大学都市シャンペーンの魅力に触れる、外せない観光スポット7選

画像出典:Illinifan2003 (CC BY-SA 3.0)

大学都市シャンペーンの魅力に触れる、外せない観光スポット7選

アメリカのイリノイ州にあるシャンペーン。隣接するアーバナ市との間にまたがってイリノイ大学のキャンパスが広がる大学都市として知られ、大学都市ならではのスポットがいくつもあります。州内最大の都市であるシカゴからもアクセスしやすく、工業都市とはまた違った雰囲気を感じられる街になっています。アメリカ中西部を旅行するなら、シャンペーンにも立ち寄ってみてはいかがでしょう。アメリカ中西部の様々な表情を見られる旅に、きっとできるはずですよ。

そんな大学都市・シャンペーンの魅力に触れられる観光スポットを紹介します!

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大学都市シャンペーンの魅力に触れる、外せない観光スポット7選

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1.ヴァージニアシアター

出典: Shayan (USA) (CC BY 2.0)

1921年に建てられ、当初は劇場として利用されていましたが、現在は映画館として利用されていて歴史と風格を感じさせるシアターです。娯楽と文化の発信の中心として、市民から長く愛されてきました。外観・内装ともルネサンス調に仕上げられており、シャンペーンの人々だけでなく観光客も訪れます。

今でこそ映画館ですが、かつて劇場だったころの面影を探すのも、ヴァージニアシアターを観光する楽しみの1つです。シアターの内装はもちろんですが、パイプオルガンのある映画館なんて珍しいですよね!

また、毎年4月にはロジャー・イーバート映画祭が開かれ、貴重なフィルムを含む多くの映画が上映されます。この映画祭をスタートさせた映画評論家ロジャー・イーバートのブロンズ像がシアター入口そばのベンチに腰掛けており、観光客にはちょっとした撮影スポットになっています。

2.イリノイ大学

出典: Raymond Cunningham (CC BY 2.0)

アメリカでも屈指の上位校であるイリノイ大学のアーバナ・シャンペーンキャンパスが、シャンペーン市、アーバナ市、両市にまたがって広がっています。スポーツの強豪としても知られ、ノーベル賞受賞者も数多く輩出しているイリノイ大学は、学府でありながら観光スポットとしても知られているんです。アメフトでは特に強豪として知られており、かつて在籍していた有名選手の輝かしい活躍を展示するスペースもあるほど。また、キャンパス内にはノーベル賞受賞者を称える記念碑も建てられていますよ。

キャンパス内の建物はどれも褐色のレンガ造りになっているため、統一感のある風景は雰囲気の良い写真が撮れると観光客からも評判。イリノイ大学に観光に行くなら、カメラは忘れずに持って行きたいですね。

3.シャンペーン公共図書館

出典: Daniel X. O'Neil (CC BY 2.0)

近代的な外観が目を引く「シャンペーン公共図書館」。イリノイ大学のアーバナ・シャンペーン校からもほど近く、学生の利用も多いです。図書館と言うと観光のイメージとは結びつきにくいかもしれませんが、シャンペーン公共図書館は芸術的で開放感のある造りがすばらしく、観光で訪れても楽しめます。自然光が降り注ぐ明るい館内にいるとついついくつろいでしまいそう。他にも、会議室や映画の貸し出しなど、幅広いサービスでシャンペーン市民から親しまれています。

館内にはカフェも併設されているため、ちょっとした休憩スポットとしても便利です。イリノイ大学が近いため、大学構内を観光した後にカフェで一息、なんていうプランもいいですよね。

夜になるとぼんやりとライトアップされ、昼間とはまた違う雰囲気に。入り口前の巨大な「PUBLIC LIBRARY」のロゴがライトアップされている様子がおしゃれだと評判です。

