ダイバーが夢見るカリブの宝石、ベリーズの世界遺産バリア・リーフ保護区

画像出典:Tami Freed/Shutterstock

ダイバーが夢見るカリブの宝石、ベリーズの世界遺産バリア・リーフ保護区

世界中のダイバーが憧れる、南米カリブ海に面したベリーズの世界遺産バリア・リーフ保護区。その透き通るような透明度の高い海ではマンタやジンベイザメ、マナティ、ウミガメなどの「大物」に出逢える確率が高い魅力的な場所。そしてサンゴ礁にぽっかりとあいた巨大なグレートブルーホールは、写真や映像で一度は見たことがあるのではないのでしょうか?その神秘なホールは「カリブの宝石」とも呼ばれ、世界中から多くのダイバーが訪れます。そんなベリーズの唯一無二の世界遺産、バリア・リーフ保護区を紹介します。

目次

ダイバーが夢見るカリブの宝石、ベリーズの世界遺産バリア・リーフ保護区

ベリーズのバリア・リーフ保護区とは

ユカタン半島の付け根、カリブ海に面する小国ベリーズ。 この国は1981年にイギリスから独立した新しい国です。このベリーズの海岸線から約20kmの沖合いに広がるバリア・リーフ保護区は、オーストラリアのグレートバリアリーフに次いで世界第2の規模を誇る広大なサンゴ礁。1996年にユネスコの世界自然遺産に登録されています。

ベリーズのバリア・リーフ保護区には珊瑚礁でできた小島が150以上あります。その中でも、直径313mある大きな穴ブルーホールは、世界中のダイバーが憧れるダイビングスポット。ターコイズブルーに輝くベリーズのバリア・リーフ保護区は透明度が50m以上もあり、500種以上の魚類が生息していると言われているのです。そして世界中のダイバーが集まる世界遺産のベリーズのバリア・リーフ保護区は、ダイバー憧れの聖地にもなっているんですよ。

おすすめスポット① : グレートブルーホール

出典: www.istockphoto.com

この世界遺産にあるグレートブルーホールは、ベリーズの限りなく青いカリブの海にぽっかりとあいた穴。直径は約300m以上あり、深さは約125mにもなります。海の中の壁には長い年月を経て出来た鍾乳洞が連なっていて、とても神秘的でダイナミックなんですよ。

ベリーズのグレートブルーホールは「地球上の最も驚くべき場所10選」のひとつに選ばれ、世界中のダイバーが1度は潜ってみたい場所と言うほど有名なダイビングスポット。この世界遺産は「海の怪物の寝床」との異名をもち、その淵をのぞくとなるほど本当に魔物が潜んでいるような怖ささえ感じます。この穴は鍾乳洞の陥没によって形成され、潜ると鍾乳石を見ることができます。しかし深さの感覚が分からなくなるほどの透明度なので、きちんとガイドの指示に従ってくださいね。

おすすめスポット② : ダイビングスポット

出典: Jason Kautz

世界遺産であるベリーズのバリア・リーフ保護区はグレートブルーホールがあまりにも有名ですが、もちろんダイビングにも最高の場所。ベリーズの近海には小さな島が点在していて、そこに広がるサンゴ礁で極上のダイビングが楽しめるのです。

マンタや数百匹のスティングレイ、ナースシャーク、さらに3~6月にはジンベイザメも現れ、ダイバーなら一度は出逢いたい「レアな大物」が目白押し。絶滅危惧種であるマナティに出会えることもあるんですよ!サンゴ礁も見事でブラック珊瑚、ブレインコーラル、うみうちわなど65種類ものサンゴが色鮮やかに連なっています。バリア・リーフ保護区は撮影スポットとしても人気で、プロのカメラマンも多く訪れています。

ベリーズのバリア・リーフ保護区の注意事項

ベリーズのバリア・リーフ保護区は通年ダイビングが楽しめます。ただし9-11月はハリケーンの季節のため避けたほうが無難。10-2月は風が強いことが多いそうです。ベストシーズンは乾期の4~5月となっていますよ。

◎まとめ

ベリーズには世界遺産のバリア・リーフ保護区以外にも、熱帯雨林に生息する生き物を見学するツアーやベリーズに点在するマヤ遺跡の見学ツアーなどがあります。ダイビングとともに、これらの観光もぜひお楽しみください。ベリーズ最大の都市であるベリーズシティーはリゾート地になっていて、大型のホテルやコンドミニアムなど様々な宿泊施設が揃っており、快適に過ごすことができますよ。

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