bati Pagoda/Wat Ta Prohm)Ta Prohm Temple
住所:Tonle Bati, Cambodia
16.ソシーズ・ペッパー・ファーム
かつて「世界最高品質の胡椒」として、フランスをはじめヨーロッパで高く評価されていたカンボジアの胡椒。その中でも、カンポット地方のカンポットペッパーはフルーティーな風味と赤黄色の外見が特徴で、欧米の一流フレンチレストランでも使用されていました。
しかし、1970年代の内戦で農園が壊滅。それでも多くの人々の努力により、徐々に栽培が復活してきました。「ソシーズ・ペッパー・ファーム(Sothy's Pepper Farm)」もその農園のひとつです。
プノンペンから南へ約150km、タイランド湾に面したケップの街に位置するこの農園は、ドイツ出身のオーナーが有機農法で胡椒を栽培し、観光農園として開放しています。観光客はお土産として胡椒を購入できるほか、併設のレストランでその胡椒を贅沢に使った料理を楽しむことも可能。カンボジアの未来を象徴する胡椒の魅力にふれる旅もおすすめです。
名称:ソシーズ・ペッパー・ファーム(Sothy's Pepper Farm)
住所:Pepper Road, Kep 9829, Cambodia
公式・関連サイトURL:https://mykampotpepper.asia/
17.キエン・スバイ
「キエン・スバイ」は、水上に茅葺き屋根のコテージが点在する、プノンペン市民に人気の憩いの場。吹き抜けの家屋を1日貸し切ることができるため、人目を気にせず自由に過ごせます。
プノンペン市内の喧騒とは異なり、周囲は静かでのどか。近くの市場でローカルな食事を買い込んで、水上に吹く心地よい風を感じながらのんびり過ごすのも魅力です。対岸のコテージに移動する際は小船を使うという、ちょっとした冒険も楽しめますよ。
プノンペンから国道1号線を東へ約20km行ったところにあり、観光の疲れを癒したいときにぴったりのスポットです。
名称:キエンスバイ(Kien Svay)
住所:Kien Svay,Cambodia
18.プノン・チソール
「プノン・チソール」は、”アンコールワットまで行けないけれど、アンコール時代の遺跡を観光したい”という方におすすめのスポットです。プノンペンから南へ約50kmの距離にあり、日帰りでも十分に訪れることができます。
アンコールワットの遺跡群よりも約半世紀前に建てられたプノン・チソールは、ヒンドゥー教のシヴァ神とヴィシュヌ神を祀った寺院。約300段の石段を登ると、地平線まで広がる絶景を楽しめます!プノンペン近郊の隠れた観光名所、プノン・チソールにぜひ訪れてみてください。
名称:プノン・チソール(Phnom Chisor)
住所:Off Highway 2,Prasat Neang Khmau, Takeo Province, Phnom Penh, Cambodia
19.ウドンの仏塔
1618年から1866年の約250年間、カンボジアの首都として長く繁栄していた都市、ウドン(Oudong)。プノンペンの北西約40kmに位置し、プノンペンから日帰りできる人気の観光スポットです。
歴代の王たちによって、100を超える寺院が建設されました。なかでも、丘の上に建つ4基の仏塔はひときわ存在感を放っています。マンステップと呼ばれる北側の階段、レディステップと呼ばれる正面入り口のある階段どちらからでも登ることが可能で、一番標高が高い北側の丘からはどこまでも続く平野を見渡せます。
仏塔や黄金の仏像を鑑賞しながらのトレッキングは、端から端まで約2時間。プノンペンからちょっと足を伸ばしたところにあるおすすめの観光スポットです。
名称:ウドンの仏塔(Royal Tombs of Oudong)
住所:Oudong, Cambodia
20.キリロム国立公園
プノンペン市民が家族で避暑に訪れる場所として人気のキリロム国立公園は、1950年代にカンボジア初の国立公園に制定されました。渓流で水遊びをしたり、伝統的な仏教寺院を見学したりと、人それぞれの観光旅行を楽しめます。
最大の観光スポットは、落差40mのチョンボック滝。滝まで牛車移動を体験できるアクティビティも人気です。公園内には鹿やジャコウネコ、テナガザル、象などいろんな動物たちも生息していますよ。
キリロム国立公園は標高600mの高地にあるため、カンボジアでは珍しく朝晩が冷える地域です。訪れる際は防寒対策を忘れないで下さいね。「幸せの山」とシソバスモニバン王が名づけたキリロム国立公園を思いっきり満喫しましょう!