4.State Farm Center

シャンペーンのミッドタウンから南に下ると、巨大な二枚貝のようなドームが見えてきます。シャンペーンを観光するなら、ここは外せません。State Farm Centerは、バスケットボールをはじめとするスポーツの試合やミュージシャンのコンサートなどで連日にぎわう、シャンペーンのスポーツと娯楽の中心的なスポットです。コンサートの時など、最大で17,200人(2016年12月時点)を収容することができます。

State Farm Centerはイリノイ大学アーベナ・シャンペーン校の所有であり、同校のバスケットボールチームなどがよく試合を行っています。観光に訪れるなら、できれば事前にバスケットのゲームなどが行われていないか、チェックしておくと良いでしょう。大学生のチームとはいえ、その熱気は本物ですから、ぜひ肌で感じてみてください。

5.メモリアルスタジアム

出典: John Morgan (CC BY 2.0)

イリノイ大学アーベナ・シャンペーン校のスポーツチーム「Illinoi`s Fightning Illini」のメモリアルスタジアムが、同校キャンパスの南東、State Farm Centerの隣に建っています。6万人を収容する、シャンペーン市内でも屈指の巨大な建築物です。フットボールの試合が行われる日にはシャンペーン市外からも大勢の観客がつめかけ、スタジアム内には熱気が充満。もし観光に訪れるタイミングで試合があるなら、チケットを手配しておき、観戦してみてはいかがでしょうか。繰り広げられるパワフルなプレーと、会場の熱気を実際に感じてみるのも、面白い観光体験になるはずです。

スタジアムの外には、かつてイリノイ大学でフットボールをプレーしていたレッド・グレンジの栄光を称える銅像も。スタジアムに観光に行くなら、ここもチェックしておきたいところですね。

6.アルトヴィンヤーズワイナリー

ワインの産地としても有名なイリノイ州。シャンペーンにも、地元のワイナリーがあります。シャンペーン観光のおみやげに、地元のワインを選んでみてはいかがでしょう。アルトヴィンヤーズは、イリノイ州産のワインの中でも何度も受賞した経歴のある地元でも知られたワイナリーでイリノイのお土産として選ぶ観光客も多いようです。

普段は午後6時でクローズとなってしまいますが、時折、その後にイベントが開かれていることも。運よくイベントが開かれていれば、音楽とワインを心ゆくまで楽しむことができるでしょう。

ロケーションとしても、シャンペーンの中心部から北東に進むことになり、都会らしいにぎやかさが遠ざかり、豊かな自然が広がるエリアになります。都会なだけではないシャンペーンを観光するのにも、アルトヴィンヤーズワイナリーはうってつけといえます。

7.コーフマン・レイク

大学都市としてのシャンペーンを観光したら、シャンペーンののどかな一面も体験してみてはいかがでしょう。コーフマン・レイクは、周辺をコーフマン・パークとして整備されている湖で、フィッシングや、カヌーやカヤック体験を楽しめるスポットです。自然と触れ合えるスポットはシャンペーンでは少し珍しいので、イリノイ大学のキャンパス周辺を観光するのに飽きたら、ここでゆったりと時間を過ごしてみるのも良いですよ。

ただし釣りを楽しむには、イリノイ州のフィッシングライセンスが必要です。観光客も例外ではなく、アメリカで釣りをする全ての人はライセンスの購入を求められます。釣具店などでライセンスを購入して、コーフマン・レイクのマナーを守ってフィッシングを楽しみましょう。

◎まとめ

イリノイ大学は産業・学問いずれの面から見てもシャンペーンの中心にあたります。そんなイリノイ大学を中心とした大学都市シャンペーンには、大学都市ならではのレジャーや観光スポットがあります。シャンペーンに訪れれば、アメリカの大学と日本の大学で街への根付き方も全く異なることに気付くはずです。また、シャンペーンには今回紹介しきれなかったスポットもありますので、大学キャンパス近隣を散策して見るだけでも面白い発見があるかもしれませんよ。

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