公園内にある日本人経営の「Vキリロム パイン リゾート」は、スイートルームやラグジュアリー テント、コテージ、バンガローなど観光目的に応じた宿泊施設が用意されています。バーベキューも楽しめるので、ぜひご利用ください。
名称:キリロム国立公園(Kirirom National Park)
住所:Kampong Speu, Cambodia
21.タマウ動物園(プノンタマオ野生動物救護センター)
プノンペン市内から南へおよそ45kmのところに位置する「タマウ動物園(プノンタマオ野生動物救護センター)」は、動物の自然に近い生態を見られると地元の人にも観光客にも人気のスポットです。
園内は広大な敷地のため、車やバイクで移動するというサファリパークスタイル。1つ1つの檻の敷地が広いため、のびのびと暮らす動物を見ることができます。ゾウやトラ、ライオン、ヒョウ、クマ、カワウソなどバラエティに富む動物たちが生息していて、中にはエサやりができる動物もいますよ。
アットホームな雰囲気漂うタマウ動物園。プノンペン観光の1スポットに加えてみてはいかがでしょうか?
名称:タマウ動物園/プノンタマオ野生動物救護センター(Phnom Tamao Wildlife Rescue Centre)
住所:National Road 2,Takmao Province, Phnom Penh, Cambodia
公式・関連サイトURL:https://www.wildlifealliance.org/wildlife-phnom-tamao/
22.ダッチ島
”切り離された島"という意味の「ダッチ島」は、メコン川の中州。絹織物が盛んで、通称「シルクアイランド」と呼ばれています。
民家の軒下で機織りをする様子を見学できるほか、その場で機織り体験をさせてくれる民家もあります。もちろん絹織物を購入することも可能。観光開発があまり進んでない地域なので、現地の人のありのままののどかな暮らしや風景を垣間見ることができますよ。
プノンペンの港からボートの乗り、情緒あふれる風景を見ながらおよそ1時間。プノンペン市内から日帰り観光もできるスポットです。
名称:ダッチ島(Koh Dach)
住所:Koh Dach, Phnom Penh, Cambodia
23.ワット・ランカ(ランカー寺)
プノンペン市内の独立記念塔のすぐ近くにありながら、静寂な空気が漂う「ワット・ランカ(ランカー寺)」。プノンペンにある寺院の中でも歴史が古く、重要な仏教行事のある日には高僧の説法を聴くために大勢の人が集まる由緒正しきお寺として位置づけられています。
観光客向けのお寺というよりは、僧侶が修行をする場、プノンペンの地元民の信仰の場、という役割を担っています。
そんなワット・ランカですが、夕方には定期的に瞑想のセッションが開催されています。繁華街に隣接し、観光客も参加することができるので、観光プランにぜひ組み込んでみてください。
名称:ワット・ランカ/ランカー寺(Wat Langka)
住所:Sihanouk Boulevard, Phnom Penh, Cambodia
◎プノンペンのおすすめ観光スポットまとめ
以上、プノンペンの魅力溢れるおすすめ観光スポットを一挙に23か所紹介しました。日本からの直行便が就航するなどより身近な存在となってきたプノンペン。歴史的な寺院から大きな感動を得たり、クメールルージュの歴史を回って深い学びを得たりと有意義な観光になるはずです。
ぜひ、次回の休暇はそんなプノンペンを観光しに行きましょう!